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ロンドンから徒然に

走ることについて.....

2009-02-13 | 文学
 うちの体重計はいい加減な奴です。3回乗ると3回とも数字が違っていたりして、一体どれを信用していいのか分かりません。でもまぁいずれにしても、今までのように何にも気を遣わずに好きなだけ飲み食いして運動もなし、というわけにはいかない年齢になってきました。
 でも“飲み食い”を我慢するのはいやなので、そうなると運動するしかありません。

 隣の墓地(いや、ここはどちらかというと怖くはなくて公園の雰囲気です)を走るのもよし、ちょっと遠出してテムズ川沿いを走るのもよし、などと思って、何でも型から入る僕は(笑)とりあえずウェアを買ってきました。
 その途端に例の大雪、そして出張と続き、やっと戻ってきたら今度は毎日雨、言い訳ばかりが続いて結局そのままです(苦笑)



 そんな時に近くの本屋の店頭で見つけた珍しい本、村上春樹の『走ることについて語るときに僕の語ること』の英語版。いや、それ自体ならいやというほどあちこちで見かけるのですが、これはどうも特別な限定版のようで75部しかコピーがなく、しかもサイン入りだと書かれています。
 200ポンドですから、高いには違いないのですが、先日NYで見つけたロバート・フランクのサイン入り写真集なんて20万円以上していましたから(買ってませんよ)、同様にサインすることの殆どない村上春樹のものなんて相当価値があるに違いありません。
 ...なんて思っている間に売れてしまいました。やっぱり買っとけばよかったな。



 ところで、この『走ることについて...』が最初にこちらで出た時に見かけた表紙ですが、春樹氏が上半身裸で、走る前(か後)の屈伸運動か何かをやっている写真が使われていたのです。これはちょっと...と思っていましたが、
 これもすぐに店頭から消えてしまい、別の表紙に変わってしまいました。

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