演劇書き込み寺

「貧乏な地方劇団のための演劇講座」とか「高橋くんの照明覚書」など、過去に書いたものと雑記を載せてます。

記憶にない作品

2009年04月27日 23時04分40秒 | 脚本
自分で活字に起こした作品は順次ネットで公開していますが
大部分はまだノートに眠ってます。

一人芝居も3本ほど書いてあるのですが
いまだに一本もネットには載せていません。

この中で、ひとつだけ
上演したのを忘れている作品があって

でも、この間ビデオが出てきたんです。
女の子が出ているんですけど
上演した記憶がない。
だから、怖くて観れません。

私が演出しているはずなんだけど
演出した記憶もないのだから。
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子供に演技を教える-1

2009年04月27日 20時17分33秒 | 子供に演技を教える

一度書いたら消えてしまいました。
同じものを書けるかな?

一昨年、大学生が主催する子供ミュージカルの手伝いをしました。

会場も決まっていないし、台本もできていないし、ないないづくしのところから始まったミュージカルでした。

私は大学生には会場の借り方や、脚本の書き方を教えていましたが、子供たちの演技指導もやることになりました。

演出は別にいたので、私は6人ほどの子供の担当になりました。
子供を教えるのは私も初めての経験だったので、子供たちにちょっと練習してもらいましたが面白くなりません。

台詞はまあまあ言えるのですが、動けないのです。

オーディションもなしで集められた小学校4~6年生なんであまり期待するほうが無理なんですけど、何とかしなくてはいけません。

そこで、子供たちにこういう説明をしました。

1.動くということは止まっている状態の連続です。
2.動くスピードが変わることで意味が変わってきます。
3.うまく止まれるようになってください。

1.はパラパラ漫画をイメージしてもらえば分かりやすいと想います。実際には私が演じてみましたが。
2.はそのパラパラ漫画でたとえれば、幅跳びの漫画で跳んだ瞬間からゆっくりにしたときと、早くしたときでは、同じ漫画が違う意味になるということです。
3.は動きがどう止まるかによって、演技に意味が出てくるということです。

幸い作品が「ブレーメンの音楽隊」で、彼らの役どころは泥棒でしたので、練習はストップモーションからはじめました。

ゆっくり歩いて、ストップ(ここに犬の声がかぶれば、演技の意味は分かりやすいですね)。
早く歩いて、ストップ(はい、物陰に隠れて)。

これは、泥棒の演技でなくても基本は同じです。


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