Miaou:猫と一緒にフランス語

長い道のりを猫と共に行きつ戻りつ

8月も今日で終わり

2005-08-31 21:09:22 | Weblog
今年の夏は暑かった!
たくさん汗をかきました。
「チームマイナス6」宣言をしたので、エアコンも控えめにしたし、車での移動も控えました。日傘もハンドタオルも大活躍。
だから、とっとと秋になってほしいと思っています。
行く夏を惜しむ・・・などという気持ちはゼロ!です。

秋は一番好きな季節です。
食べ物が美味しい、ということもありますが、だんだん冬に向かっていく感じがなんとも言えずに好きです。猫もモコモコしてくるし。

さて、今年は"国産"松茸が食べられるでしょうか!!!????
松茸の天ぷら、食べたいですっ!!



クリクリのいた夏<Les enfants du marais>観ました

2005-08-30 21:39:14 | 映画
「クリクリのいた夏」を見終わりました。

原題は「沼の子供たち」なのに、邦題はどうして「クリクリのいた夏」なのかな、というと、子供たちの中に4~5歳のクリクリという女の子がいて、映画全体が、おばあちゃんになったクリクリの回想、という形で進んでいくからです。

”わたしの”ミッシェル・セロー殿は、昔は沼地に住んでいたけれど、成功して富を得て、今は娘婿に工場経営を任せて、悠々自適な生活をしている、という役どころ。でも、心は空虚で、沼の生活を今でも懐かしんでいるのです。

あるとき、ちょっとしたきっかけで、沼に住むリトン(ジャック・ヴィルレ)を助けるために、蛙釣りの手伝いをします。
ペペ((ミッシェル・セロー)は映画の中でこう呼ばれていたのですが・・・)は昔とった杵柄(きねづか?)で120匹も釣ってしまいます。

釣った蛙はホテルに売るんです。
そうやって、沼は、沼地の住人を養っているんですね。

リトンがペペに「あなたは豊かな暮らしをしている」という場面があります。
ペペは「ここ(沼地)での生活の方がよほど豊かだ。沼は皆を養ってくれる」といいます。

ペペは沼の生活に戻りたかったのでしょう。

ペペの最期は、リトンの危機を知らせるため、雪の降りしきる中を沼へ向かう途中、発作が起きて路上に倒れそのまま・・・・という形です。

ペペは沼の人々のために、できるだけのことをしたのでしょう。

大げさな場面も、笑ったり泣いたりする場面もありませんでしたが、ジンワリとこころに染み入る映画でした。


手巻きパーティー

2005-08-29 23:54:44 | Weblog



今日は友達夫婦と手巻き寿司パーティー
魚屋さんに、前もって電話して「手巻き用のお刺身を3人分お願いしま~す」と頼んでおき、ビールやワイン、缶チューハイを買いながら魚屋さんへ。
ここのお店は安くておいしい。
手巻き用のお刺身はいつもここで頼んでいる。

お米3合研いで、寿司飯にして、お刺身は5人分買ってきたが、全部食べてしまった。プラス500mlの缶ビール5本に缶チューハイが4本・・・。

これで、「ダイエットだ!」が聞いてあきれるね。

明日から、また気を引き締めて、がんばります。

「Nelly et Monsieur Arnaud」のシナリオは、欧明社で在庫あり!
金曜日、フランス語レッスンのついでに飯田橋まで行って買ってきます。
久しぶりの飯田橋なので、神楽坂散策もしようかな 


シナリオ欲しい!

2005-08-28 20:22:16 | フランス語
先週から「ミッシェル・セロー病」に罹っています。
ヨン様には関心ないけど、ミッシェル殿には関心オオアリ!!
1928年生まれのミッシェル殿は、もう80に手が届かんとするお年です。
(でも、「とまどい(Nelly et Monsieur Arnaud)のときはまだ67歳ぐらいでした。”まだ”と言ってよいのかどうかは微妙・・・・)

Amazonの中古市場で注文したDVDもすぐに届きました。
パソコンでDVDを再生しながら仕事をすると、ぜんぜんはかどりません。(ーー;)

