Miaou:猫と一緒にフランス語

長い道のりを猫と共に行きつ戻りつ

以心伝心って言うか、なんて言うか

2008-10-29 22:10:05 | おっ、と思ったこと
ずっと、ご無沙汰してしまっていた友達から電話をもらいました。
つい2~3日前に、「ずっと電話もメールもしてないなぁ」と思っていたところに電話もらって、「ひょっとして気持ち通じた?」と思わないでもないのです。

日仏学院で知り合って、おうちに泊めてもらったこともあり、フランスにも一緒に行ったし、単発の料理クラスにも一緒に参加しました。美術館にも行ったし、フランス関連のお芝居や映画にも行きました。

おっとりしてる面もあるけれど、芯がしっかりしていて、ユーモアのセンスもあってステキな女性。

人間の一生のうちに、一体何人の人と知り合えるのか、また知り合えたとしてもどのぐらいの深さでお付き合いできるのかは分からないものです。
知り合えてよかったなぁ、と思える人。いつの間にかフェイドアウトしてしまう人、いろいろです。
今のところ、「知り合わなければよかった」と思う相手がいないということは幸せなことです。

私自身も、誰か他の人にとって、知り合えてよかったと思ってもらえるか、いつの間にか消えてしまう人間か、あんな人にあわなければ・・・と思われるか、いろいろでしょう。

でも、少なくともニュートラルよりはプラスの方向に少しでも振れている関係を築けている人とは、消極的にならずに、能動的にコンタクトを取っていくのがよいのね、と思った今晩の出来事でした。


写真の2匹、彼らは「知り合えたこと、悪くはないよね」と思っていると、私は思っています。同い年、同じ性別、同じ飼い主と12年間暮らしてきた、いわば同士です。
いつまでも2匹並んで元気でいて欲しいです。





案ずるより産むが易し

2008-10-26 21:10:05 | ねこねこ
5年ぐらい前に買ったバッグ。

フランス語レッスンに行く前に立ち寄ったお店で見つけた。
エルメスそっくりの猫がプリントされている。
っていうか、黒猫だったら、殆どがエルメス似だけど(笑)
買おうかどうか、大いに迷い、
「ちょっと考える」と言い残しお店を出、フランス語レッスン中も考えて
結局またお店に戻って買った、エルメスバッグ。
(注:エルメスのバッグではありませんよ、もちろん、うちのエルメスに似た猫がプリントされているバッグってことで、どうぞよろしく)

お店の人が「洗濯はできません」と言うので、そのいいつけを守り、薄汚い状態を通り越しても、じっと我慢のコで持っていたけれど、ついにその掟を破らなければならない事態が発生。

オシッコテロだ。
犯行声明は出てはいないけれど、最近の様子から判断すると、犯人は単独で身体の特徴は色白小太り。

大きめの洗面器にぬるま湯を張り、色物もOKの漂白剤投入、そして漬け込むこと20分ほど。水溶液はみるみる茶色っぽく(汗)
その後、エ○ールでそーっと洗って、一部汚れの目立つ部分は古い歯ブラシで擦り洗い、ぬるま湯でゆすぎ、30秒脱水、そして、中にバスタオルを詰めて陰干し。

そうしたら、なんとキレイになったこと。
もちろん、新品にはなるわけもなく。
でも、一皮むけて明るくなった。
ダメモトでやってみたけど、結果オーライ。

物は大事に使いたいよね。


ねこだらけ

2008-10-19 16:37:32 | ねこねこ

朝起きるとまず窓を開ける。
でも、だんだんとそれが辛い季節になってきた。
もちろん「辛い季節」になっても一応は開けるのだ、窓を。
そして、窓を開けるのが辛い季節は、外の猫にとっても厳しい季節ということになる。

去年は遠赤外線ヒーターを買った。
でも、やはり石油ファンヒーターの暖かさにはかなわない。
その分を補おうと遠赤外線ヒーターとエアコンの暖房の両方を使ったら
東京電力から、それこそ"Ce sont des yeux de la tête"
目ん玉飛び出る額の請求書が来た(少々大げさですよ、ハイ)

