Miaou:猫と一緒にフランス語

長い道のりを猫と共に行きつ戻りつ

主演女優賞

2008-02-27 01:23:07 | 映画
はい。
皆様もとっくにご存じのこととは思いますが、フランス人女優がフランス映画での演技でアカデミー賞主演女優賞をとりました。

彼女の受賞スピーチはコチラで♪cliques cliques ♪


 でかした!マリオン・コティヤール!! Bravo!Marion Cotillard!! 
昨日午後9時からのWowWowでの授賞式放送を猫と観つつ、なぜか涙していた私。

今朝のラジオ番組では「主演女優は意外な人が獲りましたね」なんて言ってたけど失礼な 
私は最初から彼女しかいないと思っておりました。
理由は、他の候補者のインパクトがなかったから。
唯一、万が一と思ったのは「エリザエベス・ゴールデンエイジ」で主演したケイト・ブランシェット。しかし、蓋を開けてみればそれは杞憂におわりました。

彼女、受賞のスピーチではがんばって英語でしゃべっていましたね。
これからハリウッドからのオファーもわんさかくるでしょう。

私が彼女のことを良いと思い始めたのは(偉そうですね )映画「ロング・エンゲイジメント」での演技でした。
殺された夫の復讐をする妻の役柄。大きな瞳からポロリと がこぼれたその瞬間がとても印象的だったのでした。

私は、自分が華奢とは真逆のタイプなので、華奢な女優さんにひかれるのです。
たとえば、ベルギーの女優さんセシル・ドゥ・フランスとかね。

さて、女優と言えば、いつも思うのです。
アカデミー賞の授賞式の中継を見るたびに。

助演女優賞、主演女優賞とノミネートされた女優さんを紹介するとき、彼女たちの出演した作品の一部が放送されます。
その作品の中で彼女たちは、政治的迫害に遭い家族と引き離される母、神経に病気を持つ娘、社会的には許されない職業を選ぶ女性などさまざまな役柄を演じ、厳しい険しい迫真の演技をしています。
作品の紹介が終わり、授賞式の席に座っている、素の(正確にいえば、決して”素”ではないけれど)ご本人のアップが映し出されます。
自分の演技を観て、ほほ笑む人、演技のあまりの迫力に驚いたふりをする人、いろいろです。
しかし、この瞬間に思うのは「女優ってすごい」ということ。
なぜって、映画の中とはまるで本当に別人。

「当たり前のことを言ってもらっちゃ困るよ、こっちは女優だよ」という声が、はい、はっきり、くっきり聞こえてまいります。

もちろん、授賞式に出席しているその瞬間も女優という役柄を演じているのでしょうけれど。

彼女たちの”根性”の1万分の1でも私にあったら・・・と思うのでした。


「エディットピアフ・愛の賛歌」をご覧になっていらっしゃらない皆様、日本版DVDも発売になり、レンタルも開始されるでしょう。
ぜひご覧ください。
そして、マリオン・コティヤールのど根性の演技をご堪能ください。






エルメス、二進一退

2008-02-25 00:09:38 | ねこねこ
2月5日のシラクとの真剣バトルにより、左耳の根元が化膿し、右後ろ足が調子悪そうだったエルメスですが、耳の傷は塞がってきました。一安心。

右後ろ足の具合ですが、まだ100%ではないようです。
50センチほどの高さを上がるのに「ウゥ~~~(いてててて・・・)」と唸っているかと思えば、100センチほどの高さに、気がつけば上がっていることもあったりして。

獣医さんで処方された飲み薬(錠剤)はスプーンの背で潰して、かつお節に混ぜてなんとか体内に摂取してくれています。
かつお節を食べるのはエルメスだけなので・・・。

日柄ものなのか。

まだまだ経過観察が必要ですが、後退はしていないみたい。

シラクとの「手打ち」はまだまだ先の雰囲気ですが、だましだましやってます。


一瞬の喜び!?

