くう・ねる・よむ・はな

食べること、眠ること、読むこと、お花が大好き。そんなメイジャンが日々の出来事を綴った、のほほんor辛口日記

ハンゲショウとの遭遇

2008年06月30日 | 花日記

名前がわかった~!

事の起こりは、この土曜日、念願の早朝散歩に出掛けたワタシ。睡眠時間2時間状態で、行くのもどーかと思ったけど、早起きして散歩、なんて1年に1度あるかないか。「雨でも降るんじゃないか?」というくらい滅多にない事なので、自分に拍手してやりたい気分でございました。

そして、その約10分後、…降ってきました、雨が。

嘘みたいな、ベタベタなお約束パターンだが、ホントの話。

それはトモカク、その散歩中、見たことない植物(?)と遭遇した。何だろぅ~、この花(草?)。珍しい~。小雨の降る中で出会った、幻想的な白と緑の群生。折鶴みたいな、白鳥のような面白いカタチ。

       

いつもは花の名前には無頓着だけど、この時ばかりはネットを駆使して調べたけど、ノーヒット。名前がわかんなくても、季節や色、形で結構見つかるのになぁ。妙に気になって。本屋さんにまで行って探したけど見つからずじまい…。

ところが、ところが、今日のNHKニュースのラストで、偶然判明~。

ハンゲショウ(半化粧)、(半夏生)という植物でありました。

別名、カタシログサ(片白草)とも言うらしい。

あ~、スッキリした!

   

名前の由来は、「半夏生」の方は、夏至から 11 日目(7月2日頃)に花を咲かせるからで、「半化粧」は、葉の半分ほどが白くなるところからきてるらしい。

「地域によっては絶滅が懸念されている植物」らしくて、どーりで、中々本に載ってなかった訳だわ。それとネット検索する時、「折鶴」とか「白鳥」をキーワードに入れちゃったのが原因だな。絶対、どっちかの名前が入ってるって自信あったのになー。

住宅街と田園地帯が入り混じる、あまり滅多に行かない場所だったけど、なかなかオツな雨の土曜日でした。

 


あじさいづくし④ 紫の君

2008年06月30日 | あじさいだより

「紫のバラの人」をご存知だろうか。

言わずと知れたあの名作、『ガラスの仮面』に出てくる速水真澄様のことなのだが、実は本文とは全然関係ない。ただ、この紫陽花を見たとき、パッと「紫のバラの人」というフレーズが浮かんだくらい、すっごくゴージャス!きっと北島マヤが、真澄様から紫の薔薇を贈られた時の感動も、こんな感じじゃなかったのか?と思うくらい綺麗な、キレイな紫。

          

そんなアホな話はさておき、この「紫の君」と(私が勝手に)名付けた紫陽花は、ピンクがかった紫や、濃い青紫、それに水色の混じった紫が入り混じった、さまざまな紫のバリエーションを見せてくれる。

この成熟した紫の中でたった1輪、黄味がかった淡い紫が混じっていた。きっと、これだけが咲き遅れたのだろう。でも、この可憐な1輪の存在が、ともすると妖艶なだけになりかねない紫を、高貴な紫へと見せてくれているのだ。…何て綺麗なコントラスト。自然は粋なことをする。

   

ところで、たわわに繁った下側の部分、まるでトグロを巻いた獅子舞の尻尾のよう…。せっかく豪華な群生なのに…私のつたない写真の腕のせいで、ごめんね(笑)。許せ、紫の君!



アフタヌーンティルーム部、集合

2008年06月30日 | Afternoon Tea room

部活やってます。 

その名も「アフタヌーンティールーム(AT)部」

現在、部員は5名。この内、1人は関西圏、もう1人は海外にいるので、残りの3人が数ヶ月に1度ほど集まっちゃー、しょーもない話で盛り上がる、という実にゆるーい部活です。

さて、6月17日から西日本では、<AT>は全店舗が新メニューへ変更。早速、その情報を流した所、久々の部活をすることに。最初は幹事役のyamaruriお姉さんから、「13時に集合ね」とが出回っていたのですが、突然、TELが「ちょっと!アフタヌーンティーセットは、14時からなんよ!集合時間、変更よっ!」

…その意気込たるや、有無を言わせない迫力でございました。

     