そして、次の目標は、シナリオをゲットして、台詞を追いながらDVDを観ることです。

てなわけで、欧明社に在庫問い合わせ中。


フランス語関連の書籍なら、「丸善」もいいけど、欧明社が第一人者だ、ということを再認識致しました。



クリクリのいた夏<Les enfants du marais>

2005-08-27 00:10:18 | 映画


フランス語の原題は「沼の子供たち」です。

今のわたしのマイブームである、ムッシュー・ミッシェル・セローがご出演されている映画、ということで、借りてきました。
まだ全部観ていないので、ブログに書くには早いのですが、何かとても、ほのぼのとして、心が潤う映画みたいです。
副題には「自由でいる幸せ、幸せでいる自由」と書いてあります。
この映画の中で、描かれている生活は、無理をせず、自分のできることを、できるペースでする、というものです。
現代社会で、そのような生活は無理、したくてもできない、いろいろな理由で・・・・と思う人はたくさんいると思います。
だからこそ、こういう映画をみて、一息つくのかな?と思います。
フランス人にとっては、そういう存在みたいです、この映画。

日本映画で、これに当てはまる映画ってあるのかな?

ところで、この映画には、わたしの好きな映画のひとつである「奇人たちの晩餐」」に主演されている、ムッシュー・ジャック・ビルレもご出演。

この二人、共演してたのね・・・・、ビルレ氏はすでにお亡くなりになっていますが・・・(しみじみ・・・)

この映画を最後まで観たら、改めて感想を書きます。



参りました!!

2005-08-25 00:05:53 | フランス語
「とまどい」のビデオを借りてきてもう、2回観てしまいました。

アルノー氏とネリーが高級レストラン(ネリー曰く「お客さんの数よりお店の人の数の方が多いのね」というようなレストランです)で食事をしているシーン。

ソムリエがワインを持ってきます。
ソムリエは、アルノー氏が試飲するものだと思って、アルノー氏のワイングラスに少し注ごうとします。
アルノー氏はすかさず、ソムリエに、「試飲は彼女に」、みたいなことを言うんです。
なんて言ってるのか聞き取れないのが悲しい。
(Non,non,vous faites gouter à madameって言ってるのかなぁ?)

ワインはシャトーイケム61年。

アルノー氏はそこで、またしびれることをおっしゃいました。
Vous êtes plus jeunne que lui.
あなたは彼より若い。(彼とはワインのこと。)

同じ意味のことを言うのでも
Ce vin est plus âgé que vous.
このワインはあなたより年をとっている

というのとでは違いますね。

以前のブログに、このシーンのことを書いたことがありますが、間違えていました。「きみと同じ年のワインだよ」とアルノー氏が言った、と書いてしまったのですが、よ~~く字幕も見て、台詞も聴いてみたら、「あなたの方が若い」と言っていました。訂正いたします。 

参りました。
脚本書いた、この映画の監督でもあるClaude Sautetさんと、Jacques Fieschiさん、天晴れ です。



とまどい<Nelly et Monsieur Arnaud>

2005-08-24 22:32:21 | 映画
フランス映画「とまどい(Nelly et Monsieur Arnaud)」を観ました。ビデオで2度目。

DVDを買おうかどうか検討中です。なおかつ、このDVDはすでに生産終了の盤なので買うなら早く・・・と思っていたのですが、もう一度ビデオで観てから最終判断をしようと、昨日レンタルビデオ店へ。

少々古い映画(1996年公開)なので1週間レンタル+火曜日はレディースデーで100円引き、ということで、お得感いっぱいのレンタルでした。

主演のミッシェル・セローもエマニュエル・ベアールも大好きな俳優・女優さん。
最近見た「Le papillon」のミッシェル・セローも悪くはなかったのですが、「とまどい」の彼は、すごくいい。 
そうそう、「ミスターレディ・ミスターマダム」のおかまちゃんの役も、別の意味でよかったです。
 

ムッシューアルノーはネリーへの想いを抑えて、最後まで彼女との会話をVOUSで通します。
そうすることで、自分の気持ちに枷をはめるかのように・・・。

ネリーが、夜突然訪ねてきたときの彼の表情・・・。
驚きと喜びを、ぐっと抑えて、でも嬉しいのが分かるのです。
切ないなぁ・・・と思うと、ますますアルノー氏(ミッシェル・セロー)がよく見えてくる。

ミッシェル・セローって本当に名優。 
ちょっと、声が鼻にかかるのも彼の魅力です。

あらすじはここに 


DVDは買うことにしました。
今回初めて、アマゾンの「ユーズドマーケット」で買ってみました。
中古市場です。

早速、確認のメールももらったし、明日発送してくれるそうです。
大阪から、メール便で明後日届くかな?
台風平気かな?

