Miaou:猫と一緒にフランス語

長い道のりを猫と共に行きつ戻りつ

突然出てきた言葉

2007-02-25 14:05:32 | フランス語

フランス語のレッスン中のこと。

自分では思ってもみない単語が突然口から飛び出してきたのです。

あれ、私、こんな単語知ってたんだぁ、どこで仕入れたんだろう・・・と喋りながら思い出そうとしてしまいました。

1つは「(事業に)出資する、融資する、資金を供給する」という意味の動詞financer。ある映画が資金に制限をつけずに制作されたという話を聞いたときに、誰がその映画にお金を出したのですか?という意味でQui a financé ce film?と口から咄嗟に出てきました。言った後に「おお、この状況にはぴったりの動詞じゃ~~ん!」と自画自賛。おめでたい自分です。

 

もう1つは、「恐れおののかせる」という意味のterroriser。これはこ難しく理解できなかった映画「隠された記憶」の話をしたとき。ところどころ寝てしまったために、映画の中で、誰が主人公の家を盗撮していたのかがわからなかった、ということを伝えたくて「Je n'ai pas pu savoir qui avait terrorisé ce couple.」
ビデオを撮る、という表現はしなかったけれど、映画の内容からすればterroriserだってぴったりくる動詞だと思うのです。

これも自画自賛。すいません、恥も外聞もひねりもなんにもないわたしで。

 

でも、この出来事を通じて実感できました。フランス語の文章を数多く読むことは、語彙を増やすことに役に立つのだということを。

”今週はこの動詞や名詞を覚えたから、レッスン中に必ず使うぞ!”と決めて行くのではなく、知らないうちに身についていたものが無意識に自然に出てくるなんて、やっぱり嬉しいです。


猫展@丸の内丸善

2007-02-23 23:08:51 | ねこねこ

 

今日は丸の内オアゾの中にある丸善で開催されている猫展へ行きました。

佐山泰弘さんの宴会してる猫の作品群に圧倒されて帰ってきました。

佐山さんの作品は猫の飼い主なら「あるある、こういう表情、仕草」と強く同意せずにはいられない、猫好きの心をグリグリとくすぐるものです。

佐山さんの作品集(写真集)もあったのですが、どうせなら何か1つ作品が欲しい・・・でも、わたしにとっての手ごろな作品に今回はめぐり合えずに帰ってきました。

いつかは我が家にお迎えしたいわ。


難しい映画でしたよ

2007-02-22 22:14:14 | 映画

昨晩はWowWowで映画を鑑賞。「隠された記憶」です。

あらすじは、 あるカップル(夫はTV司会者、妻は出版社勤務)のところにある日1本のビデオテープが送りつけられる。そこには彼らの家を何時間も同じ方向から録画した画像が納められていた。2本目、3本目と次々に送られてくるビデオには夫の実家を撮影した画像もあり・・・

夫は犯人探しを始める・・・その過程で夫自身が子供のころにしたあることが根底にあるということが分かってくる・・・

そうなのです。

 が!

この映画を観ながら、私は途中で寝た ところどころ寝てしまったのでした。
だから、ストーリーを全部追えてないのです。
なぜ?映画を観ながらワインを飲んでいたから?
朝早く起きて仕事に追われたから?

いや違う!

映画で扱っている題材と作りが私には難しすぎたのです。

オフィシャルサイトには「衝撃のラストシーン」などと出ているけど、私には「どこが衝撃だったの?」とクェッションマークが頭の上を20個ぐらいぐるぐる回っています。(ところどころ寝たけど、ラストシーンは観たよ

で、結局、だれがビデオを送りつけていたの?ということも分からずじまい。

この映画のことを扱っているブログのいくつかを読ませて頂きましたが、”そこには、フランスとアルジェリアの関係が伏線にある”とか、”ヨーロッパ人の深層心理に触れる、キリスト教の存在意義に重なる”とか”観る人の知識量によって抱く感想は違ってくる”などとありましたよ。

いや~~~。もう一度、ワイン抜きで見直しましょうかね。
でも、この作品はDVDを買ってコレクションしようとは思わないです。レンタルDVDでもう一度、です。

 