さて、<AT>に到着するやいなや、皆、アフタヌーンティーセットを注文。何種類かある中で、ケーキも飲み物も好きなのを選べるとあっちゃー、女は燃えますわな。

  

しっかし、3ヶ月ぶりに会ったというのに、いきなりみんな食い意地の話。「そっちのケーキの方が大きい」、「こっちの方が美味しそう」と…まるで、子どもの会話…。しかも例によって例のごとく、みんな自分の好きなことばっか喋って、人の話を聞いてナイ。(笑)

そんな中、皆の意見が一致した事が1つありました。「このバスケットと、ティーポットいいねぇ(上がポットで下がカップになっているのだ)、売ってたら欲しい~♪」

 <AT>さん、ポットとこのバスケット販売しませんか?3人ほど買い手ついてますよー。

 

  ★     ★    

【今日の花】

梔子 (くちなし)

今の季節になると、街中甘い香りが漂わせてくれる、くちなし。

今日は、ATにお花がなかったので、自分で活けてみました

名前の由来は、実の口が開かないところから ”口無し”になったそう。


< AT>にいる間中、喋り倒した私たちには、一番に会わない花かも(笑)

      


かなり、猫が好き

2008年06月28日 | 好きです

猫が好きだ。

姿を見かけただけで嬉しくなるくらい、大、大、大好きだ。しかし、ここまで好きだとわかったのは、ごく最近のこと。発覚したのは、Tさんの家のミケ猫(=みけにゃん)」が原因だった。

みけにゃんは大きくて、柔らかくて、スベスベしてて、マスカット色の目をしている。相当に人見知りをする方なので、滅多に姿を見せてくれない。でも、ちょっとでも会えた日は、「かわいいねぇ~」としか言えないくらい、クルクル舞い上がってしまうワタシ。

更に眠れない夜は「にゃ~」と鳴く声を思い出し、テーブルの上の落ちている毛を見ると、「あぁ、ここに座ってたんだ~」と、うっとりする始末。…何だか、こう書いてると変態みたいである。

ところで、みけにゃんはTさんが帰ってくると玄関まで出迎えてくれるらしい。…う、うらやましい~!が、フト疑問がよぎった。ここン家のノブは、引っ張って持ち上げるタイプだ。猫用入り口も見当たらないし、一体みけにゃんはどうやって、このドアを開けてるんだろう??…思い切って聞いてみた。

「あのっ、猫って自分でドアを開けられるんですか?」

「あぁ(笑)、私が部屋のドアを開けて、出かけるんですよ。」

…し~ん…真剣に聞いた私って…。冷静になれば、わかる事なんだけどさ。(ちなみに、みけにゃんは私が密かに名付けた名前で、Tさんはこんなアホな名前は付けてません。) 

 

  ★  ★  ★ ★ ★ ★ 

【今日の、ぶち嬉しいこと】 

ところで、そんなアホの私を哀れに思ったのか、今日、素晴らしい猫との邂逅がございました名前はクロヨン。(←勝手につけた名前)

買い物帰り中、フト目が合ったので、試しに呼んでみたら…、来た!触らせてくれた!!おまけに「かゆいトコ、かいて」と言わんばかりに、グイグイ体をこすり付けてくる。あぁ、幸せ~生まれ変わったら、絶対に猫と一緒に暮らんだ~!

   クロヨン「カユイので、かいてください」

 わたし「ここらヘンですか?」 クロヨン「そうそう」 

    

  サービスショット(?)で毛づくろいも見せていただきました


広島<キハチ カフェ>のケーキ

2008年06月27日 | グルメ⑩ 広島編

また、来てしまった…

街中にやってくると、つい<キハチ>に来てしまう。<福屋・八丁堀本店>の2階の奥、っていう判りにくい場所にあるけれど、ここはいつも人が待っている人気店。

     実際はこんなに明るくなくて、かなり光を落としてた照明と、シックな内装がよく映える重厚な雰囲気。店員さんも感じがよいし、落ち着つくお店です。

春に来た時に頼んだのは、トリオ・デセール」これは3種類のデザートを選べる一皿で、私は「季節フルーツのトライフルケーキ」、「桜のクレームブリュレ」、「イチゴのアイスクリーム」を選択。セットはないので、別に「黒糖のコーヒー」も注文。