2008-02-19 22:28:07 | ねこねこ


今日の夕方の状態。

シラクはいつもどおり、パソコンの上の幅10センチぐらいのところに寝ていた。
万が一、猫のアンモニアテロに備えて、紙袋被せて、更にバスタオルで覆ってあるので実際には15センチぐらいのスペースにはなっているかな。
とにかく、シラクはよくここにいる。
シラクが来る前はエルメスの場所だった、そう言えば・・・
きっと、こういうこともエルメスには気に食わないのかもしれないなぁ。

机の上に直接跳び上がれないエルメスは、椅子に乗ってそれから机の上に乗ってきた。
普通ならそこにシラクの姿を見つければ、唸り声を絞り出して威嚇が始まるのだが、今日はどういうわけかこうなった。
肌触りのよいショールが置いてあったからかな?

とにかくこの状態で夕方過ぎまで約2時間このまんま。

ひょっとして氷解か!?案ずるより生むが易しだったの?
夕べ、エルメスに「エルメスが一番かわいいよ」と語りかけながらたくさんなでてあげたのが効いたのか?と思った。


でもやっぱり甘かった。
夜になって威嚇再開。
今回はシラクも「やるか!?受けて立ってもいいんだぜ」と言うバトル再燃 の雰囲気だったので、急いで母のところへシラクを預ける。

どうも、夜の方が威嚇することが多いような。

ネットでいろいろ調べたら、やはり雄同士は難しいケースが多いとか・・・。

昼間、仕事先で話たら「最後に来た猫には遠慮させないとうまくいかないみたいよ」とのここと。
シラクは元外猫だったところ、去年の夏のある夜におなかに怪我をして戻って来た。それから獣医さんに連れて行き、家に戻ってきてからもシラクのことを心配しながら過ごしてきた。
それがきっと、エルメスには気に食わない、というか寂しかったのかも。

う~~ん、夜になると「このままでいいの?」という気持ちがまたムクムクと沸き上がる。
夕べは、テンくんの里親さん探しのときにお世話になったサイトを見に行った。
成猫ももらわれているのかどうかを確かめたくて。

エルメスとシラクのことばかり心配していると、パスカルもかわいそうになってきたりして。(汗)

飼い主が心配しすぎていると、それがきっと猫たちにも伝わるのかもしれない。

悲観的?

2008-02-18 22:29:14 | ねこねこ

エルメスの調子がいいのか悪いのかわからない。
食べるし出すし、その点はそれほど心配していないけれど
どうも、垂直方向の移動があまりよくできない。
水平方向は以前と変わりなく、駆け足もできるし、
柱に向かって後ろ脚だけで立ち、前脚でバリバリできる(汗)
もちろん、床においてあるダンボールの爪とぎも普通にやってるし
30センチぐらいの高さなら上がれるけれど
以前のように、テレビの上にヒョイっと乗ったり、
窓際に置いてある机にも乗って、そこからカーテンレールの上に
飛び上がることもしなくなった。
助走をつけて障子の桟を梯子代わりにして駆け上がることもしない。
老化現象なのかな?

シラクの存在もあって、このごろすごく気難しくなったエルメス。
以前はニャァ・・・と子猫のようなかわいい鳴き声だったのに
このごろは唸り声しか聞いていないような気がする。
「もう、お前が目の前をウロウロしているだけで
嫌なんだよ。どっか行ってくれよ」とシラクに訴えているように聞こえる。
きっと、毎日イライラしているんだろうなぁ。

シラクの方も、エルメスにはビクビクしている感じ。
行こうとする先にエルメスが居たりすると歩みが止まる。
かと思うと、わざわざエルメスに近づいていき、また唸られる。

やっぱり、シラクに新しい家族を見つけてあげなくてはいけないのだろうか?
いや、時間が解決してくれるのか・・・

いつも行ったりきたりの考え。



そろそろ春になれ!

2008-02-18 16:37:09 | 白猫シラク
いいお天気続き。
海沿いの道路を走っていると、あまりの天気のよさに思わず遠くをじっと見入ってしまう。事故したら大変だ。

昼間の縁側、こういうシーンを見ると、猫を飼うことの幸せをつくずく感じる。
バトルだ、脱走だ、獣医さんに急行だ、といろいろあるけれど、そんなこと吹っ飛びそうになる(しかし、吹っ飛んだわけではない・・・・!)

