ミーロの日記

日々の出来事をつれづれなるままに書き綴っています。

地震の時

2019-02-22 14:20:38 | 日記
昨夜の地震は、昨年の9月以来ひさしぶりの大きな揺れだったが、揺れている時間が数十秒と短かったことと震度が9月に比べて小さかったので、部屋の小さな飾り物が一つ二つ落ちた程度で済んだ。

また起きている時間だった為、揺れで警報器が鳴り出した暖房機器のスイッチを切ったり、火元を見に行ったりと、揺れの最中も動き回っていた。(果たしてこれが、地震時の行動として正しいのかは疑問だが)

それにしても今回はしっかりと緊急地震速報の音を聞いた。

「チャリン、チャリーン 緊急地震速報です。強い揺れに警戒して下さい」

これは9月の時も鳴っていたと思うのだが、あまりに強い揺れと家の中の物が落ちる音の方がすごくて、ほとんど記憶にない。

家人によると揺れが来てから鳴っていたというのだが・・・

緊急地震速報というのは、揺れる前に鳴るものだとばかり思っていたのだが、前回も、そして今回も揺れている最中に鳴った。

同じく揺れている最中に鳴ったという知り合いが、倒れてきた本棚をかわしながら「いま揺れてんだから、わかっとるわと思ってた」と言っていた。

緊急地震速報というのは、正確にはいつ鳴るものなのだろう。

「強い揺れに警戒してください」と言うくらいだから、やはり揺れる前に鳴るのが正しいのだろうか。

それにしても揺れている最中にあの緊急地震速報が聴こえてくると、不安が掻き立てられるし、何しろ怖い。

ネットにも緊急地震速報の音が怖いという書き込みがけっこうあって、「あの音じゃなくて日本人になじみのあるホラ貝のボ~ォという音にしてほしい」とか「イッコーさんが地震よ~と言ってる声にしてほしい」とか、笑ってしまうようなことも書かれていたりする。

そこで何故あの音になったのかと調べてみた所、「怖すぎず、あまり明るすぎない、緊張感を持った和音」を使っているそうで、あまりに怖すぎる音だと、恐怖に身がすくんでしまい動けなくなってしまうからとあった。

確かに動けなくなってしまっては、身を守る行動ができない。

我が家では、私が暖房機器のスイッチを切りに行ったり火元を見に行ったりして動き回っている最中、家にいた長女はなぜか植木鉢を必死に手で押さえてみたり、絶対に倒れない低い家具を押えたりしていた。

また同じく家にいた次女はスマホは決して手から離さず部屋を歩き回り、さらにテレビをつけて情報を得ようとしていた。

当たり前だが、地震は突然くる。そして緊急地震速報も鳴り出す。

緊急地震速報が鳴ったら取るべき行動は、動き回ってみたり、家具を押えたりテレビをつけたりするのではなく、まず身を守ることだったということが冷静になってみるとよくわかる。

物が落ちる、倒れる所から離れること。
揺れが収まるまで頭を守ること。
気持ちを落ち着かせ冷静になること。

これが地震時の基本行動だそうです。





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