今日は子どもの読書活動推進フォーラムで、
作家の林真理子さんの講演があったので、行ってきました。
林真理子さんの娘さんが本を読まない話題で盛り上がり、
作家の娘で、小さいころから読み聞かせをしていても、
子どもが本好きになるわけではない現実を知り、なんだか肩の荷が下りました。
「子どもに読み聞かせをしましょう!」といったことを語られるより、
悩んでいることを語られる方が、「有名な作家さんでも育児に悩んでいるんだな~」
と思うと、林真理子さんも作家でありながら、母親なんだと再認識させられ、
勝手に「わかります~!」といった、仲間意識を持ってしまいます。
私だけじゃないんだと思うと、すごく気持ちが楽になるのです。
けれど、育児でクヨクヨするので終わらせずに、
悩みを小説のネタにしてしまうのだから、さすがです。
長続きする仕事は、快感がないと続かないとおっしゃっており、
読み聞かせボラで言うなら、子どもが絵本とつながった時など、
快感だよなぁと思いながら、講演を聞いていました。
では、毎日のように更新しているブログを書くことで、
どんな快感が得られるかを考えてみました。
やっぱり読者の方から「私も読み聞かせしています!」「いつも読んでいます!」
「いい刺激を受けています!」などといった意見をもらったときでしょう。
自分が書いたものが、人の原動力や楽しみになっていたら、嬉しくありませんか?
私は神様ではないので、やっぱりそうした声は励みになります。
コメントがなくても、ランキングで応援してもらったりすると、
こんなマニアックなブログを応援したいと思ってくれる人がいるなんてと思うと、
嬉しくなるんです。
コメントやランキングを上げることが、ブログを書く目的じゃないのですが、
周囲の応援や心の支えになっています。
子どもへの読み聞かせだって、コンスタントにやったところで、
目に見えた効果が出てくるかといったら、かなり疑問ですが、
もともと効果のようなものを求めていないですが
読み聞かせを通じて、子どもと通じ合えた瞬間は最高です!!
あの瞬間が忘れられなくて、読み聞かせをしているといってもいいくらいで、
親が楽しいから絵本を読んでいるぐらいが、ちょうどいいと思いました。(1)
最近は息子の読書について、悩むことが多かったのですが、
今日の林真理子さんの講演から、いいヒントを得ることができたので、
参加してよかったです。
自分が心の底から「楽しい!!」「やりがいを感じる!!」
と思うことは、今後も気長に続けていこうと思いました。
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【注】
(1)過去ログ
「今は親子で本を楽しめたら、それで十分」 参照。
【今日読んだ本】
★ 得田之久 文・織茂恭子 絵 『かくかくしかく』 童心社、2009年。
「四角が何かに変身する。1月や5月の幼児向けのおはなし会に。シリーズ本。」(78/100 絵本)
中川洋典 作・絵 『きいてるかいオルタ』 童心社、2013年。
「絵がとてもいい。これを読むと自分を変えることができる気持ちになる。」(79/100 絵本)
得田之久 文・織茂恭子 絵 『まるまるころころ』 童心社、2007年。
「まるが何かに変身する。春の幼児向けのおはなし会に。おそらくシリーズの中で一番人気かと。」(18/100 再読)
中川ひろたか 文・奥田高文 写真 『てんとうむし ぱっ』 ブロンズ新社、2009年。
「しゃくとりむしの手遊びの前に読むことの多い写真絵本。赤ちゃんもOK!」(19/100 再読)