箕面三中 校長室からのメッセージ

おもに保護者のみなさまに向けたメッセージです。生徒の近況を伝えるとともに、教育と子育てについての情報をお伝えします。

人間は完全でない

2018年05月04日 13時56分31秒 | 校長からのメッセージ




元来、人間は完全なものではありません。

人間は他人と喜びや嬉しさを共感できることができるすばらしさをもつ一方で、その不完全さのため他人にジェラシーやねたみ、怒りの感情を抱くこともあります。

そんなマイナスの感情から抜けきっている境地に達している仙人のような人はほとんどいないのです。

ならば、子育てにおいても、子どもに完璧さを追い求めると行き詰まります。

人は完全ではない。

子どもも完全ではない。

大人や親も完全ではない。

そう思って、子育てをしないと、子どもに完全を求めることになります。

また、大人が完全を要求する子育てをしていると、子どもは自分の不完全さに直面したとき、パニックになることにもなります。


でも、三中の生徒のなかにも、

「あの子はすごく、勉強できるわ」

「あいつはリレーを走ると、速いわ」

こんなふうに、クラスの仲間のことを嫉妬せずに認めている生徒がいます。劣等感をもたずに、友だちを賞賛できる生徒がいます。

こんな子は、自分ができないことに出くわしても、動じません。

「自分は自分(でいいところがある)」と、突き抜けています。

この点を考えたとき、親も子どもも自分の不完全な点を自分で言いあえるような関係が望ましいのだと考えます。

完全になるために子育てをするのではなく、不完全を認め、ちょっとでもよくなるためにしている。

これぐらいのとらえ方がいいのでしょう。

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