夢町座で「星屑の町」を観てきた。
寒の戻りで、手袋をし、ウィンドブレーカーを着なければならないほど寒かったが、桜はほぼ満開だ。
「星屑の町」はもともと舞台なので、映画の時間の流れだと、雨に濡れるブランコ菜などの情景描写が邪魔に感じられる。
また、さすがにみんな年を取りすぎていて、映画のアップにすると少しつらい。
それでも、のんはなかなか素敵で、いい感じだった。
ストーリー的には、実の父を探すためにコーラスグループへ加入し痛がったはずだったのに、いつの間にかその話はどこかへ消えていたのが謎だった。
戸田恵子は歌も演技もうまくて、安心してみていられる。
ストーリーは伏線が多く仕掛けられているし、二転三転して楽しめるものだったが、娯楽性が強すぎて夢町座のいいつもの上映作品と比較すると軽すぎたかもしれない。
座席20席のミニシアター。
歌う時ののんが色っぽかった。
柄本明はタイトルクレジットを観るまで、どの役か分からなかった。