くう・ねる・よむ・はな

食べること、眠ること、読むこと、お花が大好き。そんなメイジャンが日々の出来事を綴った、のほほんor辛口日記

何か,もぅ…ありがとうございます!

2010年09月04日 | その他

皆さん,こんにちわ~?(「こんばんわ」かな?)


覚えていらっしゃいますか~?お久しぶりのメイジャンです。



「こっちに来て,書くのって,何日ぶりよ?」と過去記事を見てみたら,7月の25日以来。40日とゆー放置ぶり


いえね,たま~には覗いてたんですよ。


だけどコメントもなかったし,「コッチは,もういいかなー」って。


(実は,期間限定で他のブログを立ち上げてました



…の筈だったんですが,今日,超!久々にアクセス・ランキングをクリックしてみたら,「えっ!?」って。



「何で,こんなに訪問者数があるの!?」


ずーっと書いてなかったのに…。



長期不在にしてた間も,


こんなにも沢山の方が来てくださっていたなんて……。


もぅ,何とお礼を申しあげたらいいのか。


「来てくださってた方,ありがとうございますっ!!」



 …この夏は,色んな事が起きてますが,あーんな事や,こーんな事のご報告は,またおいおい。(笑)


仕事もがんばってましたが,ある事に全力を注いで生きてました。



0:00過ぎに仕事が終わって,1:00に家に帰ってから,その「ある事」の準備で半徹夜の日々を送ってたんですが,なまじっかそれが成功したばっかりに,かえって良くない結果に…。


ショックで,ご飯が食べれない日々を送ってましたが,


このままじゃーいけませんね。


また,ぼちぼち書いていきますので,


よろしかったら,またお付き合いくださいねー。



ブログランキングに参加中!クリックを2コ、お願いします(ペコリ)




ここまで来てくださって、ありがとうございます  


言い訳かな?でも、「心からの感謝を込めて」 その1

2010年07月25日 | その他

今更ですが…

今回、どうしてこんな行き違いが生まれたのか、おこさんのコメントを読んで、やっとわかりました。

「私のインターネット、特にブログに対する認識は,ある一部の人とは大きく違う」って事を、今ごろ思い出したのです。

>校正なんてできないから、読むほうも、書いてあることを鵜呑みにしてはいけないというのは当たり前

まさに,その通りなんです!!

私にとって,それはあまりにも当然の事だったので,スッカリ忘れて,それで話が噛み合わなかった事に気づきました。

私はインターネットが、まだ一般的でなかった時代から使い始めて以来,十数年間,専門家の話が聞けるフォーラムに参加して講習を受ける、という事を続けてました。

そして,それを交えながら,検索方法を学生に教える,ってな事をやってたんです。

十数年の間に、ネットへの認識は、どんどん変わって,一般的なものになり、年を追うごとにフォーラムで学ぶ内容も、学生に教える内容も変わりました。 

だけど、決して変わらなかった点が1つあります。

「インターネットの世界は、混合玉石。プロでも素人でも,誰でも情報を載せられる。

だから、貴重な情報を簡単に得られるという便利さはあるけれど,大嘘も沢山混じっているという危うさがある事を決して忘れてはならない。」

これは,どの講師も口にしていた事です。

 

某有名大学は、入学時にデータベース会社から,敏腕講師を呼んで、「ネットを過信して,それだけを使ってレポートを書くような真似は決してしてはいけない。」と、まず初めに教えるそうです。

「ネットの情報は危うすぎる。レポートへの使用は一切禁止する。」と言う、教授もいたそうです。

そして、私のレクチャーも最初の頃は、「どうしたら、自分の欲しい情報を見つけることが出来るか?」だったのが、

「ネット検索をしたら、沢山見つかる情報の中から、信憑性の高い、確かな情報を見つけ出す方法は?」に変わっていきました。

なので、ホームページの情報が、まず一番信用できる筈なんですが…公共機関と違って、一般のお店の場合、そのHPですら、実際にお店に行くと、ちょこちょこ違っていたりします。

