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MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

子ども達が小さい頃から、絵本の読み聞かせを続けてきた、本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

絵本の読み聞かせの“MAYU CLUB” ~学校司書まゆみの絵本棚~ へようこそ!!

“MAYU CLUB” ~まゆみの絵本棚~ は絵本の読み聞かせにハマったMAYUが、絵本やインテリア、自分の育児などについて思ったことを綴っています。 大学1年の息子と中2の娘の母で、現在は学校図書館で司書として働いています。

戦争文学

2003年10月09日 | 大学院修士2年(通学)
私が院をお休みしている間に、発表する作品が自動的に決まってしまいました…
作品は、大岡昇平の『野火』でした。

正直、戦後作品には興味もなく
また気難しい作品かぁ~と、半ば諦めていたのですが
読んでみたところ、hitしました!!

日本史も嫌いで、受験期に覚えたことはすべて忘れてしまった私ですが(それでは国文学なんてできないんですけど・・・)
この作品は、戦争のときの状況が、ありありと伝わってきました。
日本史で覚えた頃より、もっともっと「ナマ」の戦争という感じで、もう「歴史的事件」のようになってしまった戦争のときの辛さなどを、こういった作品を通じて知ることができて、とても嬉しく思いました。

「歴史を文学から知る」

という言葉がピッタリというか、日本史の授業のときに、作品を一緒に読んでいったら、生徒達も戦争に対する考え方が変わるんじゃないかなぁと…

食わず嫌いじゃだめですね。
体調を崩していたことも、まんざらじゃなかったのかも?!