くるりぴょん、くるりこぴょん

忘れっぽいわたしのための記録。何年か先に、振り返ることのできる思い出を貯めるために。

かっさかさのしっわしわのバッサバサ

2021-05-20 23:39:05 | やる気スイッチ
連休中の暴食で2キロ増えた体重は、摂りすぎた塩分によるむくみが原因だったらしい。体にたまった塩分水分と合わせて、食べた幸せの塊が脂肪の塊になる前に、早急に放出しないといけないと言われた。

休日夜半にトンちゃん経由で、酒盛り中のハービーに泣きつき、とにかくお水を飲んで汗をかいてと言われ、遠回り通勤、お水ちょこちょこ飲み、坂道ノシノシ歩きに努めた結果、どうにか連休前の数字に戻せたけれど1週間かかった。やれやれ。

先週のこと。InBodyの計測結果を眺めているとハービーがやってきた。

「くるりさん、こんにちはー!お誕生日おめでとうございます」

「あら。ありがとう」

「はい、その紙見せてください」

プリントアウトしたInBodyの数字をしげしげと見て。
「意外と早く戻せましたね。で、どうします?」

「何が?」

「減量ですよ、お誕生日までって言ってましたよね」

「そんなの続けるよ、まだゼロゼロになってないもん。あと1.2キロだから」

ゼロゼロというのは筋肉と体脂肪の調整量のことだ。わたしは筋肉は足りているけれど体脂肪があと1.2キロ余分。

3月下旬くらいから体脂肪量調節はいつまで続けるつもりなのか、ちょいちょい確認をされていたけれど、とりあえずお誕生日が来るまでと適当に答えていた。きっちりと決めていたわけではなく、便宜的に。本当に適当。

「んーーーんーーー」

超困っている。ハービーの言いたいことは分かっている。もう、止めようと言いいたいのだ。

「くるりさん。今の体脂肪率は女性の平均値域内です。年齢からいうとその中でも低すぎる方、あと3%くらいあってもいいくらいです。脂肪がある程度ないと免疫力下がります、お肌もかっさかさ、髪もバッサバサ、潤いがなくなります、かっさかさのしっわしわでバッサバサの枯れ枯れ。枯れた花ですよ」
 
「え?今そんな感じ?」

「いやいや、これ以上続けたらです」

「だって、あと1.2キロだよ、もうちょっとだよ、やりたい」

「1.2キロの脂肪は相当ですよ」

「やだ」

「うーん。僕が減らす1.2キロとくるりさんの減らす1.2キロは違います」

「デカいのとチビいのってこと?」

「25メートルのプールからバケツ一杯汲むのとお家のお風呂からバケツ一杯汲むのの違いです」

(それは同じ!)

「胸、ぺっちゃんこになりますよ、ぺっちゃんこのかっさかさのしっわしわですよ、いいんですか?」

「・・・・いいわけないじゃん」
(脅しかよ)

「くるりさん、僕はくるりさんの体のことを考えて言ってます。これからは少し食べても太らない体にしましょう」

「・・・別に辛くないし」

「くるりさんは辛く感じなくても体は辛いんですよ。飢餓状態です。だからちょっと食べると全部取り込もうとします。そして体重の増減が激しいと痩せにくくなります」

「そんなこというなら中華料理食べてやる!」

「だめですだめです、くるりさんは脂質がだめなんですから」

なんだよ、じゃあこれまでと一緒じゃん。よくわかんないな。

そこへ、同じくハービーにパーソナルトレーニングをしてもらっているI田さんがやってきた。

「こんにちはー」

「あ、I田さん。この人ってば、わたしのこと枯れた花っていうんですよ、女の人に言う言葉じゃないですよね」

「悪い男だわねえ」

「僕、言ってませんよ。枯れた花になりますよって言ったんですよ」

「かっさかさのしっわしわのバッサバサだって」

「先生、酷い」

「僕、言ってませんよ。なるよって言ったんですよ」

あとはI田さんに任せて逃げた。ハービーのデッカイ声が追いかけてくる。

「くるりさーん!ちゃんと考えてくださいよー!」

どうしようか。もちろん、かっさかさのしっわしわのバッサバサは困る。そんなの奇跡の55歳じゃない。でも、人から言われて何かするのは本当に嫌いなのだ。それがハービーでもだ。わたしに指図できるのはわたしだけなのだ。

青もみじ。緑色大好き。「目に良いグリーン」確か。ジャポニカ学習帳に目の健康のために遠くの緑を眺めましょう的なことが書いてあって、しょっちゅう校庭の木を眺めていた。あんなに眺めたのに近眼になり、今は老眼がオンされた。



