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ロンドンから徒然に

Ghost Town

2014-12-01 | 日常
 「ゴーストタウン」というのは、かつて人が住んでいたにもかかわらず今や無人となり、その痕跡のみが空しく残されている場所…と通常は定義されるはずだけれど、ロンドンの一部では、所有者がいるにもかかわらず、最初から“住”民がいない超高級住宅のある場所がそう呼ばれる。

 この「所有者」というのがロシア人や中国人の大金持ちで、現地を見ることさえせずに、郵便番号だけを見て投資目的で買うというのだから驚く…というか呆れてしまう。
 市内の物件は毎年20%を越す勢いで高騰し、円安のせいもあるけれど、換算すると平均価格が1億円近くにもなってしまう(それでも手に入るのがワンベッドルームなんて聞くと驚くよね)。
 一体誰のための“住”宅なんだろう。



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