MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

子ども達が小さい頃から、絵本の読み聞かせを続けてきた、本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

日本の昔話をおはなしの本で読んでみて!

2014年02月07日 | ストーリーテリング(おはなし)
今日はまだ病み上がり感がありましたが
以前から練習していた、鳥のみじいのおはなし(1)を久々に練習しました。

前回の練習から、10日近く間が空いてしまったので
もう自分の中からストーリーテリングのモードが抜けていましたが
声に出して読めば、お話の雰囲気を体が思い出すのではと思い
声に出して読んでいたところ、少し感覚が戻った感じです。

まだ本を見ないで語ることはできないのですが
今の段階で、うっすらとお話の全体を覚えてているので
後は言葉を消化して、自分のものにし、体にしみこませていこうと思います。

こうした作業は3年ぶりくらいなので、不安がないと言えば嘘になりますが
覚えられるんじゃないかという希望は持てているので
今日思い切って練習を再開したのは、私にとっていいきっかけになりました。

「おはなしのろうそくの愛蔵版」(2)を持っていますが
これはいろんな国のお話が混ざっているからか、どこか私はとっつきにくく
私は積極的に開きませんでした。

しかし、こぐま社の『子どもに語る日本の昔話』シリーズは日本の昔話だけなので
非常に読みやすく、パラパラめくって気になるお話を読んでいます。
小1の息子にその場で読んだりもします。

本を見ないで昔話を語れたら一番理想ですが、こうやって本を読みながらでも、
昔話を子どもに読むのは、なかなかいいなと思いました。

文章も簡潔で非常に聞きやすいので、お話を聞くのに慣れていなくても
わりと聞きやすいですし、語りが特別上手でなくても
親子間では十分楽しめると思います。

絵本の読み聞かせの習慣の中に「おはなし」という選択肢を入れて
少し変化をつけてみるのも楽しいかもしれません。

息子は図書館などでストーリーテラーの方が語るお話を聞いて育った子ではありませんが
こうした昔話は好きなようで、「おはなしのろうそくの愛蔵版」を
一人で熱心に読んでいる姿をときどき見かけます。

どちらかというと、本を一人で読むのが苦手な息子が
こうした本を手にとって読んでいるのは、おはなしの本が
「わかりやすい」「短い」「おもしろい」からではないかと想像しています。

一人で読んでいるからといって、これからも一人で読んでもらおうというのではなく
私が適度に息子へ読もうと思っています。

こうしたお話は、自力で読むより、読んでもらう方が
しみじみと面白さを味わえるので。

いいタイミングでストーリーテリングに再会できてよかったなぁと思いました。


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【注】

(1)過去ログ 「おはなしを新たに覚え始める」 や、ストーリーテリング(おはなし)のカテゴリー参照。

(2)東京子供図書館から出ている、おはなしを覚えるためのテキスト。愛蔵版はハードカバーなので、子どもが読み物としても楽しむことができる。


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