くう・ねる・よむ・はな

食べること、眠ること、読むこと、お花が大好き。そんなメイジャンが日々の出来事を綴った、のほほんor辛口日記

おこさんへ 「ありがとう…」

2010年07月05日 | あじさいだより

おこさんへ

「ありがとうございます。 」と書くべきなのに、心の奥の声が「ありがとう」と言っています。

私は、すっかり泣き虫になってしまいました。

3歳の時には、もう泣くことを忘れたのに…、

私が大人になって出会った,大切な人達は,みんな「泣くのは良い事だ」と言ってくれるのです。

    

    

    

    

そして,最近になって

私は、琥珀色の涙や桜色の涙があるのを知りました。

敬愛する人が遺してくれた決して色あせない黄金の記憶。心ある人達から貰った見返りを求めない,あたたかい思いやり。カーボンオフセット

そんな時に流れる涙は,今まで流していた黒や灰色の涙とは,まったく違った色や形をしていました。

今、流している涙は、何色なのかわかりませんが、

あたたかい色をしていると思います。

おこさんから、いただいたものに比べると、ささやかではありますが,紫陽花の写真を気に入っていただけたようなので、この「紫陽花図鑑」を、おこさんに贈らせていただきたいと思います。

昔の写真ですが一番思い入れのあるものなので。(ウズアジサイを、私は勝手に「梅の留め金」,「梅のビラビラ簪」と呼んでいます。) 

  

  

  

今日は、心の暗雲を吹き飛ばすような,素敵なお店との出会いがありました。

そのお店に誘ってくれたSお姉さんも,当の【風の時計】の方も、まったく私の胸の内を知らない筈なのに,今、一番私が聞きたかった言葉を、いっぱい,いっぱい話してくださったのです。

こんな時に,何という偶然!ビックリしました。

おこさんにも、お伝えしたいくらい、素晴らしい姿勢でした。

SOシェフもそうですが,福山にも新しい風が吹いているのだと思えました。

おこさんに…心からの感謝を込めて… 

 


くるん・ぷくんと可愛い、ウズアジサイ

2009年07月10日 | あじさいだより

工芸品みたいなアジサイがあります

ホンアジサイにウィルスが入って突然変異した珍種の「ウズアジサイ」。江戸時代からあった品種です。

去年、初めて目にして以来、夢中になって追いかけてたのに、今年はサッパリ。盛りの時期に調子を崩してたせいか、見る機会を逃しちゃったのが残念無念。

 

七色の宝石みたいなウズアジサイ(渦紫陽花)。

別名、オタフク(お多福)アジサイ

     

      

この精巧さって、梅のミニチュアをいっぱい集めて、作ったような造形でしょ。日本の金工職人さんが金工細工に彩色して創りあげた芸術品みたい。

         

ガクがクルンと丸まって、カップ状にへこんだ形が、小っちゃな梅の花のよう。

         

こうして見ると、すごく和風。ビラビラ簪(かんざし)のようにも見えるし、梅の形の留め金にも見えて、自然の造形美に見惚れます。

         

こんな小さな梅の花のようなカタチが集まって、1つの花になってるなんて、自然って不思議…。小さなガクの1つ1つにも美しさを感じるアジサイです。

         

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見ず知らずの方から、いただいた紫陽花たち

2009年07月08日 | あじさいだより

去年から急に気になる存在になった「紫陽花」 

随分以前の事だけど、うす紫の紫陽花に見惚れていたら、後ろから「差し上げましょうか」って言う声が。「勝手に見てスミマセン」と、うろたえる私。

「あげますよ。花の好きな人には悪い人はいないから。」(何て、良い解釈の人なんだ)、「いいえ、見せていただけるだけで十分です。こんな綺麗な紫陽花、もったいないです」って焦る私の声を尻目に、サッと家に入って、サッと切ってくださいました。

うわぁ~嬉しいありがとうございます

4本も貰って、それが随分長持ちしたので、沢山楽しませてもらいました

嬉しかったのには、もう2つ理由があって、お花を久々に部屋に飾れた事と、人から優しくしていただいたのが、すごく幸せだったのでした。

実はここ4年ばかし、我が家にはお花が絶えた事がなかったのです。近所の土曜朝市で安く買えてたから。でも、その市場で、突然ある人に因縁をつけられて、住所や電話番号まで聞かれてからは、もぅ怖くなって、あんなに好きだった無農薬野菜と季節のお花を買いに行けなくなってしまったのでした。(涙)

因縁をつけてきた人から「傘をさすからいけないんだ」と言われて、ずぶ濡れになっていた私に、市場の人が「あの人は、いつも大げさに言う人なんだから気にしないでいいよ」って言ってくださったけど、春以来、ずーっと行けなくなってしまって…、ちょっぴり人が怖くもなっていました。

それだけに今度の事は、人の情けが身に沁みて嬉しかったのでした。

 

後日談ですが、世の中は良くしたもので、無農薬野菜は天然酵母パン屋の「ばすけっと」で買えるようになったし、お花はまた別の日に、別の方にいただく事ができて、とってもラッキーな私。(結局、2回も貰った

くださった方々、本当にありがとうございました大感謝です

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紫陽花の子ども、見~つけた♪

2009年05月28日 | あじさいだより

8日ぶりに外に出たら、紫陽花見っ~け!