なので、急いでいる時でも10種類、通常は20~100件以上検索した中から、特に信用の置けるものをセレクトして、依頼主に渡していました。

 

私の会社では、「情報は、正確さ、新鮮さと、専門性が命」なので、残念ながら個人のブログは、この中には入りません。

ブログは、あくまでも「個人の感想・日記」という認識なので、会社では閲覧不可。閲覧が出来るのは、公共性、公平性があると認められたものだけなんです。

なので、「ブログの記事1つで、そのお店を判断するなんて事は、あり得ない」とゆーか、決してやっちゃーいけない事なんですよ。(つづく)

ブログランキングに参加中!クリックを2コ、お願いします(ペコリ)

ここまで来てくださって、ありがとうございます  


蓮華様,お返事遅くなりました

2010年07月25日 | その他

中国料理 蓮華(れんか)様

人生の山場に差しかかり,いくつもの大きな仕事を抱えていたとは言え,こんなにもお返事が遅くなって申し訳ありませんでした。

傷つけてしまったのは,私の方なのに,あんなに気遣ってくださったコメントをいただけるなんて,ありがた過ぎて,頭が下がります。オゾン層破壊

「食べた人が元気になれる料理を作る人(お店)の素晴らしさ」を伝えたかったのに,かえってご迷惑をお掛けしてしまいました。福山市

おこさんが,ちゃんと私の真意を読み取ってくださったのが,せめても救いです。そうなんです,蓮華さんは,本当に真摯で誠実な姿勢でやっておられるお店なんです。

こんな田舎で,こんなに素敵なお店に出会えた喜びを書きたかった筈なのに,私の文章力の無さに加えて,正確な情報を伝えるだけの力がなかったせいで,いらぬ騒ぎに巻き込んでしまいました。

どんなに頑張っても体力が回復しなくて,毎朝のように吐きながら,それでも力を振り絞って仕事に行っている私にとって,蓮華さんのランチは,昼から元気に働けるパワーを貰える,貴重なエネルギー源でした。

「ここの料理なら喉を通るし,冷え切っている体が温かくなる!」

何度,助けられたかわからないくらい…,

毎日通いつめるくらい大切な存在でした。

「○年越しの念願がかなったら,夜に行こう!」と,とても楽しみにしていただけに,そして今,その念願が叶ったのに…

自分の思慮の無さから,行けなくなってしまった事が残念でたまりません。

私は蓮華さんに気づくのが遅かったんですが,通の方達は,とっくの昔に知っておられて,「名店ですよ」と言われているお店です。

そんなお店なのに…,本当に…蓮華様にも,このお店を大切にされているファンの方にも,何とお詫びを言ったらいいのか,言葉に詰まります。

本当に申し訳ありませんでした。

そして,改めて蓮華様へ

「ご迷惑をかけてしまった私のために,わざわざコメントをくださった事,感謝いたします。本当に,ありがとうございました。」

追伸 

せめてもお詫びに,以前,「写真があると記録になる」とおっしゃっていたので,今まで「元気を貰ったランチ」の写真を載せてみたのですが…,これもご迷惑でなければいいのですが…。


幸せの花びらを貰ったら…

2010年07月05日 | その他

えーっと、まだ考えがまとまっていないのですが…

こんなに色んな方から、綺麗な色の花束を沢山貰っているのに、黙ったままでいるのは、無責任だと思いまして…。カーボンオフセット

支離滅裂な文章になるかもしれませんが、お許しくださいね。

私は、友人達にもこの手の話や相談は一切しない分、1人で抱え込んでモンモンするタチなんですが…。

ある人には愚痴ってしまう、という悪い癖がついちゃいまして。

「もう、ブログやめるんだ~。」と喋っていたら,その人が、まだ私が見ていなかった「おこさんと、mayumiさんのコメント」をスッと差し出して見せてくださって…、読む内に涙が止まらなくなって、不覚にも人前で涙してしまいました。

