Hくんとは低温サウナやジャグジープールでもくだらないお喋りをしているが、レッスンの合間合間でもかなり頻繁にお喋りタイムが入る。
わたしが中高年でヘタレだからか、わたしが帰りも練習したいと言わない限り25メートル練習した後、帰りの25メートル歩いて戻ることが多い。
その時がお喋りタイム。ペラオ、ペラコのお喋りコンビだからか。大抵くだらない話。
昨日も。いつもは大声のHくんがひそひそと話してくる。
「くるりさーん、そっち見ないでくださいよー、隣の速いコースで泳いでいる白いキャップの女の人いるじゃないですかー」
見なければわからない特徴を見るなと言いながら言ってくる。
「あー、あー、Uさんでしょう?」
「そうそうそう、その人、不倫してるんですよー」
「誰かから聞いたことあるけど、本当?」
(Hくんから聞いたのかもしれないが忘れた(^_^;))
「僕、見ちゃったんですよー、駐車場で。スタッフの間では有名ですよ」
「へえ、お相手はどんな人と?」
「くるりさんくらいかなぁ」
わたしと同じくらいってことは50代前半男性。Uさんは40代後半かなぁ。
「白髪になった玉置浩二を優しくした感じです」
「うわっ、趣味悪い」
(玉置浩二ファンの皆様ごめんなさい。歌は好きだったこともあるけれど、なんとなく聞こえてくる人間性は苦手なのです。)
「あ、来ました、来ました、同じコースで泳いでいる赤いキャップの人です」
「えー!?今いるの?どれどれ?」
赤いキャップが白いキャップを追うように泳いでいる。二人とも速いなー。
「そーなんですよ、駐車場では一緒ですけど、毎回時間差でプールに来て一緒に泳いでいるんです」
「あー、ちょっと背中が女子っぽくて嫌だわー」
「どーゆーことですか?」
「背中の肉がおばさんっぽいよ。わたしはゴツゴツの筋肉質っぽいのがいい。」
自分のことは棚に上げて言いたいことを言う。
「本当に不倫なの?ただの仲良しじゃなくて?」
「だって、朝の4時とかにも一緒だったって話ですよー何してるんですかーそんな時間に」
「何してるんだろうねぇ」
「くるりさん、そんなに見ないで見ないで」
「あー、もっと見たいよう。自分が言うからいけないんじゃん!」
「だってくるりさん、そういうの好きでしょ」
「好きだけどさぁ。しかし、元気だねぇ、あたしなんて日々の生活でヘロヘロだよ」
「ですよねぇ・・・くるりさん、キックしてからまたあっちからお話しましょう」
不倫。周囲は知っていて、知られているのを知らないのはご当人だけって。
やっぱり、そういうのは秘め事。内緒内緒で墓場まで持って行く覚悟でしてくれないと。堂々とプールデートってどうなんだろ。
ま、好きな人がいるというのは単純に羨ましかったりはする。
わたしが中高年でヘタレだからか、わたしが帰りも練習したいと言わない限り25メートル練習した後、帰りの25メートル歩いて戻ることが多い。
その時がお喋りタイム。ペラオ、ペラコのお喋りコンビだからか。大抵くだらない話。
昨日も。いつもは大声のHくんがひそひそと話してくる。
「くるりさーん、そっち見ないでくださいよー、隣の速いコースで泳いでいる白いキャップの女の人いるじゃないですかー」
見なければわからない特徴を見るなと言いながら言ってくる。
「あー、あー、Uさんでしょう?」
「そうそうそう、その人、不倫してるんですよー」
「誰かから聞いたことあるけど、本当?」
(Hくんから聞いたのかもしれないが忘れた(^_^;))
「僕、見ちゃったんですよー、駐車場で。スタッフの間では有名ですよ」
「へえ、お相手はどんな人と?」
「くるりさんくらいかなぁ」
わたしと同じくらいってことは50代前半男性。Uさんは40代後半かなぁ。
「白髪になった玉置浩二を優しくした感じです」
「うわっ、趣味悪い」
(玉置浩二ファンの皆様ごめんなさい。歌は好きだったこともあるけれど、なんとなく聞こえてくる人間性は苦手なのです。)
「あ、来ました、来ました、同じコースで泳いでいる赤いキャップの人です」
「えー!?今いるの?どれどれ?」
赤いキャップが白いキャップを追うように泳いでいる。二人とも速いなー。
「そーなんですよ、駐車場では一緒ですけど、毎回時間差でプールに来て一緒に泳いでいるんです」
「あー、ちょっと背中が女子っぽくて嫌だわー」
「どーゆーことですか?」
「背中の肉がおばさんっぽいよ。わたしはゴツゴツの筋肉質っぽいのがいい。」
自分のことは棚に上げて言いたいことを言う。
「本当に不倫なの?ただの仲良しじゃなくて?」
「だって、朝の4時とかにも一緒だったって話ですよー何してるんですかーそんな時間に」
「何してるんだろうねぇ」
「くるりさん、そんなに見ないで見ないで」
「あー、もっと見たいよう。自分が言うからいけないんじゃん!」
「だってくるりさん、そういうの好きでしょ」
「好きだけどさぁ。しかし、元気だねぇ、あたしなんて日々の生活でヘロヘロだよ」
「ですよねぇ・・・くるりさん、キックしてからまたあっちからお話しましょう」
不倫。周囲は知っていて、知られているのを知らないのはご当人だけって。
やっぱり、そういうのは秘め事。内緒内緒で墓場まで持って行く覚悟でしてくれないと。堂々とプールデートってどうなんだろ。
ま、好きな人がいるというのは単純に羨ましかったりはする。
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