お休みの日、レディースディだったので、映画を観に行った。
午前中は『重力ピエロ』、夕方からは『ホノカアボーイ』の二本立て。前日、徹夜だったから寝るかと思ったら、寝てるヒマがなかったくらい。
原因は、2本とも主演の岡田将生くん。
岡田くん、まるで別人だった……。。
モテモテの端正な美貌の持ち主で、でもニコリともしないクールな自己破壊的な青年の『重力ピエロ』と、のほほんと人懐っこくて、いつも優しげにニコニコしてる、やわらかな笑顔が印象的な少年の『ホノカアボーイ』。
「別人かな?」と思ったくらい、顔つきも雰囲気も、まるで違う。まったく正反対の人物を演じられる岡田君って、「この人って、美貌だけじゃなくって、根っからの役者さんなんだな~。」って、二つを見比べて感嘆した。
『重力ピエロ』は、最初はミステリータッチで、途中から重~いテーマの映画へ。
映画『グーグーだって猫である』で、初めて「あれ?この人って、カッコよかったんだ。」って思った加瀬亮さんは、今回は地味目の役柄。でも、静かに光っている自然体の演技が相変わらず、いい感じ。
小日向文世も、さすが演技派。「こんな男の人いるの?」って言いたくなるような人物をリアルに演じているところは、さすが!
でも、「あの終わりはアリなの?」って、何か腑に落ちないワタシ。モヤモヤしてて、スッキリしないなぁ…。でも、原作読んでから、もう一回見てみたいなぁ、とも思う。
だから、DVDが出たら借りて見ると思う。
全編通して、服や小物の布の鮮やかで可愛い色遣いが素敵。広くて明るくて、気持ちいい景色。シンプルだけど、レオが「ヤバイくらいウマイ!」って言ってるご飯のめっちゃ美味しそうなこと。そして、ビーさん(=倍賞千恵子さん)の美声に二度惚れした。
『かもめ食堂』ほどじゃないけど、美味しくって、ほんわかした、あったかい映画だった。
だから、DVDが出たら買うと思う。
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