年明け前から随分と天気予報には脅かされていたので、外出の際は多めに着込んで出たせいか、それほど寒くも感じませんでした。幸い快晴が続いているロンドンの新年です。
今日は久し振りにナショナル・ギャラリーに行ってきました。
トラファルガー広場に着くと、クリスマス・ツリーはさすがに大分みすぼらしくなってきています。そろそろ取り払われるのでしょう。
いつもと光景が少し違うなと思ったら噴水が出ていません。さすがにお正月はお休みなのかと思ってよくみたら、何と池が凍ってしまっています。やっぱり寒いんだな。
さて、ナショナル・ギャラリー、昨年末からちょっと変わった展示を行っています。
The Hoerengracht(直訳すれば“紳士達の運河”とでもなるのでしょうか?)と名付けられた展覧会なのですが、実はオランダの(悪)名高いRed Light District、つまり俗に言う“飾り窓”を再現しているのです。
ハンブルグのレーパーバーンと並んで有名なこの合法的な売春地域、既に観光地化していて実際には物見遊山の観光客が多く、女性の姿もたくさん見かけたりします。
しかしこの展覧会の人形達には顔に直接ガラスの枠が嵌められ、顔や部屋のあちこちにしたたり落ちる糊状の液体が見えます。それらが単純な好奇心をぴたりと遮断して、頭の回路を別の思考に切り替えさせます。
Ed(彼はもう亡くなっています)とNancyのKlenholz夫妻が5年かけて作り上げたというこの芸術で問いかけたかったものは何なんでしょう?
今日は久し振りにナショナル・ギャラリーに行ってきました。
トラファルガー広場に着くと、クリスマス・ツリーはさすがに大分みすぼらしくなってきています。そろそろ取り払われるのでしょう。
いつもと光景が少し違うなと思ったら噴水が出ていません。さすがにお正月はお休みなのかと思ってよくみたら、何と池が凍ってしまっています。やっぱり寒いんだな。
さて、ナショナル・ギャラリー、昨年末からちょっと変わった展示を行っています。
The Hoerengracht(直訳すれば“紳士達の運河”とでもなるのでしょうか?)と名付けられた展覧会なのですが、実はオランダの(悪)名高いRed Light District、つまり俗に言う“飾り窓”を再現しているのです。
ハンブルグのレーパーバーンと並んで有名なこの合法的な売春地域、既に観光地化していて実際には物見遊山の観光客が多く、女性の姿もたくさん見かけたりします。
しかしこの展覧会の人形達には顔に直接ガラスの枠が嵌められ、顔や部屋のあちこちにしたたり落ちる糊状の液体が見えます。それらが単純な好奇心をぴたりと遮断して、頭の回路を別の思考に切り替えさせます。
Ed(彼はもう亡くなっています)とNancyのKlenholz夫妻が5年かけて作り上げたというこの芸術で問いかけたかったものは何なんでしょう?