演劇書き込み寺

「貧乏な地方劇団のための演劇講座」とか「高橋くんの照明覚書」など、過去に書いたものと雑記を載せてます。

江戸の闇風シリーズ

2022年06月07日 06時55分23秒 | 読書

山本巧次の時代小説だが、常磐津の師匠であるお沙夜の裏家業の話でSF的な要素はない。
シリーズは2冊刊行されており、いずれも悪徳商人から大金を奪う大規模な詐欺の話だ。
ただ、話はやや粗く、こんな人物配置でよくばれないな、という感じだ。まあ、昔の「スパイ大作戦」みたいな感じで、読んでいる方は「こんなのでだまされちゃうんだ」と、時々頭を抱えることとなる。
読んでいるときはそれなりに面白いので、お勧めだが、シリーズを続けるのは難しそうだ。


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