特製ラーメン（小） ＠ 「本家たかばし第一旭 寺田店」京都府城陽市

予定にない休暇となり、どう一日を使うかいろいろ考えたのですが、単身行動となったこともあって、思い切りマイセルフに徹することに。

今から33年前に就職した私は京都府南部を担当する営業職につきました。毎朝右京区の営業所を出て国道1号線から24号線を走り、奈良県の手前木津町（現在は木津川市）とか笠置町、和束町、田辺町（現在は京田辺市）などを回る日々。ノルマに追われるしんどい毎日でしたが、城陽市が癒しのスポットでした。仲の良かった店のご主人とお話して、一杯のラーメンを食べるのがささやかな楽しみ。
神戸ではラーメン専門店に出会ったことがなかったので、初めて食べたときはてんこもりのチャーシューとしょうゆが立ったスープの味、専門店ならではの店の雰囲気が新鮮でした。ラーメンって美味しいんだなと思ったものです。
三年後に退職して帰神、神戸ラーメン第一旭やもっこすなど同系統のラーメン店ができて、いっときよく食べていたのですが、どうも一杯の途中で食べ疲れてくる・・・寺田が懐かしいなぁと思いつつ幾星霜。

前置きが長くなりましたが、思い出の味って、どうしても美化する傾向がありますよね。30年ぶりに食べてガッカリするかもと心配もしてたんですが、杞憂でした。

「本家たかばし第一旭 寺田店」
京都府城陽市寺田垣内後49-1
0774-52-6859
10:30～28:00
無休
このへんです。



厨房を半周囲む変形なカウンターだったように記憶しているのですが、普通の客席と直線カウンターでした。



カウンター上のメニュー。サイズ設定は昔の方が多かった？レディーサイズとかベビーサイズもあったような。学割は当時からあったような気がします。



卓上メニュー。



まだお客さんがたて込まない時間なので、女性スタッフは餃子を包んでいます。



特製ラーメン（小）550円。（小）ですが、しっかり普通の一杯分あります。



サラッと流れる浮かせ油、よい香りが立ち上がります。



ツルミのよい中太麺、しっかり食感がほどよい茹で加減です。豚骨のダシはそれほど濃くないようですが、醤油がきつくなく旨みがよく効いているからでしょう、自然な甘みとコクを感じさせるスープ。そして温かく柔らかいチャーシュー。美味しいラーメンでした。



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