トレーナーがうるさい

2021-05-18 13:49:00 | プール&スポーツクラブ
最近、トレーナーのハービーがうるさい。しつこい。どうやらリマインド機能が装備されたらしい。

普段は忘れん坊のくせに、人の顔を見れば、どうするどうするって。

昨日もプールでわたしがそばに寄っていくと、「くるりさん、決めてくれましたか?僕の中では、一択ですよ。」

これが、佐藤浩市もしくは蒼ちゃんからの交際の申し込みだったら夢のようなんだけど。「わたし一択」・・・うっとりしちゃう。

でも。違う。全く違う。そもそもわたし一択だなんて言ってない。

「なんか最近ぐいぐい来るね、圧が強い」

「いやいやいや、僕は心配してるんですよ」

「いつもは何でも忘れちゃうくせに」

「忘れませんよ、真面目な話です」

「わかってるよう」
 
わたしはハービーに減量の終了を迫られている。

人に言われて何かをするのがわたしは大嫌い。さて、どうしたものか。

通勤途中で見つけた紫陽花。今年は紫陽花も早いなぁ。




あなた、人は気持ちよく断られたいものですよ

2021-05-15 13:49:52 | プール&スポーツクラブ
マイケルと一緒にプールへ行ったけれど、マイケルはそのままキャンプへ行った。わざわざ車で出掛けて、テント広げて、不便な外でご飯作って、食べて寝て帰ってくる。何が楽しいのかと思うけれど、何かしら楽しいんだろう。

さて。急ぎ帰ってもミルキーはいない。久しぶりにコーヒー屋さんに寄って豆かん食べちゃおうっと。豆かん大好き!いつか丼で食べたい!

さてさてさて。プールでのこと。

来月から子供水泳教室が始まる。集客人数にもよるけれど5コースのうち最大3コースを潰すらしい。来週からトライアルが始まる。

プールにはちょうど子供スイミングの先生がフロントにいたので今後のコース割について確認をしてみた。年の頃は、わたしと変わらないか少し若いかどうか。とにかくおばちゃん先生だ。

今月中はお試しなので水泳教室で潰すコースは1コースのみ。来月からは今のところは2コース使用予定とのこと。残る3コースをウォーキング、ゆっくり泳ぐ人、速く泳ぐ人と分けるとか。初心者は??

「初心者は25メートル泳げない人の扱いなので、ウォーキングコースに混じって練習してください」だって。

(ふーん。それは無理だよ。わたしみたいな平泳ぎのキック練習ならそれもできるかもしれないけど、みんなお喋りしながら歩いてるからほぼほぼ立ち止まってるし。25メートル泳げなくたって数メートルでも泳げれば歩いている人にすぐに追いついちゃうだろう)

「その時にプールに来ている人たちの泳力を見極めてコース割は変更させていただきます!」

「そうですか。でもなかなか難しいでしょうね、プールに来る時間も滞在時間も皆さんまちまちですから」

「それはこちらのコントローラーがしっかりお声掛けさせていただきます!」

なかなか力強いお言葉。でも、ここのプールエリアのフロントがコントロールしてるところ、まず見ない。接触があっても見てないから知らないし。わたしがクロールで泳ぐおじいさんの上に背泳ぎで重なって泳いでしまった時もおじいさんしか気付かなかった。

「コース割についてはわかりました。お声掛けということで別件ですが、プールエリアも会話禁止ですよね。結構お喋りされる方が多いのでもう少しお声掛けしていただけませんか?」とお願いしたところ。

「わたしが見ている限りそういうことはありませんでした!」。。。以上。以上?

(いやいや、あったから。あったから言ってるんだし。あなたが一生懸命下向いて床掃除してるときに、コース脇でずーっとお喋りしているおばちゃんがいましたよ。

そのおばちゃんが「どーぞどーぞ!どーぞどーぞ!」とわたしに50センチも離れていないところからデッカイ声でコースを譲ると声をかけてきたから!テロかと思ったよ)

1つアドバイスです。顧客からの要望があってそれに応えることができないとしても、今回のようにそもそもそういう状況になかったという回答はいけません。相手の話をきちんと理解して、一度は共感して受けとめないと。寄り添う気持ちが大事。

断られるにも気持ちよく断られたいのが人の気持ちだとわたしは思う。

そして、わたしの要望は無理難題でしたか?否です。

目が行き届かず申し訳なかった、次回からそういった際にはお声掛けさせていただくと言えばそれでいいのだ。

あなた、それくらいわからないとだめよ〜だめだめ。


豆かん、食べ終わっちゃったよ。もっとハッピーな気分で食べたかったな。チッキショー!