プリンの上にのっかっているのは塩漬けの桜で、しょっぱい&甘いの取り合わせで悪くないんだけど、…うーん、「どれも普通においしいな」って感じ。 前にきた時は、このトライフルを「うまぃっ!」と思ったけど、今回は感動ナシ…。

黒糖を入れて飲むコーヒーは、いわゆるオシャレなカフェが出すコーヒーの味で、軽くてキンキンとがった感じがする。私は神戸の<にしむら珈琲>みたいな、こっくりと、まろやかで、深みがあって、すっきりした味わいの珈琲が好きなのだ。(おっさん系の珈琲が好みで、おっさん並みにココロの口もワルイ。)

  さて、今回はパッションフルーツのパフェにトライした。

…おいしいよ、いい素材が使ってあると思うけど、ビックリしないオイシサなんだよねぇ。期待しすぎなんかなぁ…。それと高い!トリオ・デセール」(↑)なんて、飲み物頼むと¥1500~1700くらいはするんだもん。

これだったら、地下一階の<トップス>のチーズーケーキ買って、お家カフェした方がいいかなぁと、毎回思うのだけど、やっぱり筋金入りの甘党としては、<キハチ>って食べてみたいのだ。横浜、大阪でも、見かけるとつい入っちゃって、「もしかして今度は…」と毎回期待しては、「ふつー…だよねぇ」で終わってるのであった。おバカだねぇ~

 

 ★  ★ ★ ★     ★ ★  

【今日の花】 

孔雀サボテン(くじゃくさぼてん)

なんつー派手な花!

真っ赤とショッキングピンクの取り合わせも、ここまですごいと見事です。

名前の由来は、この鮮やかな大輪の花が孔雀の羽を色柄を想像させるから、だとか。

メキシコ地方原産。


あじさいづくし③ 瑠璃色の ヒメアジサイ

2008年06月26日 | あじさいだより

まるで瑠璃色のブローチみたい!

この所ずっと、ある紫陽花の元に通い続けている。紺碧、群青色、ターコイズブルー、コバルトブルー、カワセミ色…何て言えばいいんだろう…、一つの鉢の中に、色んなブルーがある。しかも、日が経つごとに色彩が変化して、1輪のアジサイが昨日とは違う色を見せてくれる。

白から水色に変化して、更にトルコブルーから、麗しの瑠璃色(ラピス・ラズリ)へ。何て、魅惑的な青のバリエーション。

   

(↓ 左が1週間前,右は後)

      

     

      

(↓ 右から1週間ずつ経過)

    

こんなに深く綺麗な瑠璃色、近くでじっくり見たのは初めてだ。小さな鉢に植えてあるし、1輪が直径5cmくらいのミニチュアサイズだから、てっきり山アジサイかと思ったら、オーナー曰く、「肥料をやらなかったら、小さくなっちゃったの」。

うーん、これってもかして、マキノヒメアジサイ?

2008年の初夏を彩る、艶やかなブルーの競演。

ホント、こんなブローチあったらいいのにな。

    

  


あじさいづくし② ヴズアジサイ

2008年06月23日 | あじさいだより

宝石みたいなアジサイを見つけた

            

今日は霧雨みたいな雨が降っている。乳白色の柔らかい雨。散歩に出かけたら、雨の中、淡く輝くアジサイを見つけた。

こんなの見たことないよ?他のアジサイと見た目が全然違う。ガクがぷくんと丸まってて、小さな梅の花みたい。おまけに、厚みがあって光沢がある。まるで蝋細工で作ったみたいな、ツヤツヤしたアジサイ。珍しいねぇ~。綺麗だねぇ。

     

何て言うんだろう?調べてみると…

            ウズアジサイ(渦紫陽花)と言うのでした。 

           

別名、オタフク(お多福)アジサイ。(あ、ビドイ。こんなに可愛いのに。)
名前の由来は、ガクが渦を巻くように咲くから。

何でもホンアジサイにウィルスが入って突然変異した珍種だそうで、それでこんな風にガクがクルンと丸まって、カップ状にへこんだ形になったそうな。江戸時代からあった品種なんだって。

今のトコ、2箇所咲いてる場所を見つけたけど、1つは割とよく通る信号のすぐ真横。今の今まで存在すら知らなかった…。億劫で仕方なかった散歩が、だんだん楽しくなってきました。

        


あじさいづくし① 虹色の宝石たち

2008年06月22日 | あじさいだより

夏がどんどんやってくる。

でも、その前に梅雨だ。

蕾だったあじさいが一気に咲き出した。

紫、ブルー、白、ピンク、マゼンダ、色とりどりのバリエーション。

虹色の宝石みたいな、あじさいたち。

    

    

    

    

    

    

     

ホント、あじさいって、虹色の宝石みたい。

七色に光輝いてるねぇ。


猫の手発見!