昨日、その方から、「更新がないけど、大丈夫ですか?」とメールを貰いました。

別件(仕事)で色々あって,落ち込みマックスだった時に心配と励ましのメール。

救われました。

「私の事を心配してくれる人がいる」

そんな人がいる、なんて思ってもみませんでした。

そして…

コメント欄には、温かい言葉が、いっぱい書き込まれていたのに…。

見たこともないような言葉の花束が、あんまり眩しくて、何と言ったらいいのか、どう受け取ったらいいのか、私にはわからずにいたのです

「人から温かい花束を貰ったら、受け取ってもいいんだ」

その時、やっと、思えました。

初対面の方から、「被害妄想、自意識過剰」というコメをいただいた時、私にふさわしい言葉だと思いました。「しこわいです」という意見も、もっともだと思いました。

だから、「今更、何を言っても言い訳に過ぎない。もう、このまま何も言わないで、ブログを止めればいい。」、そう思ってました。

でも、わざわざコメントを寄せてくださった方や、励ましてくださっている方のメールを読む内に、「このまま何の説明もしないまま、終わらせてしまうのは無責任だ。」と思うようになったのです。

「前回の記事は、いささか乱暴な書き方だった。言葉が足りなかったせいで、誤解(?)を生む結果になってしまった。」と反省しています。

と言うのも、前回の記事を書いた原因は、皆さんが思っておられるコメントではなく、ある人との会話だったからです。

中途半端に、その話を載せると、その方に迷惑をかけるかもと思って、書かなかったんですが…。

要点だけ書くと、「感想は、ご自由に。自分が感じたままを書いてもらって、かまいませんよ。」と言ってくださっていた方が,急に今までとは違った事を言い出されて…

「○○を書かれると、誤解されるかもしれない。」、「○○も何か言われるかもしれない。」、「読んだ人に詐欺だと思われるのは困る。」、「感想なんて、ただ美味しい、でいいんですよ。」と、色々と話してくださったのですが…、

「記事を読んだ人が、どう受け止めるのか、わからないから…」,「誰に何を言われるか、わからないから…」と繰り返されるのを聞く内に、どうやって文章を書いたらいいのか、わからなくなったのです。

それともう一つ,

私は自分が書いた記事には責任を持ちますが、書いてもいない事を、まるで書いたかのように言われて、「誤解を生む」と言われたら…お手上げです。もう何も書けないです。

それで、記事に以前書いた「自由なこころ,自由な意見」のリンクを貼りました。

できる事なら,その方に見て欲しかったからです。

「自由に書いてくださってOKですよ。」と言ってくださっていた方が,どうして突然,「勘違いされたら困るから,あれもダメ、これもダメ、それもダメ。」と言い出されたのか?私には、どうしてもわからなかったので。

ただ、oliveさんの意見を拝見して、以前よりは、その方の気持ちが理解できたような気がします。「自分の意図とは,まったく違う捉え方をされたら…」

確かに怖いですね。私も、その怖さを知っています。

ましてや、生活がかかった自営業者の方ならば、「ブログの評価は気にしない」と言いながらも,小まめに自社の記事をチェックして、書き込みをする方が何人もいらっしゃる訳が、ようやくわかりました。

ですが、自分の言葉で自由に表現する喜びは?

何を書いたとしても、例え褒める記事だとしても、気に入らない人には気に入らないんです。私は友人にもこのブログを教えていませんが、それは一ヶ所だけでも、本音が言える場所が欲しかったからです。

この文章を見て、また不愉快な思いをされた方がいたら申し訳ないと思います。

ですが,今の私はこんな不器用な書き方しか出来ないのです。

コメントをくださった皆さま、ありがとうございます。

お返事、少しずつ返していくつもりです。

その前に感謝の気持ちを込めて、花束を…。

ブログランキングに参加中!クリックを2コ、お願いします(ペコリ)

ここまで来てくださって、ありがとうございます  


へこんだじぇ~

2010年06月29日 | その他

うーむ、何故に私のブログは,お店の人の受けが悪いのであろうか?