外の猫・シラク

2007-02-20 22:33:59 | 白猫シラク

今日は寒かった~~~。

この冬、一番の寒さと言っても言い過ぎではないくらい。

ポソポソ降る雨も、今にも凍りつきそうでした。

寒くなると外の猫シラクが心配になったりします。

せめておなかだけは一杯にしてねと、ゴハンをたくさん出して、家の中に入れてあげられないことのせめてもの罪滅ぼしをしたつもり。

シラクはいたってマイペース。
食べたらどっかへ行きます。

庭を跳ね回り、木に登り、縁側の外から中の猫(エルメス&パスカル)にアイコンタクトを取ろうと行ったり来たり。
うちの庭がお散歩コースの、裏の家の猫とは、どうも手打ちができたようで、今は一緒に遊んでいる風情も醸し出しています。猫も学習して知恵をつけていくんだなぁ、とシラクを見ていると実感してしまいます。うちの庭に来たてのころよりも、シラクは確実に成長しています。

フクフクフワフワのシラクが庭で飛び跳ねるのを眺めるのは、ズバリ!癒しです。
仕事の手を止めて、見入ってしまいます。そして縁側のガラス戸を開けると、シラクはすごい勢いで駆けて近づいてきます。ガラス戸にぶつかる勢い。

シラクの顎の下をなでると「グググルゥ~~」と目をつぶったまま声を出すシラク。

意思疎通ができた、と思うのは、わたしの勝手なんでしょうねぇ。


エディット・ピアフの生涯を綴った映画-La Mome

2007-02-18 20:38:36 | 映画
2月14日、フランスでは映画「La Mome」が封切られたそうです。
エディット・ピアフの生涯を綴った映画です。
主演は、私の好きな女優さんである、マリオン・コティヤール。
過去ブログの中の この記事でも触れています。

この「La Mome」では、かなりメークに時間をかけている様子。
ピアフの顔に近づけるため、まずは歯を付けて、おでこもちょっと出してるかな?
予告編のビデオをオフィシャルサイトで観ただけですが、どのような特殊メークをしても、彼女、マリオン・コティヤールの目ぢからだけは作り変えることはできません。
「キミの瞳は深い湖のようだ」などと気障なことを口走る男性がいたとしても、彼女に対する言葉なら、私は深く納得するのである。

この映画、日本ではいつ封切られるのでしょうか?
エディット・ピアフは日本でも「愛の賛歌」や「ばら色の人生」で知られているので、日本未公開ということはないとは思うのですが・・・。
マリオン・コティヤールの熱演を観たいです。
早く来て!

フランス映画祭2007

2007-02-18 15:25:35 | 映画


今年もそろそろ「フランス映画祭」のチケットの準備をする時期になってきましたよ。

今年も会場は六本木ヒルズのTOHOシネマズと お台場メディアージュ横浜のTOHOシネマズららぽーと
上映スケジュールを見てみると、どうも六本木へ行くことになりそうです。
去年は「ゆりかもめ」に揺られて1人お台場へ行きました。
なんとなく「離れ小島」へ渡るさみし~~~い気持ちになったものです。

一昨年ぐらいまでは会場はパシフィコ横浜オンリーだったのに・・・
桜木町の駅からフランス映画祭の雰囲気が溢れていて、とてもよかったのに。
映画祭主催者と横浜市の間に何かトラブルがあったのですか?(その辺りの事情にお詳しいかたがいらしたら、是非コメントお待ちしております)

 

さて、今年は来日する俳優監督軍団のリーダーがカトリーヌ・ドゥヌーヴだそうで、オープニング上映も彼女が出演している映画輝ける女たちだそうです。
今まで、オープニングセレモニーというものに参加したことがないので、今年は参加してみようかな?と思っています。
できるかな?チケットとれるかな?
日程は3月15日(木)午後6時15分から。

 

そうでなければ翌日16日(金)の「暗黒街の男たち」と「不完全な二人」を二つ続けて観る、または「心配しないで」だけを観るか・・・。

 

「暗黒街の男たち」はフランス映画祭では常連のブノワ・マジメルが主演です。この人、今TBSでやってる「華麗なる一族」の万俵銀平役やってる俳優さんに雰囲気が通じるものがあると思うのですが・・・(勝手に思っています)

「不完全な二人」は監督が日本人なんです。だからちょっと興味があって。

そして「心配しないで」は今年のセザール賞(フランスのアカデミー賞のようなもの)に作品賞としてノミネートされています。

 

観終わって、電車に乗って家に帰ってくると夜中近くになってしまうのですが、フランス映画祭参加、っていうか鑑賞は年間行事になっているので行き続けたいと思っております。