もうかなり咲きかけてます。

この間まで固~い、小さな丸い翠の蕾だったのにな~

  

 これは、去年発見した、通勤路のウズアジサイ。

これから、ドンドン大きくなって、こんな風(↓)に大きくなるんだナ…

(※去年の写真です)

6月は、もうすぐそこですね

    

     

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あじさいづくし⑧ ガラスの花

2008年07月28日 | あじさいだより

 2008年初夏は、毎日が「紫陽花祭り」みたいな日々だった。 

えっとこさ見たし、買ったし(JAは1束100円だ)、思いっきり活けたし。 

しかし、滅多にやらないのに、この期間、随分お気に入りの花瓶を割ってしまった   

でも、こうやって、写真に残せたのだから、まっいっか(と思うことにしよう)

      

私はどーんと大きいのを華やかに飾るのよりも、

1輪ざしやミニグラスに、さりげなく活ける入れ方が好きだ。

よって、紫陽花も1輪の一片をちよこちょこ使う、セコイ活け方が得意。 

     散りかけの紫陽花をバラしたのと、赤のミニバラ。 浮いているのは透明の浮き玉。 

紫陽花という花は、普通に立ててもよし、散らして浮かべてよし、どんな花器にも、どんな入れ方をしても映える、扱いやすい花だと思う。 その中でも、この花はガラスの器と相性がいいと私は思う。繊細で透明感があるようで、実は頑丈なトコなんか、よく似てるもんなぁ。

 


あじさいづくし⑦ 人気の秘密は…

2008年07月06日 | あじさいだより

アジサイって、人気あるんだねぇ。

今年初めて気付いたけど、紫陽花を植えてるお家の多いこと。ちょっとしたお庭がある家なら、たいてい植えてあると言っても大げさじゃないくらい、アッチコッチで目に入る。これって、キレイな割には、丈夫で育てやすいし、おまけに長持ちするから?

         

  

そうなのだ、こんな清楚な顔をしてアジサイは盛りが(異様に)長いっ!他の花だったら、早けりゃ1日で、もぅ姿が変わってるのに、彼女らは20日以上、中には1ヶ月近くキレイなまんま。このあじさいたちも、多少、茶色くなって枯れたトコが出来たけど、6月の初めから、ずーっと綺麗…。

例えるなら、50代になっても60代になっても、エレガントな女の人みたいな雰囲気がある。吉永小百合とか岩下志麻とか、そんな感じかな。

しっかし、ある意味、ホント女優さんみたいな花だなぁ。土(演目)次第で色(役柄)は変わるし、容貌もちょっとやそっとじゃ衰えないし。枯れたとしても、それはそれで、いい味だしてるし。(ドライフラワーになってもキレイ)そして、何より、不特定多数の人に根強い人気があって、みんなが見惚れるほど、キレイ…。

うーん、あじさいって、女優だわ。    

              

そんな「あじさい=女優」考察をしながら、そろそろ盛りが過ぎていくあじさいと、ヒンヤリと気持ちのいい夜を、体全体で味わっている6月最後の夜でありました。

       


あじさいづくし⑥ 光の紫陽花

2008年07月05日 | あじさいだより

M から Sへ 

 薄闇の中でも、

自ら光を放って

ほのかに光り輝く紫陽花。

闇の向こうには光がある。

輝いて色があふれる世界がある

     

光よりも闇の力の方が、強い。

あなたが言うとおりと、私も思う。

それでも、あなたを大切に想ってくれている人は、必ずいます。

ゆっくりでいいから、今度は自分の意思で、光に包まれた世界に行ってみませんか。

    

   

       

強い日差しの中で満面の笑みを浮かべて咲く花もあれば、

透明な雨が降り注ぐ、しっとりと潤いに満ちた世界の中で、

淡い光に包まれて、静かに佇む花もある。

     