前回は「辛口批評」の消去を求められ,今回はノリノリで「好き」な気持ちを正直に、そのまんま出して書いたのだが、結果としてはエラーになってしまった。絶滅動物

次から次へと,何だか、もー、疲れちゃったな~。

ま、この間のは、自分が本当に求めているものや,譲れないものがわかったし。

言いたい事もハッキリ言えたからよかったんだけど。

もっ、やめちゃおーかなー

今は辛島美登里さんの、あの曲を大きな声で歌いたい気分。

「なぜ、欲しいものを、『大好き』と、声に出して言えないの?」

私、どうしたら、自由に自分の意見を表現してもいい場所や仲間を見つけられるんだろう?それには自己表現力と、相手に認めてもらえるだけの力量が必要なんだけど…、ぜぇんぜん力不足だぁ。

はふぅ~

ブログランキングに参加中!クリックを2コ、お願いします(ペコリ)

ここまで来てくださって、ありがとうございます  


大切な人が遺してくれたもの

2010年06月23日 | その他

 敬愛する人が亡くなった。

親よりも大切な人が,もういない。

かつての最高の上司だったその方は,本にすがって生きていた私に「本よりも,面白い人がいた」と思わせてくれた初めての人だった。

本来なら30m以内には近づけないような雲の上のような人なのに,初めて私の存在を認めて,貴重な話を惜しみなく聞かせてくださった方だった。

この方にもう一度会うために,春からずっと力を振り絞って,一生懸命がんばってきてたのに…。

「夏には会いに行きますから,待っててください。」と伝えられないまま,旅立たれてしまった。

亡くなられた事がわかった直後から涙が溢れてきて止まらず,休憩時間中,泣き続けた後,無理やり涙を閉じ込めて仕事に戻った。

その人に恥じないように仕事はキッチリしないといけないと思ったから。

上の空になりそうな自分を必死で押し留めて,何事もなかったかのように仕事を終わらせた帰り道,師匠の所に駆け込み,大声で泣いた。

泣いて,泣いて。1人きりの時でも声を押し殺して泣く事しか出来なかった私が,声を上げ泣きわめいていた。

 大切な人が亡くなることが,こんなにも悲しいなんて…

生きていてくださる。それだけで,よかったのに…。

師匠は言ってくれた。

「よかったね。そんなに大切な人が,ちゃんといたんだね。」と。

「だから自分の大事な人は,大切にするの。次はもう会う事が出来ないかもしれないから。」

「最後に話すことが出来てよかったね。ご自分の病状を知っておられたと思うよ。だから,体調が悪いのに,電話してきてくれたんだと思う。あなたが連絡をしてきてくれて,嬉しかったから。」

「泣くだけ泣いたらいい,それは大切な涙だから。」

「死んだ人から学びなさい。その人はあなたの中で生き続けている。遺してもらったものが沢山あるでしょう。そんなに深く心を交わした相手との思い出を無駄にしてはいけない。」 

最後に話をしたのは,この春だった。

どういう状況なのかもわからず,心ばかりの品物を送った時。品物が届くはずだった時刻きっかりに,電話は鳴った。

伝言が入っていた。あんなに留守電を入れるのを嫌っていた人だったのに…,その伝言の第一声を聞いて胸が詰まった。

いつもチャキチャキ喋る人だったのに,弱々しい声,ろれつが回ってない…!うろたえて,どうしたらいいのかわからず,電話が出来なかった私。

迷い迷って,夜になり,21時にもう一度電話がかかってきた時の,あの喜び!!

あの時かけて貰った言葉が遺言になった。

あの時かわした会話が,最後の宝物になった。

何を見ても,その方の思い出が,あっちこっちに残っている。

肉親にも貰えなかった「一番大切なもの」を沢山与えてくれた人が,遺してくれた,黄金の記憶。心と心が触れ合った,「本物のあたたかい思い出」を,いっぱい…いっぱいくださっていた…。

いつも人の気持ちを思いやって,和を大切にする,徳の高い人だったから,今のままの私では向こうに行っても会う事は出来ないだろう。

もう一度お会いできるように,少しでも近づけるように,これからは生きていきます


「嬉しい気持ち」=幸せの花びら、いっぱい貰った!