きっと、このDVDはこれからも何度も観ると思います。



はじめるぞ!

2005-08-23 14:28:02 | Weblog

これから台風が来るらしい。
J-WAVE聴いてるけど、六本木は大粒の雨だそう。 
昨日から夜(夕方)のお散歩再開したのに今日はできるかな?

てなわけで、人生、両手両足の指では数え切れないけれど、何度目かの、ダイエット再開です。
①油を控える。(餃子にラー油を使わないとかね)
②夜9時以降は食べない、飲むだけ 。(この”飲むだけ”が曲者かもね)
③1日最低30分は真剣に歩く
④普段から姿勢をよく心がける (キリリ)

あまり多くすると実現が難しいのでこのぐらいにしておこう。
でもその前に体重計に乗らなければ・・・・
最近、怖くて乗ってない。これがまず間違いなんですよね。

うちの体重計は体脂肪もわかるし、基礎代謝も筋肉量もわかる。
USB接続のメモリーチップが入っていて、そのチップをパソコン に直に差し込めば、データがパソコンに記録されて、グラフにしてみせてくれる。

今のところ「宝の持ち腐れ」。

さ、やるか!

BとVの発音

2005-08-20 20:49:24 | フランス語
フランス語の先生に「Le Papillon」のあらすじを説明しているときのこと。

映画のなかのワンシーン。
主人公の二人が親子連れの鹿を岩陰から眺めているとき、密猟者が母鹿を射殺してしまう部分を説明しようとしました。
「Un chasseur clandestin a tué une biche」(非合法の狩猟者が雌鹿を殺した・・・とあまりに荒削りなフランス語・・・)と言ったら、通じなかったのです。
どうも、わたしの「biche」の b の発音が v の発音ときちんと区別できていなかったのだそう。(本人は自覚ないんですけど、ま、自覚があれば言い分けられたかも)

よくV は唇をかんでヴィという、って習いますよね。
でも、B の発音は習わなかったような気がするんです。
Bは、唇を絶対に歯に触れさせないで、上唇を下唇だけで破裂させるような音です。ブと音を出すのではなくて、唇の間を息が通って外に出て行くときに出る音という感じかな。

ちなみに、vicheという単語は辞書にはありませんでした。
あったのはVichy。ヴィシー政権のヴィシーでした。

発音は難しいね、やっぱり。


ちょこっとずつ修正<Les petites modifications>

2005-08-20 20:17:47 | フランス語



昨日のフランス語レッスンの前半で、この前観た映画「Le Papillon」のことを話題にしました。
先生はかなりの映画好きみたいで、気に入った作品は必ずDVDを買ってコレクションされてるそうです。
でも、この「パピヨン」はご存じなく、あらすじを説明しました。
そして、最後に「Ça ne mérite pas de regarder」と言いました。
「観るまでもないです」って言いたかったんです。

動詞 mériter は「~に値する」とか「~を当然受けるべきである」と言う意味です。

ちょっと前にフランス語会話本についてきたCDをずっと流しっぱなしにしていたときに、「On a bien travaillé. On mérite un bon café.」(よく働いた。おいしいコーヒーに値する→コーヒーでも飲んで一息いれよう、ってニュアンスかなぁ?)という会話文があったのを思い出して、とっさに言ってしまったのです。

しかし!帰り街中を歩きつつ考えて、わたしは間違った!と気づきました。

正しくは「Ça ne mérite pas d'être regardé.」でしょうね・・・。

先生もそのとき直してよ!って言いたいのもあるけど、会話が調子よく流れていたらか・・・でも直してほしいかな?
ま、こうやって、牛みたいに反芻しながら、ちょっとずつ修正していくんだね。

いいんです、ずっと続けるフランス語、なのですから・・・。



夏の黒猫

2005-08-18 21:10:58 | ねこねこ
 


暑さ寒さも彼岸まで・・・とは言うけれど、まだ昼間は暑い暑い。
お掃除するときは、開き直って汗ガンガン掻いています。

猫たちも、エアコンついていないときは、少しでも涼しいところを探して居場所を決めているようで、今日はエルメスが本棚の上に陣取っていました。
かなり、だら~んと体を伸ばして、放熱しているのでしょうか。

だからといって、エアコンいれて部屋を涼しくしても、涼しい部屋に入ってくるわけではなく、廊下のカーテンの向こうとか、お風呂場の床の上に寝ていたりします。

しかし、夏の黒猫は見るからに暑そうだ!

