箕面三中もと校長から〜教育関係者のつぶやき〜

2015年度から2018年度に大阪府の箕面三中の校長を務めました。おもに学校教育と子育てに関する情報をのせています。

こどもの日 子どもの声をきく

2021年05月05日 10時10分00秒 | 教育・子育てあれこれ
今日はこどもの日。

いま、家庭の経済状況や保護の役割を果たさない家庭問題などで、親と暮らすことができない子は40000〜50000人いると言われています。

その子たちは、おもに施設に入所して、そこから学校へ通います。

わたしは、以前に大阪府内の児童養護施設を訪問したことがあります。

さまざまな課題を引き受けて、児童養護施設の職員が、子どもの育ちに向き合っていることを知りました。

また、数としてはあまり多くはないですが、里親制度で育てられている子もいます。

子どもの養育には、家庭で育てる以外にもさまざまなカタチがあります。



ことしのGWは2年連続で、感染が広がる中で、人びとは迎えました。

人手の多い場所はあるにせよ、外出がままならず、子どもとどう過ごすか、悩んだ人もいるでしょう。

コロナウイルスの感染が広がるなかで、多くの子どもたちは我慢を強いられています。

不安感をもつ子、体調不良をいう子が気になる。

このような学校は少なくないのです。

だからこそ、どんな場合でも、子どもの声を聞く。
子どもそれぞれにあわせて、その子がわかるように説明する。

国連子どもの権利条約では、それらの原則がうたわれています。

5月5日、子どもを大切に、その声に耳を傾けたいです。