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ゆめと心理と占いのはなし
Por donde, amor, he de ir?
 Rosalia de Castro

荷物がいっぱいでバスを降りられない夢

2016-05-02 00:20:38 | PSYCHOLOGY2

昨日の朝、8時から9半時の間に息苦しい夢を見た。いったん目覚めてから二度寝したときに見たもので、夜まで覚えていたらここに書き込んでおこうと思いながら一日を過ごした。

それは、大学時代の友人夫妻の家で食事をご馳走になって、そのままお酒を飲んで話をしていたら、ある人に会いに行くことになって車で移動した。なぜか真っ青な夏用の掛け布団が後部座席に畳んでおいてあって、助手席には嫁さんが座って、夫の方は乗っていなかった。ある人の家は二階建てアパートで、正面の空き地に車を置いて部屋に入っていった。ある人は外国人男性でスペイン語か英語を話していた。ぼくは居間の椅子に座って、嫁さんは6畳くらいの和室にふすまを開けたまま座っていた。

ある人との会話を何も覚えていないのだけど、時間が経ったのか、彼は難しい質問をしてきて、ぼくはそれに答えられず、彼が不機嫌になったので嫁さんを促してまた車に戻った。目覚めたときには彼が大きな目を開けて、押し入れの戸を開けて、左手の薬指でこっちを指しながら何かを言ってたのを覚えていたけど、何を言ったかはいまどうしても思い出せない。

ぼくと嫁さんはぼくの赤い車に乗るけど、いつの間にかぼくは自宅近くを走る路線バスに一人で乗っていた。一番後ろの席に座って、停留所ごとに一人一人と降りていくのを見つめて、次は僕が降りる停留所だと思って、一番後ろの席の後ろにあった小さなスペースに置いた青い夏蒲団を両手で抱えて前を向くと、布団の間にはいろんな瓶や箱が挟まっていて、それが周りに転がって、ぼくは布団を抱えたままかがんでそれを拾い集めるけど、思った以上の数があって、両腕で持てなくなってきた。

バスは停留所に着き、ぼくは布団の上にぽこぽこといろんなものを乗せた不安定な状態で立ちあがって前にある降り口に歩いていった。フロントガラスの前は、ブルーシートで覆われたトラックが止まっていた。ぼくは急がなくちゃと歩くけど、まだ持ち切れてなかったものが座席や通路にあるのに気づいてどうしようかと迷う。いくつかは手を伸ばして布団の上に乗っけたり、畳んだ間に挟んでいくけど、全部は持って降りられない。観念して降り口に向かうけど、今度は腕からあふれた布団の端が両側の座席にぶつかって前に進みづらくなっていく。

運転手の顔は見えなかったけど、ルームミラーに視線を感じて焦り始める。降りたいのに降りられないという状況がすごく強く記憶に残って、何か警鐘を鳴らされているような気がした。目覚めてこの夢のメッセージがストンと理解できた。数日前にもこの降りたいのに降りられないという夢を見たような記憶がある。現実世界の自分自身が感じているどうしようもない苛立ちが夢の中で繰り返されるというパターンは以前にもあった。たぶん、現実世界の自分自身を変えない限り何回でも見ることになるんだろう。


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