MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

絵本の読み聞かせの魅力を伝えたい!本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

家の中の無駄そうなスペースが、実は大事だったりする

2014年04月20日 | 絵本とインテリア
春になってから、子供服や収納に入っている荷物を整理する機会が増えました。

収納の少ない、狭いマンション住まいなので、
おもちゃや絵本、服や学校で使う物の収納に、いつも頭を抱えています。

収納スペースのほとんどが、子ども達の遊び場になっているからです。

子ども達は押入れが大好きで、押入れの下段は
子ども達のウォークインクローゼットのようになっています。

押入れに入り、遊びたいおもちゃを取り出すのですが、
いつの間にか押入れで、かくれんぼをして遊んでいたり、
積み木の上に乗り「いすにすわる♪」と言って座ったりします。
よって、押入れの下段に収納ダンスを入れることができません・・・

キッチンの横に、0.5畳ほどの納戸があるのですが、ここを壁面収納のようにしたら、
使い勝手がいいのですが、納戸として使っていません。
ドアをとっぱらっい、今では息子の部屋になっています。

0.5畳?!と驚くかもしれませんが、ランドセルや教科書、
図書館で借りた本が置いてあり、そこに高さ30センチくらいの小さな机があり、
時々そこで読書を楽しんでいます。
机には電気スタンドも置いてあります。

リビングのテーブルで読めばいいのにと思うのですが、
図書館で借りた本置き場のすぐ横にあるからか、
この場所で読むのが好きなようです。
リビングのテーブルでも読むのですが、その時の気分で読む場所が変わります。

子どもって、狭いところが好きなようで、すぐそういったところに隠れたがります。
そして、家の中の狭い場所の大半は、貴重な収納スペースであることが多いです。

そうした場所を収納として使えていないので、物の保管には苦労していますが、
隠れ家で楽しそうに遊んでいるのを見ると、
一見無駄なように見える場所が、実は大事なのではという気がしてきます。

稼働率の悪い絵本でも、ふとしたときに手に取って読んでいるので、
無駄なようなものを大切にしたいと思いました。

といっても、家のスペースは限られているので、
私にできることは、DMやプリントをまめに処分(リサイクル)したり、
日用品や食料品など、ストックを買いすぎないようにしたりして、
遊ぶスペースや絵本スペースを確保しています。

家の中で家族がくつろぐ姿や、楽しそうにしている姿を見ると、
専業主婦がメインの私は、自分の仕事にやりがいを感じます。(1)

子ども達の体が大きくなり、学校で使うものも増えていき、
更に物を置くスペースのことで悩まされるでしょうが、
その時また、どうすれば家族が過ごしやすいかを考えて、
部屋の中の空間づくりをしていきたいと思います。

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【注】

(1)過去ログ 「絵本スペースを広くとるために・・・」 でも同じようなことを言っている。

【今日(昨日)読んだ本】

かたやまれいこ 作・かたやまけん 絵 『おつきさまこっちむいて』 2010年(幼児絵本ふしぎなタネシリーズ)。
「主人公の言葉がとってもいい。寝る前に読みたい絵本。2歳ごろから。」(75/100 絵本)

ジェイン=ヨーレン 詩/ ジョン=ショーエンヘール 絵/ 工藤直子 訳 『月夜のみみずく』 偕成社、1989年。
「どうやら原書は詩らしい。森の空気や女の子の気持ちが伝わってくる訳。」(76/100 絵本)

★ とよたかずひこ 作・絵 『どんどこももんちゃん』 童心社、2001年。
「リズミカルな擬態語が楽しい。ボラで読むときはかなり練習が必要。」(13/100 再読)

いちかわくみこ 作・ひろのたかこ 絵 『ねんねのうた』 佼成出版社、2011年。
「久し振りに読んだら懐かしい気持ちに。お母さんが癒される絵本。乳児向けののおはなし会でも。」(14/100 再読)

エドワード・アーディゾーニ 作・せたていじ 訳 『チムとゆうかんなせんちょうさん』 福音館書店、1963年。
「読むと自分がトムになった気分になる。訳もいい。年長~小3くらいまでOK。」(15/100 再読)


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