MELANCOLICO∠メランコリコ!

ゆめと心理と占いのはなし
Por donde, amor, he de ir?
 Rosalia de Castro

『週刊サッカーマガジン』が月刊誌となる

2013-09-24 14:19:45 | El mundo de futbol

サッカー界の厳しい現実という見出しでこの件が報道されていたが、これだけインターネットで国内や海外のサッカー情報が早くなれば紙媒体は時代にそぐわない。これはもう10年以上前から指摘されてたことで、インターネット技術を活用した「販売」がもっと早くからもっと積極的に検討されるべきだった。

とくに海外のサッカーに関しては、サッカー先進地のヨーロッパや南米の新聞やテレビ局が映像やテキストで生中継したり、かなり詳しい内容を素早く報道しているので、それで事足れりと思う人が増えていた。実際、数年前からは、その翻訳情報を1日遅れでアップする日本語サイトも増え、紙媒体の記者たちもそこからかなりの情報を得ていたはずだ。

昔、某誌W杯現地特派員が「・・・XXは右から短いパスを出して、△△はそれを左足で受け・・・」といったことばかり綴った記事を書いてたけど、衛星やケーブルで試合の中継を観ているファンが多いなか、これは紙媒体がすることではないだろ、って落胆したことがある。それに、現地外国人記者の記事として、日本の平均的サッカーファンが好む表現が多用されていたのがあったけど、あれは日本側でだいぶ書き換えてるのではないかと思ったことがある。ヨーロッパや南米の新聞やテレビは、いわゆるベタ記事を別にすれば、いつもきどった蘊蓄にあふれ、内容は批判的で、表現もときに辛辣で、‘文学的’とも言えるほど多彩である。

ここで、なんでも海外の方が上とか言うつもりは全くないけど、、メジャー・スポーツは、選手、ファン、監督、クラブ、戦術、マスコミ、etc..といったものが一体となってレベルを上げてくるもので、選手などのレベルが上がったとき、そして海外のサッカー情報が大量に流れ込む時代になって、それについていけない媒体はこぼれ落ちていく以外ないのかもしれない。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