ONKYO Integra T-7
昔気になっていたONKYO Integra T-7チューナーがオークションに電源入らずジャンク品として1円で出ていたので入札したらそのまま落札してしまいました。
1977年ごろの製品と思いますがONKYOの他のチューナーのデザインとちょっと違ったデザインです。この当時のプリメインアンプとデザインを揃えたと思われますが昔の製品を見てもそれに該当するアンプは見当たりません。ONKYOのチューナーはT-427を使用していた時期がありますが音はあまり記憶にありません。
緑のスケールが特徴のFM専用チューナーでけっこう大きいですが持つと軽いです。
電源入らずのはずがSWを入れるとメーターにほんのりとランプが点いています。明るい部屋ではわからいので電源が入らないと思って出品したようです。
ランプが点いています。
後ろ側 同軸用のコネクタ端子は付いていません。この時代はみんなこんな感じですね。
ケースを取ったところ 内部はIntegra T-408に似ている気がします。中はスカスカです。 検波方式はレシオ検波です。昔はパルスカウントが最上と思っていましたがこのレシオ検波方式もすっきりとした音でなかなか良い感じです。電源トランスも小さいです。基盤をよく見ると良い部品を使用している感じです。
FM4連バリコンです。OSC 回路だけガラスエポキシ基板を別に使用しています?
スケールを照らす電球が切れていました。
白色LEDに拡散用キャップをつけて取り換えました。
VRは分解清掃します。
チューニングノブはアルミの削り出しで高級感があります。
クオーツロック回路
アンテナ端子はF-J端子に交換しました。一応75Ω用端子と書いてありました。
普通のFMチューナーに付いているアンテナ端子はこれですが何ていうのかわかりませんがこれ75Ω用ではないですね。
交換部品 電解コンデンサーは劣化が見られたので全部交換、MPXのHA1156の動作がおかしかったので交換。
フロントエンドはデュアルゲートMOS FETを使用しています。
交換終了
調整中 古い機種ですがそれほどずれていないようでした。
完成 感度も良くセパレーションも50db以上あり歪も0.06%以下(400Hz)まで下がりました。でもFMアンテナが無いか。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます