名馬電機社長の事業報告という名の日記

一口とか写真とかご贔屓応援とか。

小倉オフ2008冬(「小クラ」シックパーク編)

2008年02月15日 | 競馬
2月9日から10日にかけて行われた
「冬の小倉でふぐ食べて、毒にあたらず馬券を当てよう1泊2日ツアー・オフ」
のレポート、その2です(その1はこちら)。

2/10(日)

前日(といってもこの日の午前3時頃だが)は特に時間も決めず別部屋のキュンさん、T氏と別れた私とホッツィーさん。

「とりあえず9時くらいにアラームセットしておきますか。」

ということで9時にセットしたはずが、予定より早い時間に鳴った電子音で起床。
おかしいな、と思っていたらホッツィーさんの携帯電話の音とのこと。
まあおかげで早めに東京競馬の中止も確認できたし、
京都、小倉の早めのレースの馬券も、ゆっくりとPATで購入できたので
9時前に起きて、正解だったんですけどね(時間をもてあますこともなかったし)。

メールで別部屋のお二人に連絡を取ってみると、
コチラの方が早めに出発体勢は整いそうだったので、
出発準備をした私とホッツィーさんがキュンさん&T氏部屋へ向かうことに。
列車で全国各地を旅することがライフワークみたいになっちゃった関口知宏のお父さんや
わざわざCGのはめ込み画像で出演する大沢あかねのおじいちゃんを横目に見つつ
その日の競馬のことなどを雑談。
途中で
「キュンさんと同じ馬券を買って幸せになるにはキュンさんより(金額を)多く賭けるしかない」
というT氏の「我思う、ゆえに我あり」並みの哲学的発言も飛び出す中、
出発準備が整ったのでみんなでエレベータに乗り込む。

と、全員がエレベータに乗り込んだので私が「閉」のボタンを押そうとした、その時であった。
「あっ、スリッパ!」
とT氏が言うので、天井からスリッパでも降ってきたのかと思ったが(ウソです、思いませんでした)
そんなことはあるはずもなく、足元を見るとT氏が部屋履きのスリッパのままで
エレベータに乗り込んできていた。
T氏の靴と物々交換するには釣り合わない様な、どこにでもあるスリッパだったので
T氏はあわてて部屋に戻って履き直して来ることに。
ただ今思えば、この1分足らずの出来事も、後々のミラクルな遭遇のためには必要な時間だったのだ。

我々がまず向かったのは一蘭というラーメン屋さん。
全国にチェーン店を構えるラーメン屋さんだがこの界隈屈指のラーメンマニアであるkynthiaさんが
「他のチェーン店とは違う。」
という本場の味を食べるため、ブランチに。
入り口で食券を買い、競馬のゲートのような一人一人の席が区切られた席に座って食べる店内。
ラーメンの味は、おいしかった。
ただ麺類に関して
パスタ>蕎麦>冷麺>うどん>ラーメン>素麺
くらいのランク付けの私としては、さしたる感動がなかったのも確か。
他の店のラーメンをほとんど食べていないから、
「他と比較してのおいしさ」を体感で気無いからなんだろう。
それともう一つは店内の内装の問題。
前述したような客の回転効率を上げるような内装(表向きは一番おいしいタイミングでラーメンを食べるため、という事になっているが)
は、「誰と食べるか、という事も含めた場の雰囲気もおいしいと感じるかどうかの重要なファクター」
と考える私には向かないシステムであったのかもしれない。
とはいうものの、この客に長居をさせないシステムも、後々のミラクルな遭遇のためには必要なものだったのだ。

で、小倉駅から競馬場へ向かうモノレールに乗り込んだ我々。
席は適度に埋まり、4人が並んで座れるような空き具合ではなかったので
キュンさんとホッツィーさんが並んで座り、私とT氏が扉付近に立った状態。
私がT氏と、「今思い出しても何を話していたのか思い出せない程度の話」をしていると
我々が立っている扉(ホームと反対側)のちょうど反対側の扉から1組の男女が乗車してきた。

「あー、大きな鞄を持って、あの人たちも小倉に遠征に来たのかな?」
ん?っていうか、この人達どこかで見たことあるな……………!!!!!」

すっ、すっ、すっ、須田鷹雄さんぢゃないですかーーー!!!

で、もって一緒にいた女性は………

おっ、おっ、おっ、岡部玲子さんぢゃないですかーーー!!!

※須田鷹雄氏、岡部玲子嬢をご存じない方のための参考ページ

ぎょげげげげ~、ってなもんである。
毎週のようにグリーンチャンネルでご尊顔を拝しているお二人が目の前、
同じ電車の、同じ車両の、同じ位置の向かい合ったドアの前に居られるのだ。
とりあえず私は横に立っていたT氏にお二人がいることを教えるが、
T氏のリアクションはイマイチ。
まあグリーンチャンネルに入っていないとそんなに頻繁に見ることもないし
私よりもミーハー度合いの低い(と思われる)T氏だから仕方がない。
クールなT氏とは反対にパニック状態の私は、何とか気持ちを落ち着け、
お二人の会話が一段落した頃合いを見計らい、思い切って話しかけてみた。

社「あのぉ、須田さんと、岡部さんですよね。」
須・岡「あ、はい。」
社「いつもグリーンチャンネルで拝見しております。」
須・岡「ああ、ありがとうございます。」

と無難に切り出すことに成功したワタクシ。
こうなったらモノレールの車内という、いわば密室空間だから
競馬場前駅に着くまで、いろいろな話をすることに成功。

社「全公営競技場踏破、おめでとうございます。」
須「ありがとうございます。」
社「あのレース、オッズパークで買ったんですけど、3連単当てさせていただきまして、ありがとうございました。」
須「あ、そうなんですか。それはそれは。」
岡「えーっ、スゴーい!」

