中山開催過去10年の傾向
・7歳以上【2-1-1-27】6.5% 9.7% 12.9% 108-46。1着はテイクオーバーターゲット、ロケットマンの遠征セン馬、3着はダイタクヤマト、キンシャサノキセキでともにスプリントG1勝ち実績馬。
・休み明け6戦以上【0-0-1-31】0.0% 0.0% 3.1% 0-7。3着1回はビービーガルダン。
・休み明けで来る日本馬は前走G1で、かつ自身もすでにG1を勝っている馬。
・来るのは前走重賞のみ。
ラッキーナイン
セントウルS2着からの臨戦過程は昨年のグリーンバーディーと同じ。日本の馬場への適性は前走で見せたし十分好勝負可能だとは思うが、昨年のグリーンバーディーが馬群をさばききれず良い所がなかっただけに脚質が似ていてかつ内枠を引いたこの馬がどういう競馬をするか。進路さえ取れれば上位。
ケイアイアストン
3走前のバーデンバーデンCでこのコース勝ちの実績。実績的には劣るが内枠を生かしてロスなく立ち回れば3着くらいに突っ込んできてもおかしくないと思うのだが。
パドトロワ
前走カレンチャンとタイム差なしの割に人気がない。確かに中山は1度負けているが阪神での勝ちがあるから坂がダメということはないだろう。前目のポジションを取れる馬だし、3連携のヒモくらいには入れておきたい。
エーシンリジル
休み明け6戦以上に引っかかるので消し。
ロケットマン
これまでも来日しようとしたもののアクシデントで来られなかった陣営にとっては念願の一戦だろう。もともと低調な近年の日本のスプリンターとは力差が大きすぎるし、早めの来日で状態も万全だろう。あとは直線の急坂だけが鍵だが、少なくとも「非力なタイプ」ではないので、やってみなければ分からないものの事前に割り引くほどの材料とはならないと見る。
サンカルロ
スプリントG1で2度馬券になっているが1度は昨年のこのレースで4着から繰り上がりでの3着だから実質今年の春の高松宮記念のみ。1200よりは1400の方が良いタイプで、ここはベストな条件ではない。思ったより人気しているのであまり馬券的な妙味もない。
フィフスペトル
京成杯AHを1分31秒台で勝ち→スプリンターズSといえばゼンノエルシドを思い出してしまう。あの時よりは人気もないし、こちらは1200の実績もあるので買う価値はあると思うが、さすがにゆったりしたペースに慣れているだけに、しんどいことには変りないと思う。
ダッシャーゴーゴー
過去3回の叩き2走目が【0-0-0-3】。それも休み明けからの着順が4着→8着、2着→11着、1着→4位入線11着降着と大きくパフォーマンスを落とす傾向があり、人気ほどの信頼度はないと見る。
ヘッドライナー
直線急坂のあるコースは【0-1-0-10】と今年のCBC賞2着が最高着順。ハナ切ることが絶対条件だけにG1のこのメンツ相手となると展開的にも厳しいか。
カレンチャン
着差こそわずかだが重賞3つを含む4連勝中。サマースプリントチャンピオンに王手をかけてはいたが、対象レースは2つしか使っておらず、「夏に使いすぎての消耗」というより理想的なローテーションでここを迎えられた。父クロフネの牝馬ということでスリープレスナイトともイメージが被る。
トウカイミステリー
数自体あまり使っていないが、直線に坂のあるコースは未勝利。それほど後方一気がズバっと決まるレースでもなく、厳しいか。
アーバニティ
年齢と休み明けが過去データからマイナス。後この馬自身、2桁馬番では【1-0-0-8】と苦戦。
ビービーガルダン
年齢面で引っかかってマイナス。
エーシンヴァーゴウ
若干夏に使い過ぎなのと、急坂の中山でファルブラヴがどうよ、という感じだがこの馬自身阪神で重賞買っているのであんまり気にしなくていいのかも。人気がないし3連ヒモ程度には。
サンダルフォン
過去傾向から年齢面と休み明けからのレース数ででアウト。中山【0-0-0-8】という戦歴もマイナス。
グリーンバーディー
昨年がセントウルS2着→スプリンターズS7着。で今年がセントウルS4位入線14着降着からの本番。昨年のスプリンターズSも後ろから行く脚質が災いして差せなかった印象で、前走も外に持ち出す時のアクションが降着の原因になったようにいかにスムースに差して来れるか、差せるなら昨年セントウルSの再現があってもよく、だとすれば枠なりに馬群の外に付けられるこの枠はかえっていいのかもしれない。
◎ロケットマン
◯グリーンバーディー
▲カレンチャン
△ラッキーナイン
注エーシンヴァーゴウ
☆ケイアイアストン
ロケットマンには逆らわない方向で。こんだけ被ってるなら馬単2着付で遊んでも面白い気はするけど、馬券は3連複で◎－◯▲△－◯以下印のないとこまで、を21点。これ書いてる時点で4通りほどトリガミの組み合わせもあるけど、まあそれはそれで。
