歯医者さん

土曜日は定期歯科検診だった。電車で２つ目、駅から徒歩５分。住宅街にある歯医者さんだ。

ミルキーが2歳の頃から。今ではマイケルも来ていて家族でお世話になっている。

昔、ミルキーの乳歯を一本虫歯にしてしまい、自宅近所の歯医者さんでは小さすぎるからダメと断られた。

駅の反対側に小児歯科があるからと掛かってみたが、お母さんはここで待っていてくださいとぎゃん泣きするミルキーの叫び声を待合室で聞きながらわたしが泣きそう。

診察室から出てきたミルキーは水から上がったカッパのような頭、顔は涙、鼻水でぐしゃぐしゃ。怯えているミルキーを見たらもうここには来たくないとわたしが戦意喪失。

そんなとき、保育園で同じクラスの文房具屋Kちゃんママが紹介してくれたのがここだった。院長のS先生は区の校医も勤めている。

実際に診察してもらうまでにトレーニング代と称し１回1000円取られたが、ぎゃん泣きカッパになるミルキーを見なくて済むと思えば安いもの。

先生も｢ミルキーちゃん、ミルキーちゃん｣と呼んでくれていたが、中学、高校、大学とお姉ちゃんからどんどんお姉さんになるにつれ、｢ミルキーさん｣って呼ばないと失礼だな、と言いつつ今も｢ミルキーちゃん｣だ。

３時の予約で３時に入り、待つこと５分。席で５分待ち、虫歯点検と歯周ポケットの深さを診てもらい、歯石を取ってもらうこと10分。お会計2340円で３時半には駅に向かっていた。

今回も虫歯なし。次回は１月か２月にハガキが来る。