198万PV達成!漫画史研究家・本間正幸監修【少年画報大全】(少年画報社・現在三刷)更新復活

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【タイガーマスク】素顔の伊達直人発見

2011-01-15 00:49:01 | 2001年夏「少年画報大全」(少年画報社)監修者への道
私が店長をしているショッピングサイトがあります。

【漫画の匠】
http://www.manganotakumi.com

よろしくです。

最近は、伊達直人やタイガーマスク運動が社会現象となり、日々マスコミを賑わすようになりましたね!
昨日は、朝にニッポン放送【上柳昌彦ごごばん!宮川花子と生放送】のスタッフから私の所属事務所を通して連絡があり、午後4時20分から10分ほど生出演しました。
「タイガーマスク」や伊達直人について、漫画とアニメの違いについてなど、漫画史研究家の立場として、生出演させていただきました。(笑)
講談社から発売されている単行本も書店に注文が殺到しているようなので、【タイガーマスク】の関連本が作れないか講談社の編集部へ企画提案をさせていただきました。
昨年ドラマ化され評判を呼んだ【怪物くん】も今年の冬に映画化決定!
【怪物くん】の初連載は、伝説の少年月刊誌である『少年画報』(少年画報社)であり、少年画報社が発行する少年週刊誌『少年キング』にも連載され、二度のアニメ化もされた人気作。
私が監修した【少年画報大全】(少年画報社)には、「怪物くん」の特集ページと、「怪物くん」について藤子不二雄@先生のインタビューも収録してあります。
藤子スタジオからいただいた年賀状も、私のブログで皆さんに御紹介させていただいたばかりでの嬉しいニュースでした。

今日の画像は、珍しいタイガーマスクの覆面を手にした伊達直人の勇姿になります。
原作の漫画にも、東映動画のアニメの中にもこのようなシーンはありません。
どこに収録されたものか、判る方は、コメント下さいね!(笑)
さて、今回の伊達直人現象について、読売新聞1月12日(水)の社会面にて今年も私の所へ年賀状をくださった推理作家の有栖川有栖さんのコメントを読んだ時、「私の所へも漫画史研究家としてマスコミからコメントを求められるようにならなければいけないな。」 と考えていたところだったので、初めてとなるラジオへの生出演はとても嬉しかったものです。(笑)
昨日は、2万冊の蔵書の中でも特にお気に入り、直ぐに取り出せるようにいつも大事に手元に持っていた「タイガーマスク」のオリジナル単行本全14冊を読み直していました。
偶然にも去年のクリスマス前には、ちびっこハウスへ抱えきれないほどのクリスマスプレゼントを持っていった【タイガーマスク】伊達直人のことを思い出してアニメ【タイガーマスク】のDVD第一巻(第1~6話収録)を借りてきて見直していたばかり。
全105話をもう一度全て見直そうか考えていた矢先に今回の騒動となったため、私がいつも借りているTSUTAYAでは、【タイガーマスク】の第2巻や、途中の巻、ラスト前の96~105話までを収録した第17,18巻など貸し出し中でした。(涙)
私が大好きな主題歌の「行け!タイガーマスク」とエンディング曲「みなし児のバラード」を作詞した木谷 梨男さんの正体は、東映プロデューサーの斉藤侑さん。
偶然、昨日別件で電話をいただいた元東映の平山 亨プロデューサー(『週刊少年キング』連載の梶原一騎先生原作の人気作【柔道一直線】をプロデュースされてます。)からは、石森章太郎先生原作の特撮ドラマ【ロボット刑事】を斉藤プロデューサーと一緒にプロデュースしたことなどのエピソードを御聞きすることが出来ました。
平山さんからの電話の主旨とは、「ワンフェスのゲスト控室で楳図かずお先生と再会したので、今度一緒に挨拶に行こうか?楳図先生の伝記を漫画化しているという金子デメリンさんという可愛らしい女性漫画家が一緒にいたが、本間くんは知ってるかい?」
といった感じです。
さて、今日の読売新聞29面地域横浜版には、

【タイガー運動 特養にも】
と題した記事があり、


〔川崎市の児童養護施設「新日本学園」には11日と12日に、ランドセル8個など2件の寄贈があった。
同学園には昭和20年代、タイガーマスクの原作者・梶原一騎さんが入所していたといい、鈴木寛園長(62)は「漫画に出てくる養護施設は、うちがモデルではないか。寄贈品は大切に使いたい」と話す。〕

とありました。(涙)

ある高名な明治の大文豪を祖父に持つマンガコラムニストなどは「あしたのジョー」は絶賛しているのに、

「高輪で坊っちゃん育ちだった私には、下町が舞台の梶原ワールドはまるで理解出来ないし(笑)、あちらにはあまり近寄らないようにしていた。」

と、数年前の東京都江東区にある森下文化センターでの漫画関連の講座で発言する始末。(怒!)

私は、生まれも育ちも横浜鶴見であり、少年時代は不良少年だったので、隣の街となる川崎、蒲田で少年時代を過した梶原一騎先生が描く梶原ワールドは、とても身近であり、痛いほど気持ちが伝わって来るのです。(涙)

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