
私は、ずっと中学校に勤務して、英語の教員をしていました。
その後、教頭4年、校長2年、教育委員会2年、三中の校長4年目です。
英語の授業を離れて、12年以上になります。
学生の頃、覚えた英単語の中で、忘れたものがだんだんと増えてきました。
中学生に英語を教えていたので、中学英語は大丈夫ですが、高校、大学時代の英単語、英文法や英文学、英語学は、忘れたものが多くあります。
やはり、使わないと忘れます。
しかし、英語を話す発音やアクセント、イントネーション^_^、昔に話した言いまわしなどは、いまでも健在です。
そこで、思うのですが、覚えたことはいつか忘れますが、身につけたものは一生忘れないのです。
みなさんも、なにかスポーツを若い頃されていたら、その種目をいまやっても体は覚えているでしょう。
スポーツだけでなく、音楽でも同様でしょう。
ピアノをけんめいに弾く練習を重ねた人は、しばらく弾くことから離れていても、体が覚えているので、少し練習をすれば弾けるようになります。
なにか一芸を身につけることも大切だと思うのです。
三中の生徒は、習いごとをして、有段の資格を持っていたり、何かの特技を持っていたりすることもけっこうあります。
身につけたものは、一生の宝となります。