勇者の大局観

ヘボ投資とつれづれなる日々・・・
(投資に関する投稿は私感に基くものです)

ロシアなんて・・・

2014年04月30日 | 
軍師官兵衛のごとく、オバマ大統領はヨーロッパ勢と手を組みロシアを経済制裁と言う名の秤量攻め。プーチンはロシア帝国と言う名の城に篭城し長期戦に構える
なんて大河ドラマ『軍師官兵衛』の現代版を連想させるようだが、ロシア中央銀行は25日に政策金利を0.5%引き上げを発表して、ルーブル売りを回避したい目論見。だがロシア経済の悪化はウクライナ問題が起きる前から始まっているのでウクライナを解決しただけで事が済むわけでなく、厄介な問題といえますね。
しかしながら、前にも書いた様にロシアと日本の貿易はたかだか知れており極端な話ロシアがどうなろうと日本経済への打撃は微々たるものと思っております。天然ガスにしてもロシアへの依存度は既にかなり減っており現在は日本の輸入天然ガスの10%を切っています。リスク分散は完了済み。よって、このところ日本の株価が低迷している原因をウクライナ問題にするのはナンセンスですね。ただし、第二の“アジア経済危機”が起きないとも限らないのでロシアの動向は気になります・・・

さて、本日も日経は不安定な動き。最近の出来高減少で先行き懸念が膨らむ中、ゴールデンウィーク中ということもあり上値を追いかける展開にはなり辛く上振れ下振れが激しくなりがちなので「慌てるな!慌てると損をしかねないぞ」とつぶやきながら静観するしかなさそうです
当然、大きく下げれば買い増すのみ!余力は確保しているので、その時までおあずけ~。あと三つ四つ銘柄を増やしてもいいと思っておりますが・・・



<保有銘柄>
ゲオ
三信電気
オンコセラピー・サイエンス
北陸電気工業
カプコン
ニコン
東京テアトル
ホンダ
ザインエレクトロニクス
富士重工業

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映画『黒いスーツを着た男』

2014年04月29日 | 映画
予備知識を入れずに観ました。
サスペンスなのかと構えていましたが、結局サスペンスではなく重厚な人間ドラマです。なぜ重厚かと言うとテーマは“死”だからです。是非とも今の若い人達、特に中高生に観てもらいたいですねぇ。

あらすじは:
自動車ディーラーのアル(ラファエル・ペルソナーズ)は10日後に社長令嬢との結婚式を控え、同僚達とお祝いパーティの帰りに深夜のパリの街中で脇見をした瞬間に男を車ではねてしまう。アルはすぐさま倒れている男に近づくが仲間に促され現場から逃亡してしまう。ところが、これをアパートの窓から見ていたジュリエット(クロティルド・エスム)が救急車を呼んで一緒に病院へ行くことに・・・
被害者は昏睡状態でその妻との関わりが出来たジュリエットは、その後心配になって病院にこっそり現れたアルを目撃し、アルの身分を知ることになる。被害者の妻への謝罪と慰謝料をアルに促したジュリエットだったが、そのことを被害者の妻へは言う事ができなかった。何故か?そして幸せを手に入れる直前のアルはどうするのか・・・

フランスで人気の美形俳優ラファエル・ペルソナーズが主演という意味での話題作なのでしょうが、冒頭で書いたように人間の死をテーマにしていますので重いです。しかし、いつ自分の身に降りかかってもおかしくない事件ですので凄く身近に感じます。車で人を殺してしまった時、どういう気持ちで“死”と向き合うのか。被害者の家族とどう向き合うのか・・・。目撃者のジュリエットのお腹に新たな生命が宿っている設定も“死”に対して“生”のスパイスを効かせています。
ジュリエットの彼氏が大学の講義の中で引用した「人は人の代わりに何でも出来るが唯一“死ぬこと”だけは出来ない。人の代わりに死ぬことは出来ない。“死”は各自のものだ。生命は有限だ。自分の死を引き受け、自分の人生を生きる。自分にしか出来ない事を学ぶ。自分こそが人生の重要なテーマだ」という言葉が心に響きます。

これから長い長い人生を生きる若者達へ・・・

そして、人生の半分以上を生きたがまだ多くの時間を残している中年の方々へ・・・

どんな自分を作り、どんな人生を作りますか?