2010年06月07日 | その他

「こんな記事を出してもいいんかい?」

と1ヶ月迷いに迷った挙句、結局「えいっ!」とばかりに思い切って出した,本音丸出しのハード・トーク。

しかも,3部作という超!荒業

(書き出したら止まらなくなったので,3つに分けた

「こりゃあ…重過ぎて,ヒンシュクをかうか,誰からも反応ないかもなー」と覚悟をしていたら…,

反応が返ってきたんです!

しかも,いただいたコメントの内容の温かさにビックリして,じわじわと嬉しさが込み上げてきているメイジャンです。

みなさん、こんなに惜しげもなく“心の水やりや,幸せの花びら”をくださって…ありがとうございます!

……嬉しいです!

あんまり嬉し過ぎて,幸せの花びらを色んな方から,どっさり手に持ちきれないほど貰った感じです。

私、このブログを続けてもいいんですねぇ…。(場合によっては,スッパリ止めようと思ってました。)

それに,このブログを「見たい」と言ってくださる方が、…いてくださったんですね。(こんな事は,まったく想像もしてなくて…信じられないです。)

思い返せば,記事を書かなかった1ヶ月間,更新してないのに,訪問者数が、一定数以下には減らなかったんです。

という事は,「わざわざ見に来てくださってた方がいた」って事なんですよね。いただいたコメントを読んで,やっと実感しました。

こんな時,何て言っていいのか…感謝!です。(ぺこり)

師匠から「人から“思いやりや親切の水やり”をして貰ったり“幸せの花びら”を貰った時は,『私なんかに、こんなにして貰ってスミマセン』じゃなくて,『嬉しい!ありがとう!』って言うんですよ」と教わったばかりなので…(笑)

「コメントを寄せてくださった皆様、ありがとうございます!」

ブログをお休みしている間,仕事は近年稀に見るハードさでしたが,

しーっかり食べ歩いて,新規開拓のお店を(友人達のお陰で,この1ヶ月で10店くらい)増やしましたので,おいおいレポを出していきたいと思ってます。

中でも,ものすっごく大当たりのお店が2店ありまして,その1つ「秘密の中華料理店」は,既に通いつめて,友人達にブーブー言われてます。(笑)

「秘密の中華料理店」のレポは,この後すぐ!

ブログランキングに参加中!クリックを2コ、お願いします(ペコリ) 

ここまで来てくださって、ありがとうございます  


自由なこころ,自由な意見

2010年06月07日 | その他

飲食店に限らず,

「自由な意見を言ってもいい」という気風が無い限り,そのお店,業界,地域は成長・発展していかないのではないでしょうか?酸性雨

お店の雰囲気や接客,そして味をどう思うか,それこそ感想はいろいろ。自由であっても,いいのではないでしょうか?

正直な感想と,悪意のある批判は,まるで別のものです。福山はそれを判別できるだけの度量をもった都市に,まだ成長していないように私には感じられます。

人それぞれ好みは違います。

100人が100人とも声を揃えて「美味しい」と思うお店は少ないのではないでしょうか?むしろ,全員が同じ意見だったら…,ちょっと気持ち悪くないですか。

私が自由な意見を押さえつける人に,ここまで抵抗感を示すのには訳があります。人と上手く付き合って,まっとうな社会生活を送っている人達が,

「笑いながら平気で人を傷つけて憂さ晴らしをする。」,「腹と口は,まったく別。だから,言う事とする事が違う,」,「目の前で,人がヒドイ目にあっていても見てみぬフリをして,そんな事は無かったことにする。」

幼い頃から,ごく最近まで,そんな人しか知らなかった私は,(自覚はなかったものの)混乱したまま成長して,「自分が無い」人間になっていました。

一番困ったのは,いつも「相反するメッセージを同時に言ってくる人」でした。

例えば「外国くらい行ってみないとダメよ。」と長年言い続けていたのに、いざ友人に招かれて行く事になると「危ないから,行くのをやめなさい!」と大真面目で阻止するような人。

