昼間の気温は27〜29度とまだ高いが、夕方になると急に涼しくなる。
日が落ちると寒く感じるほどで、秋の気配が感じられる。
ところで関西に住む夫の友人から電話があった。
「この前はすまなかった」という謝罪の電話で、実は二週間くらい前に、この友人と道東の町で会う予定だったが、なんと数日前から道東に滞在していた友人が、熱中症になってしまったという。
病院へ行くほどの重症だったようで、残念ながら会うことは叶わなかった。
「あの町で熱中症?」
夫から話を聞いて驚いたが、当時の町の気温は、これまでに無いほどの暑さで、、、と言っても30度に届くか届かないくらいで、夫や私はもちろん、地元民はピンピンしているのに、なぜ暑さ厳しい関西に長く住んでいる人が熱中症になるのかと不思議だった。
友人も電話で「まさか自分があそこで熱中症になるとは思わなかった」と言った。
友人曰く、関西では家も職場もすべてクーラーがついているし、移動は車を使っているので車も涼しい。それが、こちらでは家にクーラーがついていないので、暑さが身体にこたえたという。(友人は道東にセカンドハウスを持っている)
なるほど、、、常に涼しい環境で過ごしていたら、いくら暑い場所でも身体が暑さに慣れないのだろうか。
暑い所に住んでいるからといって、暑さに強いとは言えない。
寒い所に住んでいるから寒さに強いかというと、そうでもないのと同じかもしれない。
冬は半袖でも過ごせるくらい暖かい部屋にいるせいか、寒さにはめっぽう弱いというのと同じなのかもしれない。
倒れない程度に暑ければ暑さを、寒ければ寒さを、多少は感じた方が身体には良いのだろうか。
ところで、今年の夏も家にクーラーをつけることは出来なかったが、その代わりに持ち運びができるパーソナルクーラーというものを買ってみた。
お値段はセール価格で、なんと三千円を切る安さだった。
お値段相応にコンパクトで力も弱く、とても部屋全体を涼しくすることはできないが、これが寝るときに大活躍してくれて、顔の前で動かすと、丁度良い風力の涼しい風がきて気持ちよく眠ることができる。
なんでも気加熱で涼しくするそうで、付属のタンクに水を入れるのだけど、水切れと充電式の電池切れで、四時間くらいで自動的に止まっている。
もっとも暑さが厳しいところでは、これだと物足りなくて使えないのかもしれないが、これくらいの時間で十分によく眠れた。
だから今年の夏は、パーソナルクーラーに救われたと言っても過言ではない。
ちなみにモーター音もそれなりにするため、音に敏感な人は難しいかもしれないが。
以上のように、大活躍してくれたパーソナルクーラーだが、最近はずいぶん涼しくなり、しばらく使っていなかった為、ついに今日片付けた。(ついでに扇風機も片付けた)
そして壁に飾った絵も秋仕様に変更。
夏が終わったと思うと、寂しいようなホッとしたような複雑な心境だが、秋は秋で紅葉や美味しい食べ物など楽しみがたくさんある。
今度はどこへ行こうかと思うとワクワクする。