ピンで立つ花は美しい。

自分の足で立って

大地の感触を確かめながら

もう一度、箱の外に出て行ってみませんか

真っ暗な箱の中から、人の幸せを祈るのではなく、

あなた自身が暖かい光に包まれて、幸せになってください。

「花は自分のために咲く」

あなたが時々つぶやいてた、清原なつのさんの言葉。

その言葉のように、あなたが自分を受け入れて、

自分自身を大切に思えますように。 

あなたの世界がもう一度輝いて、

モノクロから色のある世界になりますように。

     

     

あなたの望みが叶うよう

私は祈ります。

あなたは、いてもいいんだよ。

あなたにおって欲しいんよ。

    


あじさいづくし⑤ 6月のギフト

2008年07月04日 | あじさいだより

この所、あじさいづいている。

かつて、こんなにゆったり花を見たことがあっただろうか…ナイな~。散歩なんて、せいぜい、4ヶ月に1回くらいのペースだったのに、今や、ほぼ2、3日に1度。あんなに億劫だったのに出掛けるようになった理由は、あじさい。

派手じゃないけど、塊で咲いてるから目に付きやすいし、印象的な色も多い。しかも、ちょっと違う道を歩くと、色んな色彩のハーモニーが楽しめる。他の花だと2日後にはもう枯れてるから、よくガッカリするけど、あじさいは待っててくれるからね~。だもんで、いつしか、「あじさい強化月間」みたいな様相に…。

    

    

      

しっかし、私、今まで、周りの景色、ろくすっぽ見てなかったみたいだ。ゆうに3m以上もありそうな、大木みたいなアジサイも、何十年も通ってた道の群生にも、全ーン然、気付いてなかった。暗くなるまで仕事してたとは言え、ここまで目に入ってなかったとは…。

「どんなに辛い時でも必ず1つはいいことある」、ってのが私のポリシーだけど、今年は何十年も気付かなかった綺麗なプレゼントを一度にもらってる感じ。色とりどりの花束みたいな紫陽花に、たくさん出会えた6月だったな。

   

    

Tさんへ 

何度も私を救ってくれて、ありがとう。

心から感謝をこめて

あなたが誰よりも幸せになりますように

   


あじさいづくし④ 紫の君

2008年06月30日 | あじさいだより

「紫のバラの人」をご存知だろうか。

言わずと知れたあの名作、『ガラスの仮面』に出てくる速水真澄様のことなのだが、実は本文とは全然関係ない。ただ、この紫陽花を見たとき、パッと「紫のバラの人」というフレーズが浮かんだくらい、すっごくゴージャス!きっと北島マヤが、真澄様から紫の薔薇を贈られた時の感動も、こんな感じじゃなかったのか?と思うくらい綺麗な、キレイな紫。

          

そんなアホな話はさておき、この「紫の君」と(私が勝手に)名付けた紫陽花は、ピンクがかった紫や、濃い青紫、それに水色の混じった紫が入り混じった、さまざまな紫のバリエーションを見せてくれる。

この成熟した紫の中でたった1輪、黄味がかった淡い紫が混じっていた。きっと、これだけが咲き遅れたのだろう。でも、この可憐な1輪の存在が、ともすると妖艶なだけになりかねない紫を、高貴な紫へと見せてくれているのだ。…何て綺麗なコントラスト。自然は粋なことをする。

   

ところで、たわわに繁った下側の部分、まるでトグロを巻いた獅子舞の尻尾のよう…。せっかく豪華な群生なのに…私のつたない写真の腕のせいで、ごめんね(笑)。許せ、紫の君!



あじさいづくし③ 瑠璃色の ヒメアジサイ

2008年06月26日 | あじさいだより

まるで瑠璃色のブローチみたい!

この所ずっと、ある紫陽花の元に通い続けている。紺碧、群青色、ターコイズブルー、コバルトブルー、カワセミ色…何て言えばいいんだろう…、一つの鉢の中に、色んなブルーがある。しかも、日が経つごとに色彩が変化して、1輪のアジサイが昨日とは違う色を見せてくれる。

白から水色に変化して、更にトルコブルーから、麗しの瑠璃色(ラピス・ラズリ)へ。何て、魅惑的な青のバリエーション。

   

(↓ 左が1週間前,右は後)

      

     

      

(↓ 右から1週間ずつ経過)

    

こんなに深く綺麗な瑠璃色、近くでじっくり見たのは初めてだ。小さな鉢に植えてあるし、1輪が直径5cmくらいのミニチュアサイズだから、てっきり山アジサイかと思ったら、オーナー曰く、「肥料をやらなかったら、小さくなっちゃったの」。

うーん、これってもかして、マキノヒメアジサイ?

2008年の初夏を彩る、艶やかなブルーの競演。

ホント、こんなブローチあったらいいのにな。