勇者の大局観

ヘボ投資とつれづれなる日々・・・
(投資に関する投稿は私感に基くものです)

北京の本気度。

2015年08月02日 | 時事
中国北京が2022年冬季五輪開催地に決定しました。史上初の夏冬五輪開催ですね。

「いやぁ、本当に良かった!」と思いますね~

何故って・・・これでPM2.5問題が早期に解決する可能性が出てきたからです。中国はPM問題は開催年までに解決できると言っています。たとえ確かな根拠はないにしても、それに向けての懸命の努力はするはずです。その本気度に期待したいと思いますね・・・
なにしろ日本では花粉の季節に中国からのPM2.5と混ざって強固な花粉症に悩まされる方も多くなっているようですので、ここは日本政府も協力して解決してもらいたいです。

中国のPM2.5問題の大きな原因に「工場や発電所から排出される汚染物質」が有ります。中国でのエネルギーの多くは石炭の燃焼によって作られます。石炭は二酸化炭素・硫黄酸化物・窒素酸化物など様々な汚染物質を出します。日本ではそうした汚染物質をほぼすべて除去したクリーンなものしか出さない現実を考えると日本の技術協力でクリアできる可能性があるのではないでしょうか。

もう一つは、ご存知の「車の排ガス」ですね。特にトラックなどのディーゼルエンジンが出すガスが大きく、こちらも車先進国の日本・アメリカ・ヨーロッパ等の技術協力が不可欠かと思います。マツダの『クリーンディーゼル』も有りますよ

そして最後に多くの民家は暖房に使う「練炭」の煙です。こちらも一件一件は少なくても「塵も積もれば山となる」で深刻な原因の一つとされていますね。

施設等の建設費用を考えると、現在の「緩やかな世界的不況」の状態はオリンピック開催誘致に対する各国の弱腰は否めません。経済は危うくなりつつあると言われる中国ですが、依然豊富な資金力を持つ現実を考えると北京で仕方ないのかなぁと思ったりします

そんな意味で、北京の冬季五輪の成功は我々日本にとっても願うところと言えましょう・・・

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