戦争文学 2003年10月09日 | 大学院修士2年(通学) 私が院をお休みしている間に、発表する作品が自動的に決まってしまいました… 作品は、大岡昇平の『野火』でした。 正直、戦後作品には興味もなく また気難しい作品かぁ~と、半ば諦めていたのですが 読んでみたところ、hitしました!! 日本史も嫌いで、受験期に覚えたことはすべて忘れてしまった私ですが(それでは国文学なんてできないんですけど・・・) この作品は、戦争のときの状況が、ありありと伝わってきました。 日本史で覚えた頃より、もっともっと「ナマ」の戦争という感じで、もう「歴史的事件」のようになってしまった戦争のときの辛さなどを、こういった作品を通じて知ることができて、とても嬉しく思いました。 「歴史を文学から知る」 という言葉がピッタリというか、日本史の授業のときに、作品を一緒に読んでいったら、生徒達も戦争に対する考え方が変わるんじゃないかなぁと… 食わず嫌いじゃだめですね。 体調を崩していたことも、まんざらじゃなかったのかも?!