2008年06月21日 | 花日記

 

いつもの帰り道、ちょっとわき道にそれてみました。

今まで忙しさに紛れて気付かなかったけど、余所のお庭って色んな種類の花が植えてあるんだねぇ。目の保養をしながら、チャリでサーッと通り過ぎようとしたその時、何やらフカフカしたものが…。 こ、これは猫の手!?ニャ、ニャンと!沢山の猫の手が、私を手招きをしているではありませんか!色はピンクと茶色の2バージョン。ふかふか、にゃんにゃん状態です。(嬉しすぎて、意味不明)

      

どうやらこれは、細かいピンクの粒が開くと、ピンクのもこもこが咲き、枯れると茶色の猫の手状態になる花(草?)のようです。そう言えば、昔、こんなオモチャがあったなー。スイッチを押すと、猫の手の先っちょがクイックイッって曲がるやつ、アレにそっくりだ。

名前もわからん花のお陰で、ブルーだったココロが少しほこほこ嬉しくなりました。それにしても、フカフカだねぇ~。

     

【おまけ】 

左) もうひとつ、フカフカ花を見っけ。

右) これぞお馴染み、ねこじゃらし

     

 

 ★    【今日のちょっくらオイシイもの】  ★     

<ピトン> の「バニラフレンチトースト」&炭焼珈琲

  この間、友人たちに会った時、「落ち着ける喫茶店がない~」とブーブー言ったら、

「ココいいよ」って教えてくれたお店。

確かに接客は感じがいいし、店内は広くて開放的。

ホット(¥400)を頼むとデミタスカップに2.5杯分も入ってるのも嬉しい。

これで後もうちょっと、メニューと味がおっさん系だったらなぁ…

   


あじさいのチーズケーキ

2008年06月20日 | グルメ⑩ 広島編

チーズケーキが好きだ。

でも中々、「これぞ!」と思うのに出会えない。そんな中、ぶっちぎりの独走状態なのが、<トップス>の生チーズケーキハード。フォークが立つくらいしっかり固くて、でも口の中に入れると、レモン風味の甘酸っぱいクリームが、とろりと口の中で溶けていく…。固いんだけど、まろやか…モロ好みだ。(よく考えたら、一番好きなアイスクリームもこんな感じだな。)私はフワフワしたケーキが、あんまり好きじゃないのだ。

さて先日、そのお気に入りのチーズケーキ・ミニを1ヶ月ぶりにゲット~。いつも通り、2つに切り分けようとして、フト、イタズラを思い付いた。今、我が家ではワイルドストロベリーが何個も赤い実をつけている。たまには、ちょっと遊んでみようかな。

ベランダで、すくすく伸びているワイルドストロベリーとアップルミント,パイナップルミントの組み合わせ,手前はどくだみ。

  

遊んでる内に、なぜだか突然『キャンディ・キャンディ』の1シーンが浮かんできた。キャンディが気難しやの大おば様のために、焼きたてのパイを花で飾るシーン。あれはライラックだったし、大おば様もいないけど、この際、細かいことはどーでもいいのだ。

       

飾りに使ったあじさいは、水なしで冷蔵庫に仕舞われた挙句、翌日まで放置。そのむごい仕打ちにもめげず、萎れずにピンピンしている姿は、まるでどこぞの女の人のよう…。す、すごい気を取り直して平べったい花瓶に浮かべたら、5日経った今も元気です。

 

 ★  ★ ★ ★     ★ ★  

【 今日の花 】 

散歩の途中で見かけた、砂糖菓子みたいに可憐な紫陽花。

淡いピンク色のガクと、真ん中の水色の粒が愛らしい。

この水玉が白い花になって、淡いピンク色から濃いピンクになるのかな。