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知っておこう『富岡製紙場』

2014年04月28日 | 時事
富岡製糸場が世界文化遺産登録勧告されて2日目の昨日は、来場者数は過去最高の4972人に達したとの事です。世界遺産になろうとなるまいと富岡製糸場のたたずまいは変わらずそこに在るわけで、いかにメディアの力が凄いかという事が分ります。
さて、この『富岡製糸場』については少しばかり覚え書きをしておきます。関東出張の時に話題になって、食い付けないと困りますから

かいつまんで押えておくだけですが・・・



『富岡製紙場』は1872年(明治5年)開業の日本初の本格的器機製糸工場。
明治開国直後から日本は養蚕業(ようさんぎょう)が盛んになり出し、蚕(かいこ)の病気が原因でヨーロッパの養蚕業が壊滅的になる。
その後、外国からの製糸場建設の要望もあり明治政府は建設を決断。
繰糸器300釜を備えるのは当時世界最大規模。
中で働く工女たちの労働環境は1日8時間程度で日曜の休みも有り充実していた。
1893年(明治26年)に入札の結果、三井家に払い下げとなる。
1902年(明治35年)に「原 合名会社」に譲渡。
この年の10月に「原 合名会社」から「原富岡製糸所」と改名。
満州事変や日中戦争によって国際情勢は不安定化し1938年に群馬最大の山十製糸が倒産。更に主要輸出先アメリカで絹の代替となるナイロンが台頭した事も有り製糸事業の縮小に踏み切った。同年6月に「株式会社富岡製糸所」として独立する。
1939年に日本最大の繊維企業「片倉」に吸収され「片倉富岡製糸所」と改称。
太平洋戦争中は軍需用の落下傘向けの製糸工場として操業される。
戦後、GHQは経済の民主化を進め、1946年(昭和21年)に「片倉工業株式会社富岡工場」となる。
片倉工業は富岡工場(旧富岡製糸場)を閉業した後も一般向けの公開をせず、「貸さない、売らない、壊さない」の方針を堅持し、維持と管理に専念。固定資産税だけで年間2000万円、その他の膨大な維持・管理費用を払ってきた取組が有り、富岡製糸場が良好な保存状態で保たれてきた。
2005年に国の重要文化財に指定される。

まさに「歴史の中で皆の思いが詰め込まれて今日がある」と言ったところでしょうか

場所は覚えやすいです。
群馬県富岡市富岡1番地1


関西からはかなり遠いので行く機会が有ればと思いますが、いざ行くとなればなかなかどうして根性要りそうですね~。ちなみに大阪からググってみると電車で5時間40分かかります。日帰りは完全に無理ですね





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笑いのツボ。

2014年04月27日 | Weblog
昨日『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』を観た時に劇場の中央辺りに外人男性が2~3人座って観ていました。本編が始まってから特に笑えるシーンは無い様に思えたのですが外人さん達は笑っています。字幕版ですので翻訳のニュアンスの違いが少しはあるはずですが、外人さん達だけが大笑いしているシーンもありました。やはり“笑いのツボ”の違いですね。まぁ、育った国が違うのですから仕方のない事です