パピヨン<Le Papillon>

2005-08-18 00:00:19 | 映画
老人と少女が幻の蝶探しを通じて心を通わせる・・・・なんて映画は絶対に観ないと思っていた。
ただ、主演がミッシェル・セローだと知って観る気になりました。
2002年の作品。

アパルトマンで猫と二人暮らしをしているジュリアン老人は蝶の収集家。

(”孤独”を演出するには、猫と暮らすが一番か?)

彼は長い間「イザベル」という名前の蝶を探している。
ある日、上の階に新しい家族が引っ越してきた。
母親と娘の二人暮らし。
母親は働くこととボーイフレンドにかまけて、娘のエルザを省みない。

ジュリアンは、イザベルの生息情報を得て、採集にでかける。
エルザを連れて。
二人で山歩きをしながら、エルザは初めて触れる自然に素直に喜んだり、大人びた発言でジュリアンをからかったりする。ジュリアンの携帯の暗証番号を勝手に変えて使えなくするなどずる賢いところもあったりして。

(ああ、やっぱり、老人と子供のオハナシ・・・って感じだね、とがっかり。)

山の中でシカの親子に出会う。
岩の陰に隠れて親子を見守る二人。
そこに銃声が。母シカは密猟によって殺された。

ジュリアンは思わず「汚い密猟者め」とつぶやく。

(たぶん「sale braconnier」と言ったんじゃないかな?)

場面は変わって、広い草原。
蝶の獲り方をエルザに教え、エルザは見事に1羽の蝶を捕まえる。
ジュリアンは蝶の名前を教えながら、用意してきたビンに入れる。
「特別な薬がしみこませてある脱脂綿が入っているから、蝶は苦しまずに死ねるんだよ」とエルザに言いながら。

エルザはジュリアンに「キタナイミツリョウシャ・・・・」と言う。

(言うと思ったよ!)

ある夜、泊めてもらった酪農家のところで、ジュリアンは自分の過去を語る。
若くして自ら命を絶った息子のこと。
そして、蝶イザベルは息子が見たがっていた蝶なのだ、だから探しているとも。

さて、母親に黙って出発してしまったエルザ。
2日ぶりに家に帰ってきた母親は娘を探す。
誘拐されたと新聞に報道され、全国の警察署にはジュリアンの顔写真が配られていた。

ある朝、エルザが誤って穴に落ち、ジュリアンは救出を求めに地元警察へ行き、そこで逮捕されてしまう。

最後には、エルザも救出され、ジュリアンも釈放される。

(山奥からヘリで護送されるジュリアン・・・その次のシーンはパリ市内の警察署から釈放されるジュリアン・・・場面展開が速くてとてもよろしい!)

ジュリアンは母親に「子供に愛してるっていってあげなさい、自分はどうしてもそれが言えなかった」と助言する。

(ああ、ああ、ひねりもなにもないじゃないの・・・)

そして最後は思わぬところにイザベルがいたで、めでたく FIN となります。


Amazon France で、このDVDを検索しながら、レビューを読みました。
C'est le film attendrisant.だって。
新しく覚えた単語:attendrissant(e) ほろりとさせる、憐れみをさそう










狩りの時間

2005-08-17 21:11:59 | ねこねこ


猫が出ない程度に細く開けた縁側のガラス戸からセミが飛び込んできた。
ああ、飛んで火にいる夏の虫、とはこのことだなぁ~~~。

猫たちは、目を爛々とさせてセミを追い掛け回す。
それを黙って(というか、楽しげに)観ているわたしは、次にこの世に出てくるときはセミになって猫にいじめられるかもしれない。

でも、ずっと家の中にいる猫は、蚊にさえじゃれつく。
セミなんて来ようものならもう狂喜乱舞!!

パスカルがじゃれているときは、エルメスは手を(足を)ださない。
エルメスが遊んでいるとパスカルはじっと見ている。
猫科の動物の中で、グループで狩りをするのはライオンだけ、というのは本当だね。