MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

子ども達が小さい頃から、絵本の読み聞かせを続けてきた、本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

読み聞かせボラの一人反省会

2014年01月29日 | 絵本の読み聞かせボランティア(小学校&公共図書館)
今日は久々に小学校の読み聞かせボラへ行ってきました。

昨日読み聞かせの練習をしたというのに(1)
本番で「やってしまった・・・」ということをしてしまい、少し落ち込んでいます。

私は面白いタイプの絵本を読むと
演じるような読み方をしてしまう癖があり
日頃からこの癖が出ないよう、気を付けてきました。

最初の一冊目、物語風な科学絵本は、間の取り方もよく、とても落ち着いて読め、
子ども達もぐいぐいと絵本の世界に引き込まれているのがわかり
我ながらよく読めたと思ったのですが
二冊目を読み始めると、私の演じるような読みが出てしまったのです。

二冊目に読んだのは、かこさとしさんの『どろぼうがっこう』(偕成社)でした。
どろぼうを育てる学校の、先生と生徒のユニークな会話が特徴の絵本で
続編が学校の図書室に入ったことを知り、続編の紹介も兼ねて、この絵本を読むことにしたのです。

しかし、ノリのいい会話の多い絵本は、読んでいるとテンションが高くなりがちで
読み手の私はすっかり、くまさか先生になっていました。

自分の自然なキャラクターの範囲内くらいだったら
多少なら、演技っぽい読み方が入ってもありだとは思いますが
もう少しセーブして読んだ方が、子ども達も聞きやすく
自分たちのイメージの中でお話を楽しめたと反省しっぱなしです。
私の絵本へのイメージを、押し付けてしまう読み方になってしまったので・・・

しかも、読んだクラスが今日は息子のクラスだったので
なじみの子供たちを前に、面白い絵本を一緒に楽しみたい!という気持ちが強くなり
一人で勝手にテンションが上がってしまっていたのだと思います。
子ども達の表情も、一冊目に絵本の時の方がよかったです。

そのことを読み聞かせサークルの先輩ママさんに話すと

「リアクションがイマイチでも、心に届いていることってあるよ」

と、励ましの言葉をかけてもらい、少し救われました。

確かに、面白い絵本があるんだなとか
続編も読んでみたいなとか、思ってもらえたかもしれません。

今日の反省を次につなげていきたいです。
次はもっといい読み聞かせができるようになっていたい!

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【注】

(1)過去ログ 「読み聞かせボラの練習に励む」 参照。


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