年下の男の子

2021-05-12 13:16:00 | 日記
今朝、慌てて自宅マンションの階段を降りると隣のケイゴくんがいた。

ケイゴ:「おはよう」
わたし:「おはよう」
ケイゴ:「オレ、幼稚園に行くんだ」
わたし:「いいね、幼稚園楽しい?」
ケイゴ:「うん。ママと行く」
わたし:「そっか。いってらっしゃい!またね、ばいばい」
ケイゴ:「ばいばい」

もっと話したかったけれど、電車の時間まであと5分。早々に切り上げてしまった。背丈がわたしの腰くらいまでしかない坊やはお隣のお孫ちゃん。じいじ、ばあば、ママと4人で暮らしている。

彼との出会いは、わたしが春休みを満喫していた3月下旬の朝。ベランダで洗濯物を干していると、境の隙間からお目々がパチクリ。

(あ、たまにギャン泣きしてる子だ・・・)

わたし:「おはよう」
坊や:「おはよう」
わたし:「いいお天気だね」
(子供相手に天気の話)

坊や:「うん。いいお天気。オレ、疲れちゃったよ」
わたし:「なんで?」
坊や:「遊びすぎ」
わたし:「いいね、遊びすぎ。おばちゃん、そういうの好き。ボク、お名前なんて言うの?」

坊や:「オレ?ケイゴ」
わたし:「ケイゴくん、かっこいいお名前だね。何才?」
坊や:「オレ、5歳」

堺の隙間から小さな手をパーにして教えてくれた。

わたし:「5歳か、いいね。おばちゃん、55才。ケイゴくんより50才大きいからね」
(区切りよく早めに55歳になっておいた)

坊や:「すげー、かっこいいー」

55歳をかっこいいと言ってくれた♪

わたし:「でしょ。かっこいいんだよ。55はゾロ目だよ」
坊や:「ジョロメ?」
わたし:「そう、ゾロ目」

ミルキーは知らないおばちゃんと話すことなんてなかったな。ケイゴくんと同じ大きな目で、相手が目を逸らすくらいガン見することはあっても恥ずかしがってお話できない子だった。

はい、昨日でわたしも55才。残念ながらゴールデンウイークの暴食がたたって、お誕生日までに体脂肪量調節ゼロは達成できなかったけれど、ゼロを目指してしつこく頑張るぞ!来年の誕生日までに平泳ぎ、完成するかな。

悪いおじさんから届いたお花。ありがとうです!

最近頻繁に作って食べている盛岡冷麺。簡単だし美味しいのだ。

マイケルが買ってきてくれた青山フロマージュのチーズケーキとスフレ。ありがとう。

シフォンケーキかチーズケーキをリクエストしたんだけど池袋西武が6時までしか営業してなくて、第2希望のチーズケーキになっちゃった。濃厚過ぎて鼻血が出そうな気がした。若いミルキーは平気でバクバク食べていた。



いい気になったツケ

2021-05-11 00:17:31 | やる気スイッチ
家を出て2週間。自分なりの節約、工夫が楽しくて全く帰ってこないミルキーと一緒に過ごせた連休は楽しくて嬉しくて。一応、マイケルもいたけど。

減量中ということも忘れ食べた、食べた。3食きっちり、糖質、脂質制限なし。おやつもてんこ盛り。欲望のままに生きた。なんて、この世は美味しいものがあふれているんだ!

今回は言ってなかったけど、ハービーが短期間で増える体重は短期間で落とせるから気にせず楽しめという言葉を記憶の彼方から引っ張り出して、お墨付きをもらったような気分で好き放題。食べたい放題。

神よー!わたしは幸せですー!

いい気になったツケは回ってくる。

なんか、体が重たい。ほっぺも下がって重たい。足がむくんで正座が辛い。手指もむくんでグーにすると指が痛い。朝から脛を押すとべっこり穴があく。肋骨締めようとしても締まらない。お腹引っ込めても引っ込まない。2キロ増。。。超ブルー。

神よー!なぜですかー?

ハービー、どうしよう?(泣)

直接繋がれないハービーから学生バイトくんだった社会人3年目のトンちゃんを介してラインが来た。

「くるりさん、4日間でこれは食べ過ぎです。今のところは体重増加はむくみです。1日にお水を体重✕3.5ミリ飲んで塩分排出してください。汗をかく運動も。食べたものが脂肪になる前に。」

ハービーが言うには時期が悪かったらしい。わたしは飢えているとかひもじいとか思っていないけれど、飢餓状態の体は入ってきた栄養全部抱え込んでいるんだってさ。

「くるりさん、前向きに。神経質にならないでできることをしましょう!諦めないで」

この間。トレーナーの応援が足りないからわたしの体脂肪が減らないんだと八つ当たり。ハービーに「僕、かなり応援してます」と言われて、「全然足りない」と悪態をついたのだけれど。

くるり、反省しなさい。ハービーはいつだって応援してくれているじゃないか。