名馬電機社長の事業報告という名の日記

一口とか写真とかご贔屓応援とか。

皐月賞展望

2005年04月16日 | 競馬
ライブドア、フジ子会社のブログを停止

この見出しを見たとき
「ライブドアが峰不二子の経営する会社のブログを停止したのか」
と思ってしまった人は全国で15万人はいたのではないか(推測)。

そんなことはどうでも良くて、皐月賞である。今年の皐月賞を語る上で
絶対に避けて通れないのがディープインパクトである。
デビューから3戦3勝。いずれも後方から大外を回って一気に加速し
まとめて差しきるという名前どおりインパクトのある勝ち方。
前売りでもダントツ人気になっており
「ナリタブライアン以来の三冠馬」
などと気の早い意見も飛び出している。
私のこの馬に対する評価は普通の強い馬である。
決して世間で騒がれているような怪物ではないと考えている。そして今回の皐月賞では勝つことはないと見ている。理由は次のようなもの。
1.これまでのレースはいずれも少頭数で後方ひとマクリという競馬がしやすかったが、今回はフルゲート18頭の多頭数で大外を回るとこれまで以上の距離ロスがある。
2.小回りの中山2000は三冠レースでもっともごちゃつきやすく、特に後方から競馬をする馬にとっては不利を受ける可能性が高いレースである。
3.これまで3戦と違い今回は内に先行したい馬が揃っている。すると必然的にペースが速くなり、追走に脚を使う分、末にこれまでどおりの脚が使えるか疑問。
4.近年の皐月賞は圧倒的に内枠+先行馬が有利。にもかかわらずディープは外枠の差し馬。

以上の4点からディープインパクトの1着は無いと見る。もちろんディープが怪物で
諸条件を吹っ飛ばして勝つ可能性もあるが、オッズが付かないためハイリスクローリターンである。

ではどの馬を買うのか。上記4.に書いたとおり、近年の皐月賞は内枠+先行馬が有利。そうやって見ると浮上するのがビッグプラネットである。
ここまで2戦2勝で前走はマイルのG3アーリントンカップをスピードの違いで逃げ切り。
抜群のスタートセンスとスピードの持続性に優れており、皐月賞にはもってこいの馬。
2000の距離経験は無いが父ブライアンズタイムからただのマイラーとは考えにくい。
仮にただのマイラーでも昨年の皐月賞馬がただのマイラーくさいダイワメジャーであることを
考えれば、ここを勝ってもおかしくない。
ただ多くの人が鞍上のヨシトミをG1で買うことに抵抗を覚えるだろうが
そこを差し引いても本命にするだけの魅力ある馬だと判断した。

対抗はコンゴウオリキシオー
前走若葉Sは3着だが、あれはスローの瞬発力勝負になったためで、平均より速い流れになればこの馬の特性は活きる。
血統からマイラーという可能性も高いが、そこはビッグプラネットに対する見解にあるとおり、私としては問題ではない。山内厩舎がダンツキッチョウをダービーに標準をあわせここを回避したのも
皐月はコンゴウリキシオーで勝負になると見たからだろう。

単穴はマイネルレコルト。前走弥生賞3着は3強の中で唯一の休み明けで、道中掛かったこともあり、一歩及ばなかったが、使って良くなるタイプであり、叩き2走目の今回は上積みあり。
さらにいえば前走のようなスローのレースより、今回予想される平均より速い流れの方が
向いているのは朝日杯での競馬を見れば明らか。

ヴァーミリアンの前走大敗は甘い仕上げと慣れないハイペースの中、外枠から追走に手間取ったせいだろう。
ハイペースにはまだ不安はあるものの、内枠に変わるのは好材料。皐月賞3年連続連対中のデムーロ鞍上も心強い。

過去のレースから内枠→連対、外枠→3着のアドマイヤフジ、トライアルでそこそこ好走した前で踏ん張る脚質のダート実績馬という昨年のダイワメジャーにイメージがかぶるダイワキングコン、先行すれば怖いパリブレスト。といったあたりがヒモ候補。
コメント
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