MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

絵本の読み聞かせの魅力を伝えたい!本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

甘えが増えたが笑顔も増えた ――息子と娘のこと

2014年08月04日 | 我が子のこと
夏休みに入ってから、子どものことでいろいろ大変なことが多かったですが、
週末やっと休みをもらうことができ、日本子どもの本研究会の研究集会に、
8月1日2日と二日連続、参加してきました。

しかし、C.W.ニコル氏の記念講演以外は図書館寄りの実践報告が多く、
文庫での活動報告も少しありましたが、全体的に教員や司書向けの内容だったように思います。
なので、読み聞かせボラをしている人の参加は、かなり少ない気がしました。

初日は私の住んでいる地域で働く司書さんや教員の方がチラホラおり、
声をかけてもらえました。

昨年は知らない人だらけだったというのに、今年は顔見知りの人が何人かいたので、
私の子どもの本の活動は、この1年間で少し変化が出てきたようです。

やっぱりこうした集まりに顔を出していると

「あの方、名前はわからないけれど、前にも見たことがある・・・」

というところから始まり、何かのきかっけで話をするようになるので、
こうした場所に顔を出すということは、大切なことだと思いました。


さて、勉強っぽい話はここまでで、最近の息子の状況についてを書きます。


精神的に不安定な状況の息子の心のケアを始めてもうすぐ2週間。(1)
子どもをしかる時は、いけなかった行為だけを注意し、
人格を否定するような表現は避けるよう心がけました。

一人でやろうとしないときは「一緒にやろう」といい、助け舟を出すことで、
苦手なことをやりやすくなったように思います。

息子は一見、楽をしているようにも見えますが、親に甘えやすい環境になり、
抱っこをしてもらったり、辛い持ちを受け入れてもらったり、
だいぶ気持ちが落ち着いてきたようです。

感情が爆発することもありますが、娘と同じ2歳児だと思えば、
「子どもならよくあること」と、受け止められます。

子どもが自立と甘えをいったりきたりして成長するとよく言いますが、
息子も娘も、今まさにその時期なのだと思いました。

世の中大変なことや辛いことも多いけれど、
親は自分を理解してくれ、心の支えになっているとわかると、
子どもは安心できる気がするのです。

息子に絵本を読む機会もスキンシップも増え、
娘も息子も今まで以上に明るくなりました。

しつけももちろん大切なのですが、この笑い声も大切にしたいと思います。

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【注】

(1)過去ログ 「息子との絵本タイムを復活させたい」 「息子との絵本タイムを確保!」  参照。

【今日(昨日)読んだ本】

★瀬田貞二 訳・太田大八 絵 『世界のむかしばなし』 のら書店、2000年。
「いろいろな国の昔話が入っている。親が読んでも、子どもが読んでも。息子のお気に入り」(70/100 再読)

★ミシェル・ヌードセン 作/ ケビン・ホークス 絵/ 福本友美子 訳 『としょかんライオン』 岩崎書店 2007年。
「絵本に込められたメッセージがなんともいえない。完成度の高い絵本。オススメ!」(156/200 絵本)

レイモンド・ブリッグズ 作/ さくまゆみこ 訳 『風が吹くとき』 あすなろ書房、1998年。
「ほのぼのとした夫婦を通じて、核兵器の恐ろしさを伝えるマンガのような絵本。この時期、大人にも読んでほしい。」(157/200 絵本)


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