社「『競馬コンシェルジュ』も拝見してます。OPの映像で須田さんだけ『ライドオン』の映像使ってますよね。」(←なぜここでそういうどうでもいい話題を振るんだ、私)
岡「あれ、そうでしたっけ?」
須「そう。あれ一回目撮った後に差し替えると思ったのに。」
社「古谷さんと棟広さんはSPのときの映像使ってますからね。」
岡「良く観てますね~。」

須「やっぱり毎週(小倉競馬場に)来られてるんですか?」
社「いや、実は私も大阪からたまたま遠征してきてまして…」
岡「へー、そうなんですか。」
社「で、いつもはTARGETで予想してるんですが、パソコンを持ってこられないのでこういう風にTARGETをプリントアウトしてもってきているんですよ。」(おもむろにTARGET競馬新聞を見せる私)
須「へー、今TARGETって印刷したらこうなるんだ。」
社「TARGET競馬新聞としてpdf形式で出力できるんですよ。血統で予想するんでこの系統の色分けが(予想する時に)欲しいんですよね。」

と、完全な世間話をしてしまった私。
そりゃ今思えば色々と聞きたい事とか、話したい事は思いつくが
いきなり目の前に現れて、とっさに出てくるものではない。

で、モノレールを降りたところでお二人と別れたが
当然T氏やキュンさんに
「何でプチグリーンチャンネルになってるんですか」とか
色々と言われるわけで。そんな中、T氏に
「何で『大優勝者です』って言わなかったんだ。」
と言われたときには、
「しまったーーーーー!」
と思った。コーナー違えど、須田氏も担当していた番組の中で私が
最も光り輝いた瞬間ではないか。その光り輝いていた人物だと(それ程のものでもないけど)
どうしてアピールしなかったんだと、激しく後悔。
ただ、そういう後悔はあったものの、トータルすれば
グリーンチャンネルでご尊顔を拝しているお二人と話をしたという事だけで大満足であるから

「今日はもう馬券当たらなくてもいい!」

と競馬場到着と同時に言ってしまったのは、当然の結果である。

で、競馬場に先に到着していた空知さんと合流していよいよ競馬観戦。


…なんだが「馬券当たらなくてもよい。」
と言ったからかどうかはわからないが、私の馬券成績はサッパリ。
空知さんは狙った複勝を諭吉で取られていたし、
ホッツィーさんはコツコツと当たりを量産されていたし
kynthiaさんは京都メインからラスト3レースで好配当を連チャンゲットされていた。
結局「TARGET開いたり、チャットに参加して
モンさんやビスさんが崩壊している状況を我々に報告したり、
結婚式に参列していたヴィルさんからの予想メールを受け取ったりで、
現地競馬をほとんど堪能しているようには見えなかった」T氏と私が惨敗モード。

しかし、そんな悲惨な馬券を量産し続けている間に
須田氏、岡部嬢に現地で合流された三遊亭五九楽師匠と内藤裕敬氏が加わった
「プチ・クラシックパーク」な面々と2度も遭遇。

1度目こそお互い軽く会釈した程度だったが
2度目の遭遇時は再び思い切って話しかけてみた私。

社「(今日の調子は)どうですか?」
岡「いや~。」
須「今のレース(小倉7R)で浜中騎手(岡部嬢お気に入り騎手)が4着になったから…」
T(キュンさんのほうを差しながら)「この人が買ったからですよ。この人全然小倉当たらないんですよ。」
岡「ちょっと、やめてくださいよ~!」

と、ちょっとした奇跡のコラボレーション(バラエティ番組的表現)を実現してしまった我々。
で、私はこの機を逃してはなるまいと、須田氏に
「実は私、去年の英国クラシックアンティポストの大優勝者なんですよ。」
と光り輝いていた人物であることをアピール。すると
「ああ、そうなんですか。今年も淑子さんの方で何かやるんじゃないかな?」
と若干「それを俺に言ってどうする」的リアクションが28%ほど含まれてはいたものの
さすが有名人、そつなく返答していただき、私としては「もうお腹いっぱい。」状態。

というわけでこの日トータルで2諭吉ほどやられて、馬券収支的には最下位だったものの
「クラパメンバー1人当たり5000円で4人に会えたと考えればお安いもの。」
と考えて、ほとんど応えていない私。むしろ気持ち的には大勝ちしているくらいであった。

ちなみに須田氏の当日の日記はコチラ
ま、「声をかけた来場者の皆さん」のうちの一人なんで、登場したといえばしたことになるのか。

で、最終レース後、小倉駅までモノレールで戻り、
電車の時間があるホッツィーさんとはそこでお別れ。
その後大阪組+空知さんの4人は軽い食事+小倉駅周辺でお土産探し。
30分ほどお土産探してさ迷い歩いた後、空知さんとお別れして新幹線で帰阪。

以上が今回の「冬の小倉でふぐ食べて、毒にあたらず馬券を当てよう1泊2日ツアー・オフ」のレポート。
「小クラ」シックパークの部分を除いても大変楽しい旅だったというのが感想。
参加者の皆さん、お疲れ様でした&ありがとうございました。

写真は小倉で誘導馬をしている小倉大王・メイショウカイドウ。
ちなみにメイショウカイドウがパドックに出るたびに
「メイショウカイドウが一番良く見える。」
「っていうかこのメンバーなら普通に勝ちそう。」
「騎手があの人(誘導場に乗ってる人)でも勝てる。」
「休み明けのスキャンですよ!」
「しかも芝→ダート替わりで距離短縮のスキャンですよ!!」(D1000のレース時)
などと言っていたのは想像に難くないだろう。
コメント (5)
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