万事がこの調子なので,子どもの頃はもちろん,大人になってからも混乱は続いていました。

しかも,どちらを選んでも,そうした人達からは,必ず何かマイナスの言葉が返ってきます。

「それだから、あなたはダメなのよ。」,「(社会的な)力や才能がある人からの暴力やイジメは,よくある事。あなたくらいの人は,自分の身のほどをわきまえて,何をされても黙って大人しくしてなさい。」と。

長い,とても長い間,これに類する言葉を言われ続ける内に,私は感情を無くし,自分の意見を言う事が出来なくなっていました。

自分が生き延びるために,人を洗脳して利用する人。そういう人に利用され続けていた事に気付かなかった私。

しかし,人生は捨てたもんじゃありません。

敬愛する上司や師匠と出会えた頃から,心ある人,素敵な人に恵まれるようになった私は,乾ききっていた心に水や花びら(愛情,思いやり,親切)を貰えるようになりました。

そして,少しずつですが感覚を取り戻していく内に,「自分の意見を力ずくで押し付けてくる人は怖い」,「自由に意見を言うことが出来ない封鎖的な社会は息苦しい」、と感じるようになりました。

「健全な社会というのは,人はそれぞれ違っていて,人が自分とは違っていると認められる社会のことなんじゃないか」と思うようになったのです。

私は,この2年間で3店,自分のお店の評価(ブログ)に,とても神経質で,頑なな考えを持ったお店の人と出会いました。こだわりとは,何かが違っていて,…とっても息苦しかった。

その一方で,「人の批評は聞きますよ。何でもと言う訳じゃないですけどね。
でも,『あの時は腹が立ったけど,なるほど,それも一理あるな』と思うようになってからは,段々と,素直に耳を傾けるようになりました。
その方が成長できるし,自分も楽になるし,料理の幅も広がりました。」と話してくださった料理人さんにも,何人かお会いする事が出来ました。

私自身は,大人になっていない器の小さな人間ですが,こうした柔軟で,前向きな心意気を持った方のお話を聞いていると元気と希望が湧いてきます。

私は自由になりたい。

過去のしがらみから立ち直って,自由に自分の意見を表現できる人間になりたい。人を信じ,周りにいる人を怖い敵ではなく仲間と思えるようになって,安心できる世界を自分自身の力で作っていきたいです。

そして,私が暮らすこの街に「柔軟な心と,誠実で真摯な姿勢を持った人」が作る料理を楽しめるお店がいくつも出来て,新しい風が吹く街に変わっていくよう,願ってやみません。

どうか福山が「自分が感じた自由な意見を話してもいい気風」を持った,もっと風通しのいい都市になっていきますように…。

ブログランキングに参加中!クリックを2コ、お願いします(ペコリ) 

  

ここまで来てくださって、ありがとうございます  


どうしても,譲れないもの

2010年06月04日 | その他

私事になりますが,

私は自分の意見や感情を言うことを許されない環境で育ってきました。それは社会に出てからも同様でした。

私は力(暴力・言葉)を使って,自分の憂さを晴らしたり,人を利用して潰そうとする人に囲まれて生きる内に,自分の感情がわからない人間になっていました。 

ちなみに,自分の感情や意見を言うことが許されない人間を長年続けていると,どうなると思いますか? 

少しでも物を言うとビドイ目にあいますから,自分の正直な気持ちは抑えて,自分の意見は言わなくなります。それを続けていると,暴力や虐めを受けて何も感じなくなります。

そして,自分のことなのに,今,自分に起きた事が,嬉しいのか,悲しいのか,悔しいのか,そんな事もわからない。喜怒哀楽が,わからない人間になります。 

自分の感情がわからないと,理不尽な事を言われたり、言葉や心への暴力を受けても,怒るべき事なのか,流せばいい程度の事なのかも,わかりません。

なので,どう対処したらいいのかも,わからない。

 

