ミーロの日記

日々の出来事をつれづれなるままに書き綴っています。

主婦道

2016-10-14 11:49:51 | 日記
家事は手抜きをしようと思えばいくらでもできるが、とことんやろうとすると仕事は限りなくある。

そして、それらを一度にまとめてやろうとすると大変なので、私は通常の家事プラス1つか2つの家事をするようにしている。

例えば今日、私は冷蔵庫の掃除をした。
寒くなって氷が必要なくなったので製氷機を取り出してきれいにした。

それから落ち葉や虫の死骸がころがるバルコニーの掃除をした。

昨日は洋服の衣替えをしていたし、その前は窓ガラスを磨いていたし、さらにその前は窓のレールの掃除と下駄箱の掃除をしていた。

ほかにも仕事はいろいろあって、老親たちや子供の用事、家の雑用など、専業主婦とはいえ忙しく過ごしている。

ところで「専業主婦」というのは職業なのだろうか?

たまに銀行などで書類を書く時に自分の名前の横に職業欄があり、なんと書こうか迷うことがある。
「専業主婦」と書くべきか「無職」と書くべきか・・・

私は週に1~2度、塾のアルバイトをしているのだが、これが毎日ならばパートとか書くのだが、人手が足りない時の「お助けスタッフ」で 仕事というより趣味のようなものなので、とても恐れ多くて職業欄に書けずにいる。

ところで、この「専業主婦」なるものはいつ頃できたのかと調べてみると、意外とその歴史は新しく、昭和の高度経済成長時代に生まれたのだそうだ。

高度経済成長の頃は「企業戦士」と言われるサラリーマンが生まれ、家庭を顧みる時間もないほど忙しく働く男たちを後方(家庭)で支えるということで、女性は結婚したら仕事を辞めて家庭に入るということが一般的になったそうだ。

まさに私が働いていた頃のバブル期前後は、企業側も社員も「結婚したら仕事は辞めて家庭に入る」という考え方が一般的だったように思う。

しかし、さらに古い時代、例えば江戸時代は、女性も働く「共稼ぎ」が一般的だったそうだ。

江戸時代は「銘々稼ぎ」と言って、夫も妻もともに働いて、財産もそれぞれが別だったのだとか。
意外にも女性が自立していたことには驚く・・・

明治になっても共稼ぎは一般的なものだったそうだが、それは農家や商家というように女性も労働力として参加しなければならない職業形態が多かったからなのかもしれない。

しかし、今また世間では共働きの世帯が増えている。

共働きをしなければならない経済状況だったり、好きな仕事を続けたいという女性が増えいることも一因なのだろう。

一億総活躍時代?といわれる昨今、これからますます働く女性たちは増えていくのだろう。

そして将来、専業主婦というのは古い時代の遺跡的存在になるのかもしれない。

だが、私は主婦の仕事が大好き。

掃除をしたり、料理を作ったり、家族の用事に走り回るのも苦にならない。

でも本当は、家事ばかりではなくて仕事をすることも好き。

昔取った杵柄ではないが、特に数字を扱う事務仕事が好きだ。

今は毎年、家でうきうき年末調整をやり、塾の仕事で目の前にどっさりと積まれた小学生の算数を片付けていくのも楽しい。

というわけで、私は今日も専業主婦の道を突き進もうと思う。

さてと、これから父のところへ行ってくるとしようかな・・・(今日は父の退院!)







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