MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

絵本の読み聞かせの魅力を伝えたい!本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

リビングでゴロンとなりながら本を楽しむ

2014年03月30日 | 絵本とインテリア
この1週間くらい原稿の件で煮詰まっていたので(1)
週末にお休みをもらい、趣味の洋裁に没頭していました。

息子と娘が飲み物等をこぼしても丸洗いできる、
子どもサイズの座布団を作ってあげたいと思っていたのです。

中に入れるウレタンを買ってきて、肌触りのいい綿の生地を
チクチクとひたすら縫っていたところ、二人の座布団が出来上がりました。
子供用とはいえ、インテリアになじんでいい感じです。

絵本棚の前に2枚の座布団を置くと、並べて寝っころがったり
上に座った絵本を読んだり、お人形の敷き布団にしたり、子ども達は大喜び!!

自分専用の座布団を作っただけで、こんなに喜んでくれるなんて・・・
手作りした甲斐がありました。

狭いマンションの小さなリビングは、普通の個室と同じくらいの広さしかありませんが
絵本が壁一面に並んでいるので、いつでも気軽に絵本を取り出して読むことができます。
そして子ども達が読み終えた絵本が床に散らかっている・・・

今回作った座布団を並べるとマットレスのようになり
ごろ寝をしながら絵本を読んだりすることができます。
目に良くないとか、体に負担がかかるとわかっていても
ゴロンとしながら絵本を読むのは至福の時。

そう、こういう使い方をしたくて、座布団を追加で作ったのです。
座布団が何枚かあると、簡易ソファーのようになるので。


昨日今日と私は久しぶりに子ども達に絵本を読まなかったのですが
子ども達はパパを捕まえて、おはなしを読んでもらっていました。

チクチクと針を縫い進めていく私のところに
三びきの子ブタのお話が聞こえてきます。

子ブタがオオカミに食べられても、子ブタがオオカミを煮て食べても
子ども達は違和感なく笑いながら聞いており
デフォルメされた三びきの子ブタのお話より、昔話に忠実なタイプのお話の方が
私も聞いていて心地よかったです。(2)

また、いつも読む側ばっかりでしたが、今日は聞く側になって楽しめたので
やっぱり大人も絵本やお話を読んでもらうのがいいなと思いました。
といっても勝手に聞き耳をたてて聞いていたのですが。

楽しむっていいですね。
楽しむことは生きる原動力になると思いました。

気分転換や息抜きからいい発見をすることができてよかったです。
寝る前に少し楽な気持ちで原稿を手直しできそうな気がしました。

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【注】

(1)10日くらい前から依頼原稿をコツコツ書いていたがここ数日煮詰まっていた。
過去ログ 「自分の素直な気持ちを大切にして原稿を書く」 や、「文学関係」のカテゴリー参照。

(2)こぶたたちがレンガの家に集まってオオカミから身を守る話が世に出回っているが、昔話に忠実なタイプは1匹目と2匹目のこぶたはオオカミに食べられ、3匹目のこぶたは知恵を使ってオオカミを負かし、煮て食べてしまう。
石井桃子 編・訳/JD・バトン画 『イギリスとアイルランドの昔話』(福音館書店、1981年)がそのタイプ。子どもに読んであげるのにお勧め。

【今日読んだ本】

「三びきの子ブタ」 石井桃子 編・訳/JD・バトン画 『イギリスとアイルランドの昔話』 福音館書店、1981年 所収。
「このテクストが一番気にっている。挿絵も多く子どもも大人も読みやすい」(14/40 おはなし)

「マリアの子」 佐々梨代子・野村ひろし 訳 『子どもに語るグリムの昔話1』 こぐま社、1990年 所収。
「聖母マリアが出てくるか、聞いていて特に違和感はなく、おはなしとして楽しめる」(15/40 おはなし)


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