というわけで、今年は石油ファンヒーター暖房に戻すぞ。
中の猫もそのほうがいいのだ、きっと。


銀木犀

2008-10-13 22:46:52 | おっ、と思ったこと
うちには銀木犀の木がある。
昨日まで、この木が銀木犀であるとは知らなかった。
というか、銀木犀の存在自体を知らなかった。

今、金木犀の香りがそこかしこでする。
お散歩してて、香りに気づき、周りを見回すと必ずオレンジ色の小さい花をたくさんつけた金木犀の木を見つけることができる。

でも、うちのは銀なのだ。
ずっと思っていた「ひょっとしてこれは金木犀?でも、お手入れしてないから、花の色も薄いし香りも弱いんだ」と。

日曜日、銀木犀も存在するということをある人から聞いた。
でも銅木犀はないそうだ。

iPod復活

2008-10-13 21:37:48 | 2キロ減らそう
どうしてこの記事が「2キロ減らそう」のカテゴリーに入るのか!?
それは、iPodがウォーキングの友だからです。
10月13日体育の日晴れの午前中、1時間半ほどお散歩。

Stingの「Song from the Labyrinth」をiPodに入れて歩きながら聴いた。
秋の日差しにリュートの音色の何て合うこと!!!

しかし、CDをiPodに入れるなんて何ヶ月ぶり!?ってことで、やりかた分からなくなった。
私はアップルの製品を使うのはiPodが初めてだったけれど、このiPod、取説がないのだ。取説はiPodのサイトからPDFファイルでダウンロードするらしい。
そこまでしたくないので、「ヘルプ」をちょいちょいと見ながら、とりあえずiPodへのCDの移行完了

そして、携帯、iPod、歩数計を持って出発。
途中公園で一休み。
トータル7706歩。
でも、お昼の後昼寝した

ノーベル文学賞

2008-10-11 00:11:49 | フランス語
今日はフランス語のプライベートレッスンの日。
毎回、時事ネタ生活ネタでなんとなく会話しているわたしと先生。
で、今回はノーベル賞。
なんたって、日本国籍と元日本国籍の先生方4人の方が受賞すれば、一応話題に上るもの自然といえば自然。

毎回レッスンに向かう電車の中でレッスンをシュミレーションする。
何を話すか、なんとなく準備するわけ。
で、今回は株式市場の暴落のことにチラリと触れて、その後は「パスカルのお母さんの飼い主さんがわたしのブログにコメントくれました♪」という得意の猫話題に持ち込もうと思っていたら、ノーベル賞ですよ。(汗)
Le Prix de Nobel.

一応、ネットでノーベル文学賞を受賞されたジャン・マリ・ギュスターブ・ル・クレジオ氏のニュースを読んでおいてよかった・・・。
長い名前だ・・・

付け焼刃の知識ですが、JMGル・クレジオ氏は「今のヨーロッパの発展は植民地からの恩恵によるところが多い」というのが持論なのです。

イギリス・フランス・スペイン・ポルトガル・ベルギー・オランダなど植民地を持っていた国の人々は、植民地支配されていた国の人々に対してどのような”基本的”感情をもっているのか、私にはわかりません。

(ベルギーがチョコレートで有名なのは、カカオの原産地である、ガーナを植民地として持っていたから。
しかし、フランス語の先生によると、ベルギーは植民地から搾り取るだけ搾り取り、なにも与えなかった、とのこと)

支配していた国の人々は、支配されていた国の人々に対してどのような感覚を持っているのか。優越感などは今現在はもう持っていないのか。持っていないようで、心底では何かやっぱり残っているのか・・・。

日本だって、日韓併合とか言って、韓国を植民地化しようとした歴史がある。
韓国のお年寄りは日本語が話せる。日本のお年寄り(戦前戦中経験者)は「昔の地図を見ると朝鮮半島だって日本と同じ赤に塗られていた」と言う。
そいうい歴史があるけれど、わたしにとって韓国は「外国」なのだ。