 

 


フォンダンショコラ

2007-02-13 23:19:50 | おいしいもの
はいはい、明日はヴァレンタインデー。
チョコレートの準備はよろしいですか、皆さん。

ちまたでは、義理チョコだとか友チョコだとか、本来のヴァレンタインデーの意味からは逸脱した意義付けがされてはいますが、チョコレートは美味しいので、もらった人もハッピー、あげた人もハッピー、あげそびれて残ったら、自分で食べて、これぞハッピーでしょう。

さて、私は、「パティスリー・サダハル・アオキ」でフォダンショコラを買いました。平たく言うと、トロリととろけるチョコレートケーキって感じでしょうか?
高さ7センチほどの筒型のチョコレートケーキ、食べる前にレンジで30秒ほどチンします。すると、フォークを入れたときに、中からトロ~~~リとチョコレートが溢れ流れ出してくるのです。

今までも何種類かのフォンダンショコラをいただきましたが、ここ「パティスリー・サダハル・アオキ」のものは美味しいです。
濃厚、緻密、清冽です。

リピーターになってもよいかも。(@450yen)
ヴァレンタイン時期だけの限定でないことを祈るのみ。

(*注意、写真のフォンダンショコラは「パティスリー・サダハル・アオキ」のものではありません)

パリジュテーム Paris je t'aime

2007-02-13 23:07:21 | 映画
「Paris, je t'aime(パリよ、愛してる)」映画のタイトルです。

3月3日公開だそうです。

パリを舞台にした18篇のオムニバス映画です。

出演者もなかなかの人が。

ジェラール・デュパルデュ
ジュリエット・ビノシュ
ファニー・アルダン
などなどなどなど。

もちろん観にいくよ。
フランス映画って、渋谷とか銀座のミニシアターで公開されることが殆どなのですが、今回は、比較的メジャーな「シャンテ・シネ
行きやすい。
フランス語レッスンのついでに、行くよ、ゼッタイ。

ネットでフランス語のお勉強

2007-02-11 23:13:00 | フランス語

 


インターネット上には、フランス語をお勉強するうえでのお役立ちサイトが数多くあります。

私が今「これは良い、これは使える」と感じているサイトは二つ。

1つはコチラ
いつも、ポッドキャストの番組をi-Podに入れて、聴いています。
この番組の利点は、フランス語ネイティブのルイさんが語彙の一つ一つを丁寧に説明してくれること。あるひとつの動詞なり名詞なりを説明するときに、同じような意味のほかの動詞、名詞を言ってくれたり、「つまりはこういうこと」というように、その単語そのものがズバリ出てこなくても、その単語の説明をしてくれることです。

例えば、「コインロッカー」をフランス語でどう言うか分からなかったとします。
さて、どう説明しようか・・・。
これは、私がブリュッセルで実地体験したことですが、タクシーの運転手さんにコインロッカーの説明をするときに、「駅にある箱で、人々はそこに自分の鞄をあずけたりします。」と苦し紛れにフランス語で言ったら、分かってもらえました。

そういう、単語の説明をフランス語でするには、というときに役立つのです、このポッドキャストは。

 

もう1つは、ラジオフランスアンテルナショナル(RFI)の「易しいフランス語ニュース(Le journal en francias facile)です。

ニュースの内容は、中東やアフリカ関連のものも数多くありますが、日本にいたら、アフリカのニュースはそれほど入ってこないでしょう。その意味でも貴重です。

このサイトの中にある「Fait du jour」もなかなかの優れもの。
その日その日のトピックをストリーミングの音声で聴いて、問題に答えるのです。
ニュースの中で実際に語られていたこと、誰が何を言ったかなどなど、聞き取りの試験対策にはもってこいの構成なのです。

 

ね?フランス語を勉強する機会なんて、その辺にゴロゴロしているのです。
留学や語学学校がすべてではないのです。

 

さてさて、フランス語関連書籍はどれもこれも欲しくなるわたし。
でも、「あ、こんな本も買ったんだ」と買ったことで妙な安心感を覚え、その本自体をちゃんと使いこなしていない部分もオオアリで、反省しきりなのです。
なので、宣言しました「DELFB2」の試験が終わるまで、今うちにある本を徹底的に活用する。新しい本は買わない」と。

 