何よりも困るのは,人として一番大切なもの,「プライド(尊厳)」を失ったまま生きることの息苦しさと,それが引き起こす問題の大きさです。 

プライドのない人間は,人から,どんなにヒドイ事をされてもされるがまま,何も言えず黙って,笑顔で人の顔色ばかり伺いながら付き合うようになります。

それをやっていると,人と上手く付き合っていけるか?…と言うと,違います。かえって人から粗末に扱われるようになるのです。

ある種の人は「こいつには,何をしても大丈夫」と思って,益々エスカレートした行動を取るようになるからです。どんなにむごい事をしても平気な相手として…。 

こうなると悪循環です。 

そこから脱出して,自分なりの価値観を持って,人間としてのプライド(尊厳)を持って生きるためには,どうしたらいいのか?私は,長い間,迷路に入り込んでいました。

そんな時に出会ったのが,「ブログ」でした。

特に都会の方が書かれているブログには,「お客さんが入ってない店だった」,「あまり美味しくなかった。」,「このお店には,もう来ないと思う」という意見が,何の悪意も,気負いも,気兼ねもなく,その人が感じたままの感想がサラリと書かれているものが,いくつもありました。

驚愕しました!

「自分の感じた通りに,自由に感想を書いている人がいる!」

「もしかして…,私も自分の意見を言ってもいいんだろうか?」,それが自分を取り戻していく作業の第一歩,このブログを始めたキッカケです。

 

書きやすいテーマとして、自分の好きなもの(食べ物や花)を選びましたが,自分の心を動かすものであれば,テーマは何でもいいのです。

ところが,いざ書こうとすると,自分の意見が書けない。「自分はどう思ったか、どう感じたか」すらも書けない。 

当然です。生まれてこの方,何十年も自分の意見を封印されて続けてきた,空っぽの人間だからです。私にとって「自分の気持ちを書く」という行為は,何十年も封印してきた感情を解放していくための、練習なのです。 

ですから,自分の気持ちを感じたままに書いた時の記事は,恐る恐る載せてみて,人の顔色を伺うという癖が,どうしても直りませんでした。 

そんな時,パティスリーノワの店主様からのコメントが届きました。

見た時はショックで,「削除を希望します」という言葉を,考え続けました。「言われた通り,削除すればいいじゃないか。」と,今までの私なら言われるがままだったと思います。

でも,私は考えた末に,削除することも,スルーすることも,スマートな対応をすることも選択しませんでした。

突然,言いたい事が溢れ出て来て,止まらなくなったからです。

一ヶ月もの間、「これを書くのは、大人気ない態度なのだろうか?」と何度も止めようとしましたが,公開することにしました。

やっと私なりの「どうしても譲れないもの」が生まれてきたのです。

健全な心の持ち主の方にしてみれば,理解できないやり方だろうと思います。ですが,私は自分の心とプライドを取り戻すまでは,一歩ずつ地道にステップを一段ずつ上がっていくしかないんじゃないだろうか?…と開き直る事にしたのです。

私は,このブログ以外でも「自分の気持ちに気づく」という練習を毎日欠かさず続けています。自分の人生を自分の力で取り戻すために。いつか自分がプライドを持って生きていくために。 

長い道のりになるかもしれませんが…,私はあきらめません。

うーんMoreの設定にしたいのに、どうしても出来なくて、この記事が隠れずに表にでてきちゃうよーエキサイトブログしか出来ない技なのかしらん?

ブログランキングに参加中!クリックを2コ、お願いします(ペコリ)

   

ここまで来てくださって、ありがとうございます  


追伸 あたたかいコメントをくださった方々へ

2010年06月03日 | その他

パティスリー ノアの件でコメントをくださった方々へ

一ヶ月前は、このブログに返事を書くと,皆さまに支障があるといけないと思い,あえて、こちらにはコメントを書かず,すぐに各ブログを直接訪問をしてコメさせていただきました。 

あたたかいコメントくださった方々,

本当にありがとうございました!

1ヶ月経って,ようやくこのブログにも返事を書く気持ちになれました。既に、そちらに書いているコメントと重複する内容になるかもしれませんが,その場合はお許しくださいね。

 

 そして,記事の更新がない間も,訪問してくださっていた皆さま、感謝です!毎日,多くの方がこのブログを訪問してくださっていたことに,改めて気きました。

ありがとうございます!

 

ブログランキングに参加中!クリックを2コ、お願いします(ペコリ)

  

 

ここまで来てくださって、ありがとうございます