しかしヨーロッパの旧宗主国の人々はアフリカや東南アジアの国々に対して、どの程度「外国」という認識を、今持っているのかな・・・。

さて、ミーハーな私は、アマゾンでJMGル・クレジオ氏の「アフリカのひと・父の肖像」を注文。

ナイロビの蜂」以来の、アフリカもの。





また観てしまった「ゆれる」

2008-10-09 23:47:28 | 映画
今日は本当は、テレビドラマ「風のガーデン」を見る予定だった。
しかし21時から衛星放送で「ゆれる」を放送するということで、21時ちょい過ぎからテレビの前にシラクと正座。




これは2年前に映画館で観た。
2006年9月9日にもブログで書いている。
そして今回もググッと引き込まれた。
敵対しながら反発しあいながらも、血で繋がる人と人。
理性では語りつくせないものが、血で繋がった人間関係の中には存在してる。
この映画ぐらいから「日本映画っていいな」と思い始めた。

ああ、これ、フランス語字幕つきでDVD出ないかなぁ・・・。
そうしたら、フランスのお友達にも超オススメしたい映画なのだ。

で、「風のガーデン」はビデオ録画。まだ観てない。


Noir et Blanc (黒と白)

2008-10-07 21:31:37 | ねこねこ
別に、手打ちが成立したわけではなく、なんとなく行きがかり上って感じで(汗)縁側に同居している黒と白。
2匹でじっとしている、と言うよりは、両猫とも動くに動けない・・・と言ったほうが正しいかもしれません。

が!以前はこんなことなかったもんなぁ・・・。

エルメスも辛抱強くなったというか、諦め始めたというか・・・。
まだ和解には程遠い2匹ですが。

一時はシラクを里子に出そうと考え、ままにゃんさん(このブログのブックマークにも載せさせていただいています)のご紹介で本当に理解も経験も包容力もある方にめぐり合うことができました。
インターネットの里親探しサイトさんにもお世話になり、数件の問い合わせも頂きました。

まだまだシラクに我慢させることが多いですが、エルメスだって「ボクだって我慢してるさ」と言いたいだろうし、パスカルだって穏やかな猫生の後半を煩わされているところもあるでしょう。

一生にどれだけの人と知り合うことができるかわかりませんが、人ばかりでなく、心を通わせることのできる動物との出会いも貴重です。
その意味では、この3匹はやはりわたしにとっては特別な猫。
この先も「特別な猫」が増えていく予感はありありですけどね(笑)


エコロジーな暖房

2008-10-02 23:21:32 | ねこねこ
この立派な胴体をご覧ください。
最近また大きくなったっていうか、冬に備え始めたというか・・・。
わが母親曰く「パスちゃん、また背中大きくなったね」

体重何キロ?
わたしは決してデブ猫におまえをするつもりはないのだよ。
完全室内飼いだけれど、そこそこ動いているよね。
やっぱり、いつもカリカリをお皿に入れておいておくのがいけないのかな?

パスカルと一緒に寝ると本当に暖かいです。
大柄なので抱き応えもあるのです。

化石燃料を使用しない、エコな暖房です。

(でも、その代わり、CO2を出しながら車に乗ってフード買いに行くけどね

10月の縁側

2008-10-02 22:47:38 | 白猫シラク
10月の晴れの日、猫たちは縁側で思い思いに過ごします。
シラクもこの通り。
シラクの白い体に映っている影は軒先に干した洗濯物の影です。

シラク、よくよく見てみると右耳の先っちょがちょっと切れてます。
犬歯も片方欠けてます。
家猫になるまでにどんな体験してきたのかはわからないけれど、家猫になった以上「あなたのことはわたしが一生全力でお守りします」と皇太子みたいな台詞も心の中でつぶやいたりしなくもありません。

ああ、もう縁側が心地よい季節ですねぇ。