MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

絵本の読み聞かせの魅力を伝えたい!本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

子どもが散らかした絵本がリビングを彩る!

2017年02月05日 | 絵本とインテリア
昨夜、年中の娘がリビングで絵本を眺めているときに、
面白いことを思いつきました。

「これとこれ、おんなじ!」

と言ってリビングの床に、作家や画家が同じ絵本やシリーズ絵本を並べ始めたのです。


子どもの発想って素晴らしい!

夜、蛍光灯の光だと、どうしても汚れた汚い部分が目立つので、
ブログにアップする写真を、めったに撮らないのですが、
この写真はブログの読者の方に見てほしかったので、
娘が作ってすぐ写真に撮りました。

案の定、娘並べた後、娘が部屋の真ん中で遊んだ後、
絵本も本棚にしまい、並べた絵本は部屋から消えてしまいました。

子どものこうした発想、私は大好きです。

ただ絵本を並べたのではなく、関連している作品を並べるところに、
彼女なりの芸術があったのだと思います。

シリーズ絵本がこんなにある!同じ作家の書いた絵本が並んでいるとキレイ!

と思ったのでしょうか。

図書館の児童書コーナーで、こんなレイアウトをしたら、
子どもたちは喜んで絵本を手にとることでしょう。

キレイに片づけた部屋が私は好きですが、
絵本でアートされたこの部屋も大好きです。

こうしてみると、部屋はいつもきれいに片付いていたほうがいいという考えは、
ただの思いこみなんじゃないかと思うほど。

散らかった部屋にこそ、芸術が潜んでいるように思います。

こんな素敵な作品を作れるのは、子供が小さい時だけでしょう。
やっぱり絵本やおもちゃで散らかったリビングは、幸せな空間だと再確認しました。(1)

子どから学ぶことって、本当に多い!

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【注】

(1) 過去ログ 「絵本やおもちゃで散らかったリビングは、幸せな空間」 参照。

【今日(&昨日)読んだ本】

★ こうやまのりお 『ヒット商品研究所へようこそ!』 講談社、2011年(世の中への扉シリーズ)。
「息子のリクエスト。ガリガリ君や瞬足、青い鳥文庫がどうやってヒット商品になったのかが書かれてある。」(児童書)

★ 中川李枝子 作 /中川宗弥 絵 『ももいろのきりん』 福音館書店、1965年。
「娘のお気に入りで、2回目をリクエストされるほど。中川李枝子さんの文章がすごい。女の子向け。」(児童書)


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