我々日本人同士だって、育った地域や環境で大きく“笑いのツボ”は違います。特に関西は「お笑いの街」ですので、単純に関東人と比べても“ツボ”は違う場合がほとんどと言っていいのではないでしょうか。“笑いのツボ”が相方と違うと悩んでいるカップルがいるようですが、全く悩む必要はないと思います。逆に感性が違う者同士が一緒にいることによって、二人同時に危険な方向へ流される事がなくなりますしね
だいたい、お互い別々の人間ですから違って当たり前と思えばいいわけで要はお互いに「思いやる気持ち」が大切かと・・・。それに“笑いのツボ”は年と共に少なくなっていきます。その代りに違う“ツボ”が現れてそれらを共有出来るようになるはずです。
思い出して下さい、小中学生の頃を。当時笑い転げていた事が今では笑えなくなっているはずです。多分、もっと年を取って老人になったら、お腹をかかえて笑う事はかなり少なくなるでしょう。逆に言えばたくさん爆笑できる方は若いと言う事ですね
いくつになっても爆笑していたいものです・・・

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映画『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』

2014年04月26日 | 映画
キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャーを梅田で観てきた
噂通りGOODな出来でした~
しかしそれは『アベンチャーズ』を観ているからでして、『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』は観ていなくても大丈夫ですが、アベンチャーズに関しては観てないと楽しさが減るような気がしますね~。そして、アベンチャーズは『マイティー・ソー』と『アイアンマン』を観ていないと・・・
結局、全部観てた方がより良い!て事ですね

クリス・エヴァンスは間違いなくかっこいいし、なんてったって近代科学兵器やテクノロジーを使わず“盾”1個と己の肉体だけで大活躍する。そして強い!スピード感と迫力はさすがです。実は始まって10分ほどして不覚にもウトウトしてしまってヤバッって感じでした 花粉症の点鼻薬のサイドエフェクトで眠くなってしまうだけに苦しいところです・・・
しか~し、物語がスピーディーになり始めるや否や眠気は吹っ飛びスクリーンにかじりつき状態でして2時間オーバーの映画も最後まで楽しめましたよ 最後は次回アベンチャーズ2を楽しみにさせる様な思わせ振りな「お楽しみシーン」が盛り込まれてます。

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いつになったら成熟するのか中国。

2014年04月26日 | 時事
商船三井が自社の船を中国当局に差し押さえられ、40億円払って返してもらったニュースは衝撃的だったが、これは前々から問題になっている中国自体の諸々の問題の根幹といえるでしょうね。

そもそも・・・
今から78年前に中国のから船を借りた大同開運(現:商船三井)。

その後、日中戦争が勃発し借りた船はうやむやになり不明状態に。

そして52年の歳月を経て、船主の遺族が商船三井を相手に賠償訴訟。

結果、商船三井に29億円の支払い命令。

商船三井はこれを無視。

そして、船を差し押さえられる。

結果、利息分含めて40億円を払い、船を返してもらう。

とまぁ、こんな経緯です。
戦争ともなれば船を返すタイミングは完全に失っている訳で、責任は戦争を起こした日中両国にもありますでしょう。当然、日中関係の事も有りますので商船三井から日本政府へ連絡はいってたはずですから何らかの対応はできたのではないかと思うのです。しかしながら、なんと言っても中国のとった最初の判決が恐ろしい訳です。この既成事実ができてしまった以上、同じような“たかり訴訟”が中国や韓国で出ないとも限りません。日本を含む世界の企業の中国離れが加速するきっかけの一つになりそうなので中国もある意味墓穴を掘った感がありますね

それにしても、中国はGDPで日本を抜いて世界2位になったと自慢しているわりにはいつまで経っても精神的に成長しませんね~。昔の日本もこんな風だったと言われるエコノミトがちらほらおられるようですが、根本的な文化の成り立ちが違いすぎますので、DNA的に日本人より未成熟だと私は思います・・・


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中年の星!『トウカイトリック』死す。

2014年04月25日 | ギャンブル
競馬をご存じでない方にはピンとこないニュースですが、老体に鞭打ちながら今年1月まで走り続けた『トウカイトリック』が死んでしまいました
引退したばかりなのに・・・

