勇者の大局観

ヘボ投資とつれづれなる日々・・・
(投資に関する投稿は私感に基くものです)

やはりこれでは・・・

2015年08月17日 | 時事
本日注目のGDP速報値です。
昨年4月に消費税を8%に増税してから半年くらい、すなわち昨年暮れ辺りから景気後退は見えていましたので今更繰り返し言うのも気持ちが引けますが大事な数値ですので記しておきます。

内閣府の発表で、今年4~6月期の実質国内総生産(GDP)はやはりマイナスでした。
前期比マイナス0.4%で年率換算でマイナス1.6%です(-_-;)
消費や輸出といった内外需が大幅に悪化したことが主因との見方ですが間違いないですね。
特にGDPの60%以上が個人消費に依存していますので、そこが凹むと大きいです。たとえ輸出が好調でも・・・。しかしその輸出も伸び悩んでいるので、かなり苦しい状況には変わりません。

「成長率の数字自体よりも実態が悪い事を示しているとの指摘が民間エコノミストから相次いでいる」とロイターは伝えているが、正にその通り!「賃上げや設備投資に対し、期待通り動いていない」との声もあるようだが本気でそんなこと思ってるならお笑い草も甚だしいですね。「企業」ってものをバカにするなと言いたい!公務員さんには解らないでしょうが実態経済が曇り出している事は殆どの経営者はお見通しで、来るべき時に倒産しないよう一生懸命に“内部留保”を積み上げているのですよ~。(人件費に回らないので社員が我慢させられている)

仮に設備投資するにしても国内ではなく海外。

この傾向は益々強くなるでのではないでしょうか・・・


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