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ロンドンから徒然に

春が楽しみ

2008-02-20 | 日常
 前回10年以上前に初めてロンドンに赴任したのは9月下旬のことでした。その時点ではまだしも秋の情緒を楽しむ余裕もあったのですが、それからだんだんと冬に突入です。
朝8時になっても夜が明けず、午後4時ともなると真っ暗になり、日本語で話す相手もいなくて、国際電話はしょっちゅうかけられるほど安い値段ではなくて、今みたいにインターネットが一般に普及しているわけでもない…
 街を歩く人たちも険しい顔をしていました。今と違って厳しい経済状態で失業率も高かった頃なので、そんなこともイメージに重なっていたのかもしれません。

 今回は二度目とあって、自分の中にも余裕があるし、イギリスは(最近またおかしくなっていますが)経済も好調で、心配した冬の寒さも一時期を除いたらそれほどでもなく、その意味では過ごしやすいです。
 ただ、その経済の好調さがこちらにとって裏目となっているのが、ポンド高と物価の高さです。まともに計算すると何にも買えなくなるので、本当に欲しいものにはもう目をつぶることにしました。
 
 さて、もう2月も半ばを過ぎて、春がもうすぐ訪れます。ロンドンの春は本当に綺麗なんですよ。大切に手入れされた庭の木々が咲き誇り、それこそ一斉に絨毯でも敷かれたかのように街の色合いが変わります。
 郊外がこれまた素敵なんですね。もう日本にないんじゃないかと思われる“春の小川”そのものの姿が残っているし、鳥たちのさえずりも綺麗です。行かなくちゃ!
 でも、前回は西川の運転にお世話になったのですが、実は僕は免許を持ってないんですよ。さて、どうしよう。


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