白いシラクがピンクのショールをかけてお昼寝。
もっともシラクが自分でかけてわけじゃないけどね。
春の配色だ。

今日は、デジカメ画像を絵画風にするソフトを試してみた。

もとの画像はこちら。



ご難続きのエルメス

2008-02-14 16:45:50 | ねこねこ

いや~~~今日はびっくりした。 

エルメスです。
左耳の根元がぷっくり膨らんでいる。
ほおずきのように膨らんでいる。

今朝の9時まで、まったく気付かなかったよ。

速攻、エルメスをキャリーバッグに入れ、車に積んで獣医さんへ。

先週のシラクとのバトルのときに、爪でガキッと引っかかれたところが
化膿したのだ。
膿を出そうと強く押したら、膿と血液が出てきた。
抗生物質を含んだ液体で洗浄してきれいにしたら、傷口が直径5ミリぐらいの穴になっていた。
(ちょっと、リアルに書きすぎていたら、すいません)

「こりゃ、閉じないとだめだね」ということになり、局所麻酔で2針ちくちく。

縫いだす前に先生が「こういうの見てられる・・・・ね、大丈夫そうだね」と私に向かって。
「はい、先日、腹部大動脈瘤破裂の手術スライドを見たばかりですから」と、こんなとこで威張ってどうする??? 

とにかくエルメスはおとなしい。
じっとというか、ぢ~~~っとしていると書いたほうがしっくりくるほど、診察台におなかをペタンとつけて、固まっている。
暴れないし、鳴かない、威嚇するなんて全くない。 
されるがままだ。

飼い主としてはせめてもの救い。

2針縫って、抗生物質の注射をしてもらい、軟膏を出してもらって、帰ってきた。

後ろ脚でカイカイっとできる場所が傷口。
エリザベスカラーをすることも考えたけれど、嫌がる猫がほとんどで、なんとかして自分で取ってしまうのだそう。
様子を見ることになった。
結局、掻いて、傷口が開いたら、また縫うだけの話だね(トホホ・・・)


右足がヘンみたい

2008-02-12 16:14:00 | ねこねこ
エルメスが。
高いところに飛び上がれなくなった。
70~80センチのところへ。

「跳ぼうかな?跳べるかな?やっぱムリそう、やめとこう 」
と後ろ足2本でたち、背伸びをしながら机の上のほうを見ようとしながら
そう考えているようだ。

獣医さんに連れて行った。
「キャリーバッグから出すとき、右後ろ足を丸めて、床に着けるのを嫌がっているような雰囲気もあるね」、と先生も異常があることは分かってくれた。

とりあえずレントゲン撮って診てみよう、ということになり正面(おなか側)からと側面(横向きにして)2枚撮影。  

こういうとき、エルメスは比較的おとなしい。 
諦めが早いというか。
これがパスカルだったら大変なことになる。
全身全霊で抵抗し、 最後には洗濯ネットの中に入れられてしまう。

でも、エルメスにとって生まれて初めてのレントゲン撮影。
緊張するよね。
ちょっと暴れて、エリザベスカラーをつけられた。
はい、これも生まれて初めての経験。


さて、レントゲン写真による獣医さんの所見は「異常なし」
脚の骨も骨盤も背骨にも異変は見当たらないとのこと。
よかった。

あとは、筋を痛めた可能性?
でも、それはレントゲンではわからない。
骨ではないことを確認し、投薬で様子をみることになった。
注射もされた。
抗生物質とステロイドが混ざったものだとか。

さ、これから10日間、まだエルメスに薬飲ませなきゃ。
2年前のちょうどこの時期も、舐性皮膚炎でエルメスに薬のませたっけなぁ。

猫の口ってなかなか開かないのよね~~~ 
シラクの口を借りて練習してみよう。


シラク脱走!?

2008-02-10 17:00:39 | 白猫シラク

そうなんです。
ふと見ると、庭にシラクが。

相方Hが、「あの白猫どこの猫?」と私に訊くので、視線を庭に向けると
なんと!シラクがいるではありませんか。

実はシラク、母のところにいたんです。
消防車のサイレンを聞いて、表に飛び出した母。
居間の大きなサッシをピシャリと閉めていかなかったのね。
その隙間から脱走したシラク。

別に、脱走しようと思ったわけではなく、隙間が開いてたから通ってみたら外だったのかも。

早速、撤収しようと外へ出て「シラク、シラク」といいながら近づいていったら、シラクのやつ、私から逃げやがった!!!