しか~~~し。一冊だけ気になるものが。
それは、これですよ

「初学者も専門家も名詞に弱くてはフランス語はわからない
ニュースや古典で徹底解説 」

丸の内の丸善の3階で何度も手にとってパラパラとめくってみました。
フムフムと思うこと多く、買っちゃう?と思ったのですが、
「待てよ、今これを買っても、じっくり読んで咀嚼する時間が私にはあるの?」と考え、買わずじまいです。
お値段もそこそこしますしね。

でも、とっても気になる本なのでした。


サントリーオールドのCM

2007-02-10 22:52:17 | Weblog
別に私がサントリーの関係者でも、知り合いの中にサントリーの社員の方がいるわけでもないのです。
が・・・・
今、 「サントリーオールド」のCMを見ました。
このCMの音楽、ずっとずっと昔からこれでした。
私が小学生のころからこれでした。
毎週金曜日か土曜日の夜の9時からやっていたドラマのスポンサーがサントリーで、当時の子供にとっては9時にまだ起きていて大人と一緒にドラマを観るなんて特別なことで、その特別な時間に流れていたCMのこの音楽は、ギターで始まるイントロから「ドンドンディドンシュビダデン・・・」(こう聞こえるんですけど)と入るヴォーカルも、大人の世界の雰囲気100%だったのです。
どこか暗くて悲しげで、でも明るい部分もあるような、子供の私を大人の深い世界の入り口に立たせてくれるようななんともいえない音楽なのです。

亡くなった父親はサントリーの角瓶が好きでした。
安い値段のウィスキーです。
琥珀色の液体をたたえたあの角ばっているけれど、切子っぽい瓶は父親の思い出そのものです。
私はまだウィスキーは飲めませんが、いつか、カットグラスに丸く削った氷を入れて、サラリと飲めたら、かっこいいだろうなぁ~~~。

やっぱり、私がお酒を飲む年まで、生きてて欲しかったなぁ。
今流れているオールドのCMみたいなことしてみてもよかったよ。

猫好き&パリ好きのあなた

2007-02-09 22:03:17 | Weblog

 

この雑誌を本屋さんで見つけて、素通りできますか?

答えは火を見るより明らか、迷わず買いでしょう。

発行は新潮社。この雑誌のホームページはコチラをクリック(Cliquez ici!)

この雑誌を見ていると、フランスのスーパーへ行って、お菓子やジャムや、

お湯を注ぐだけでできるスープ、マスタードやソースや調味料の瓶詰めを

思いっきり買いたくなりますよ。あと猫缶も。

国際宅配便で先に家におくっちゃえばラックラクですしね。

 


シラクがとうとう・・・・

2007-02-08 10:06:21 | 白猫シラク

 

メジロを食べた・・・

昨日、どこから持ってきたのか知らないけど、庭でメジロを転がしていた。
そして、口をつけて、噛み付いて、食べた!

しばし唖然・・・。
しかし放っておくわけにはかない。
急いで、猫缶を開け、お皿に入れてシラクの元へ。
気をそらしている間に、無残なメジロを確保。

シラク、生肉食べました。
鳥の内臓食べました。


どうなのよ
こんなニュース記事、ずっと前からあるのよね。
鳥インフルエンザ、猫にも感染するっていうの。


フランス語って

2007-02-05 00:32:07 | Weblog

日曜日の夜に放送されている「世界ウルルン滞在記」。
今日の滞在先はパリのチョコレート屋、「Maison du chocolat(メゾン・デュ・ショコラ) 」の社長のお宅でした。

この時期に「Maison du chocolat」なんて、できすぎ。
明日、丸の内の店ではいつも以上にお客さんが来るね、きっと。


番組ではモデルで女優のコがチョコレート作りにチャレンジですよ。
まず作ってみたチョコレートを社長の自宅で待っていた子供たちに食べてもらったところ「固すぎる~~~~」と食べるの拒否されていました。

このコたちは、チョコレートを食べるときはいつも「Maison du chocolat」のチョコを食べてるんでしょうね。贅沢なお子たちです。

子供たちの辛口のコメントのあとの社長のお言葉。
「子供は正直だから」字幕にはこう出てたけど。
でも、社長はこう言っていたよね。
La vérité vient de la bouche des enfants(真実は子供の口からやってくる)」って。
(ちょっとde la bouche のところは自信ないんですけど・・・。)

とにかく、意訳すれば「子供は正直」ってことなんですけど、この言い方、本当にフランス語っぽいなぁ~~~とちょっと唸ってしまったのでした。