競走馬の現役生活は長くて7~9歳までというのが一般的ですが、この『トウカイトリック』は12歳まで走りました。しかも第一線で。その走りはスタミナ豊富なステイヤー(長距離ランナー)でして、年1回行われる“春の天皇賞”には8年連続して出走!もちろん記録です。当分破られる事はないような気がします・・・

12歳で現役だったという事は、人間なら50歳くらいでしょうか。ホノルルマラソンに老人の市民ランナーが参加するって話ではなくて、オリンピックの代表選考マラソンに50歳男性が参加するってレベルの話ですから驚きですね

昨年引退した最強馬のご存じ『ディープインパクト』が出走したレースは全部で14レースです。それに対しこの『トウカイトリック』は生涯で63レース走りました。獲得賞金は5億5千万円です。ビッグレース(G1)を勝つ訳でもなくコツコツコツコツと積み重ねた結果ということですね

このトウカイトリック、私も大好きな馬でしたので残念でなりません・・・

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ミツバチとゼウス

2014年04月25日 | イソップ
教訓めいたものが織り込まれているイソップ寓話ですが、私なりの言葉で書き出してみました。

ミツバチは人間に飼われ毎日せっせと蜜を集めている。

ある時、ミツバチは自分の蜜を人間に与えるのが惜しくなった。

そして全能の神『ゼウス』のところへ行って申し出た。

ミツバチ:「ゼウス様、どうか蜂の巣に近付く者を針で刺し殺す力を下さい」

ゼウスはミツバチの妬みに腹を立て針で人間を刺すとその針が抜けて自分も死んでしまうようにした。


ミツバチは他の蜂とは違い針で人を指すと抜けなくなり、無理に抜くと針が体からちぎれてしまい自分も死んでしまいます。自分の役目をわきまえずに妬みを抱くとろくなことはないと言う事ですね。



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さまようソニー。

2014年04月24日 | 時事
ソニーが不動産事業に参入するニュースが出ているがソニー損保・ソニー銀行がうまくいっているからと単純に今度は「ソニー不動産」ではね~
大幅リストラや事業改革で多額の費用がかさんだことが原因で赤字に転落したと言っていた平井社長だが、必死でもがき苦しんでいる様にも見える今回の不動産事業。とは言えソニー損保がITモデルで成功しただけに「ITを使って低コストを実現したい」と考えるのも解らなくもない。でもねぇ、不動産っていろんな外的条件に絡んで価格が設定されているんでしょ?現地に行って自分の目で確かめ、場合によっては近所の方に聞き込みをするくらいの慎重さがいると思うのよね。「ネットで簡単クリック」はどうでしょうか
まぁ、ソニーの事だから斬新なモデルを考えておられるのかもしれませんが

かつては「技術のソニー」でエレクトロニクス分野で名をはせておりましたソニーですが、今や“何屋さん”かわからなくなってしまっている状態。まぁ、企業は時代時代で変化していかなければ生き残れないという事もありますが、痩せても枯れても「SONY」ですから頑張ってもらいたいものです。

ソニーの今日の終値は1859円で昨日に比べて60円も下げてしまいました・・・


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バランスが大切。

2014年04月23日 | 格言
≪格言≫
『需給はあらゆる材料に優先する』

相場では有名な格言ですね。
「需要と供給のバランス」ちょくちょく耳にする言葉ですが、経済の基本です。株や金融の世界でも同じことで資金(お金)が豊富に出回って供給が少ないと商品の取り合いになって暴騰します。またその逆も有りますね。
今問題になっている日本国債も同じ理屈で、日銀が国債を買い占めすぎているため市場で取引される量が足らなくなっている状況です。要するに需給が悪くなっている(板が薄い状態)、なので少し大きな売買が入ると暴騰したり暴落したりする。さて、日銀はこの状況をどうするのか・・・
まぁ、株の銘柄選びはこの様に出来高も重要なファクターとなるってことですね!
←知った風なことばかり言ってるバカ

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