で、家の中から猫じゃらしを持ってきて、再度チャレンジ。
そしてあっさりつかまるシラク。

お前も、まだまだだね。


11年の仲だから

2008-02-06 23:10:12 | ねこねこ

今日のエルメスとシラクは小康状態、休戦協定、一件落着・・・・?
いやいや、まだまだ一触即発かもしれないけど、バトルはなかった。

シラクに対しては厳しい態度をとるエルメスも、パスカルにはこの通り。

そういえば、エルメス・パスカル間ではお互いを舐め合うこともよくあるけれど
エルメス・シラク間、パスカル・シラク間ではそのようなシーンは今まで一度もなかった。

やはり、子猫のときから11年以上を一緒にいた仲というのは、昨日今日来た猫との仲とは違うね。



ボクも仲間に入れてよ・・・・

本気のバトル エルメスVSシラク

2008-02-05 23:06:35 | ねこねこ
今日は驚いた。
夕方、エルメスとシラクが本気のバトル。
2匹で取っ組み合って、丸くなって部屋中を転がって喧嘩した。
たたみの上にはエルメスの黒い毛とシラクの白い毛がフワフワとそこらじゅうに。
掃除機で吸い取った。

2匹を引き離さなければと焦って、素手でシラクをつかもうとしたら、どちらかの猫の爪の一撃を右手に受けた。
ちょっとぷっくり腫れているかも。(涙)

フリースジャケットをシラクのからだに被せて、やっと引き離す。
両猫ともフーフー、エキサイトしていて、まだまだやる気満々。

とりあえずシラクを母の家の方へ避難させ、からだをチェックしたら、わきの下あたりの毛が濡れてる、エルメスに噛まれたんだろうけど、致命的ではないのか傷はない。
しかし顔は引っ掻き傷が、口の舌と目の下に。
口の舌は血が出ていた。
あ~~~あ。

エルメスも耳の下、額の延長の毛の薄いところに引っ掻き傷、目頭の近くにも傷があるし、背中の毛は1センチ四方ぐらいがゴッソリ抜けて、地肌が丸見え。
エルメスの背中もシラクの唾液で濡れていた。
あ~~~~あ。

この喧嘩、これからもあるのかなぁ。
2匹の中で順位決めをしているのかなぁ。
ちなみにパスカルは全然関係なし。

人間不在のときは、この2匹が同じ空間にいることがないように分けておかなきゃならないのかな。
最悪、シラクに里親さん探しかなぁ・・・。



避難先のシラク

2008-02-02 23:00:55 | 白猫シラク

母のところにいるシラクはこのようにマッサージチェアの上を「自分の場所」と認識して寝ているか、暖炉やサイドボートの上を渡り歩き、母をヒヤヒヤさせているそうです。
猫のいない家庭では、繊細なガラスや陶器の置物を平気で飾ったりしてますからね。逆に猫のいる家庭では「見せる収納」なんて夢のまた夢。帰宅して、イヤリングや指輪などをその辺にはずして置いておこうものなら、チョイチョイっとどっかへすっ飛ばしてくれるしね。

夜、母が寝る前に、母のスペースとうちのスペースの境目のドアが開いて、シラクが帰されるのです。
そして、また意地悪な兄ちゃんたちの中に戻ってくるわけです。
でも、兄ちゃんたちも、いつも意地悪なわけではなく、こういうこともあるのです。



大事な儀式

2008-02-02 20:43:05 | Weblog
今年も去年に引き続き、穴八幡の御札を貼る時間が刻一刻と近づいています。
わたしにとっては、初詣に次ぐ、大事な年中行事なんです、穴八幡詣でと「一陽来復」の御札貼り。
去年から始めたんですけどね(汗)

で、ご利益あったの?と訊かれると、「ありました」と答えたい。
楽勝、余裕綽々さ!とは言えないけれど、大きな病気とか車の事故などに関係しなかっただけでも、ありがたいと思います、はい。

金銀融通の神様に自分と自分の大切な人たちの健康をお願いするというピント外れなことを、今年はしてきてしまいましたが、これが基本ですもんね。


さて、写真は桜の季節の穴八幡神社。なかなか華やか。
一度、桜の季節に行って見るのもよさそうです。
「一陽来復」の御札配布期間中は露店もたくさん出ていて、雰囲気が違う。