ミーロの日記

日々の出来事をつれづれなるままに書き綴っています。

甘酒作り

2016-10-20 13:13:16 | 日記
気が付けば、ここ最近ほとんどお菓子を食べていない。

前は買い物に行くと、必ずクッキーやキャンディーなどを買って、子どもたちがつまめるようにと、おやつ箱に入れておいたものだったが、今はおやつ箱にはほとんど何も入っていないことが多い。

二人の子供が家を出て、お菓子の消費量が減ったこともあるが、それでも自分と長女チェリーが食べる分くらいは買いだめしてあった。

それがなぜこんなにおやつの量が減ったのかと言うと、私自身の味覚が変わったからなのかもしれない。

まずお菓子類を食べたいと思わなくなった。

これは以前の私には考えられないことで、昔はお腹がいっぱいでも甘いものならば別腹ということで食べられたはずだったが、今はそれができなくなってしまった。

特に生クリームたっぷりの洋菓子などは食べたくない。

スナック菓子と言われるものも、クッキーやケーキも、アイスクリームなども食べられない。

まだ和菓子ならば少し食べてもいいかな・・・と思う程度だが、それも積極的に食べたいとは不思議と思わなくなってしまった。

長女のチェリーもお菓子はあれば食べるがなければ食べなくてもいい方なので、自然と買わなくなってしまった。

そして、お菓子を食べたくなくなった代わりに、時々無性に食べたくなるものが出てきて、その時に食べたいと思うものはできるだけ食べるようになった。

例えば、ある時はすりおろした山芋を麦ごはんにかけた「とろろ飯」が食べたくなり、ある時は葛湯が飲みたくなり、ある時は魚介のマリネに入っている玉ねぎのスライスが食べたくなり、またある時はたっぷりの野菜を出汁と醤油で煮込んだ鍋が食べたくなった。

それから、この前などは以前の私ならば食べたいとは決して思わなかった「焼肉」が猛烈に食べたくなり、その日の夕食を焼肉にして、家族に「めずらしいね」と驚かれてしまった。

ところで、お菓子大好きだった頃の私は、自分の身体の声というものがほとんど分からなかったと思う。

それでも病気になることもなく今まで来れたことは本当に感謝しかない。

今は、以前よりもほんの少し自分の身体から発せられる声がわかるようになり、自分の身体が欲するものを食べてあげられるようになった気がする。

というわけで、今、私の身体が欲しているのが「甘酒」なのです。

父も甘酒好きなのだが、実をいうと私も甘酒好きで、よく酒粕を買ってきて作って飲んでいたのだが、今身体が欲しているのは、酒粕の甘酒ではなくて、麹から作った甘酒のほう。

砂糖を使わず、米と麹を醗酵させて作った自然の甘みのある甘酒が飲みたい。 

子供の頃に母が陶器製のかめで醗酵させた麹の甘酒を作っていたことを思い出すが、子供の頃はその甘酒はあまり好きではなく、砂糖をたっぷりと入れた酒粕の甘酒のほうが好きだった。

しかし、今になってあの自然な甘さの甘酒が飲みたいと思う。

母のようにかめで作るのは温度管理が難しそうなので、私はヨーグルトメーカーで作ることにした。

柔らかめのご飯を炊いて、少しの水でゆるめて、そこに麹を入れる。

あとは一定の温度にして保温すればOK。

作っている途中で、子供の頃に嗅いだ懐かしい甘酒の香りがしてきた。

そんなことで今、出来上がりを楽しみに待っている最中なのです。










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