私の好きな昭和のアニソン&特撮ソングを、気まぐれに(取り敢えずは、百曲前後)紹介し始めて今回で第六回目。先ずは
オリジナル原盤による
「テレビまんが主題歌のあゆみ」
鉄腕アトムから最新ヒット曲まで
オリジナル原盤による
「続テレビまんが主題歌のあゆみ」
鉄人28号からガンバの冒険まで
の中から、第六回は「ゲゲゲの鬼太郎」。
近年流行りのカバーについて、私は、あまり好きではなく、今もオリジナルの音源を追い求めています。
私が子供の頃、昔の子供向け作品に対して、オリジナルの歌い手による音源に拘る人が少なく、様々な歌い手によりカバーされ収録されたアルバムが存在します。
そんな時代に、少年画報社から手塚治虫アニメ選集が発売され、大好きな手塚治虫先生作品の数々が紹介されました。
当時、白黒作品のテレビでの再放送は、ほとんど無く、実際に虫プロ版の「鉄腕アトム」や、「バンパイヤ」など、テレビでの再放送は見ることはなく、現在に到っています。
「マグマ大使」や、「ジャイアントロボ」「仮面の忍者赤影」など、リアルタイムではなく、再放送でも、見ることの出来た作品群には、今も思い入れが有ります。
私の場合、先ずは歌から入り、テレビでの再放送を待ち望む間に、原作の漫画の単行本を入手していました。
幸運にも、秋田書店の新書判サイズの単行本には、数々の過去の名作群が、ラインナップされており、「サイボーグ009」や、「マグマ大使」、「仮面の忍者赤影」など、直ぐには絶版化されずに入手出来る名作が多数有りました。
「W3」や、「マグマ大使」など、秋田書店で発売されていた手塚治虫先生作品の単行本と、少年画報社から発売開始された手塚治虫アニメ選集を集めることによって、後に日本出版美術史研究家となる私のライフワークが始まったのかも知れません。
そして、実にタイミング良く、講談社から新書判サイズより一回り大きなB6判サイズの「手塚治虫全集」が発売開始されるのですから、何と運の良いコレクター人生を歩み始めることが出来たのでしょう。
大好きな「マグマ大使」については、後に私が監修した「少年画報大全」(少年画報社)にて、カラーの特集ページを組み、主題歌の歌詞も、紹介しております。
「ゲゲゲの鬼太郎」
製作会社/東映動画
放映系列/CX系
放映期間/1968.1.3〜68.3.30
原作者/水木しげる
ゲゲゲの鬼太郎
作詞/水木しげる
作曲/いずみたく
滝口順平(オリジナルは、熊倉一雄さん)
手塚治虫先生に次いで、水木しげる先生の大ファンでもある私は、幸運な事に水木しげる先生本人にも、何度もお逢いすることが出来ました。
又、チクマ秀版社から水木先生作品の中でも、一番大好きな「河童の三平」の兎月書房版を、初出時と同じ判型で、カラーページもそのままに復刻出来たことを大変嬉しく思っておりますし、出版美術史の研究者として、これに優る名誉は、無いと考えています。
研究者&コレクター体質である私の場合、好きな作品を描いた漫画家さん本人だけでなく、当時の出版社の担当編集者さんや、映像化の際のプロデューサーさん、脚本家さん、アニメーターさん達にも興味が有り、チャンスさえ有れば、その人達にお逢いして、お話を聞いて来ました。
過去のブログ記事には、当時、お逢いした際に聞いた貴重なお話を記録していることも有るので、興味の有る方は、そちらの方も、検索して見ていただけたら幸いです。
現在、私が加入しているスカパー!の東映チャンネルでは、白黒の「ゲゲゲの鬼太郎」の第一シリーズと共に、「サイボーグ009」の第一シリーズも放送中ですので、この機会に、スカパー!へ加入して、「サイボーグ009」や、「ゲゲゲの鬼太郎」の第一シリーズを、DVDや、Blu-rayに高画質で録画して、繰り返し視聴されることをオススメします。
我が家では、「サイボーグ009」「ゲゲゲの鬼太郎」共にBlu-rayのDR画像にて、録画しております。
次回、第七回は、「黄金バット」を紹介したいと考えています。