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昨日は東浦美津夫先生のご自宅へ

2009-05-29 13:19:21 | 「ふりそで剣士」追悼・東浦美津夫先生!!
一昨日は、高橋真琴先生の個展・真琴メルヘンを見に出かけ、高橋先生へフイチンさんの本をプレゼント。二上洋一先生こと、集英社の編集者としても活躍された倉持功さんの話しとなりました。
昨日は、昭和20年代から活躍し、少女クラブ・週刊少女フレンドでも活躍された漫画家の東浦美津夫先生のご自宅へ上田トシコ先生のフイチンさんの本を御届けにお邪魔しました。
前回は、講談社の少女クラブや週刊少女フレンドで名編集者として知られ、少女漫画の業界内では西の(新井)善久・東の(小学館、山本)順也と呼ばれた新井善久さんと一緒におうかがいしたので2度目となります。
東浦先生は、映画特に時代劇がとてもお好きでマツダ映画社の提供でアポロンから発売された松田春翠先生の活弁入りビデオもお持ちです。
今回は、新しくオープンする私のサイト


漫画の匠


のために新たに絵を書き下ろしてくれたのです。
6月からは、20世紀を代表する漫画家の先生方の作品や近況などを順次紹介して参りますのでお楽しみにね!!


東浦美津夫


本名光男。1930年6月3日、兵庫県神戸市の有馬温泉近くの田舎に生まれたとのこと。
最初、国鉄に2年ほど勤務しながら大阪と神戸と2つの絵元で街頭紙芝居の仕事(今回のインタビューで神戸の絵元は、神港画劇社であることが判明。以前のインタビューでは、紙芝居の絵元までは思い出せなかったとのこと。)をしていたが、すぐに単行本の仕事をするようになる。
酒井七馬が大阪で同人誌まんがマンを編纂していた時、その会合の席で手塚治虫先生と出会い、生涯親交が深かったのはあまりにも有名な話しだが、手塚先生から紙芝居の仕事を続けるより、書き下ろし単行本の仕事をすることを勧められたとのこと。
デビューは昭和23年10月10日・月光の剣士・荒木出版と古く、横山光輝先生がデビューする前、神戸で映画館の宣伝部にいる頃からの付き合いでもあるとのこと。

代表作


はやぶさ頭巾・冒険王・秋田書店
1954年10月号ー1957年9月号
カナリヤさん・少女・光文社
1955年1月号ー11月号
夕月の山びこ(原作・緑川圭子)・少女クラブ・講談社
1960年1月号ー1962年
ふりそで剣士(原作・梶原一騎)・週刊少女フレンド・講談社
1963年40号ー1964年
無明幻之丞(原作・横山光輝)・週刊少年キング・少年画報社
1966年18号ー39号

参考資料・少年なつ漫王第32号 東浦美津夫・岸本修大特集 平成16年5月末日アップルBOXクリエートより
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