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ロンドンから徒然に

ひとりのフレンチ

2010-01-28 | 旅・イベント
 ロンドンに戻って来た途端に、また税金やら何やらの事務仕事に追われて(締め切り間近!)その上この寒さ。カンヌでの、コンファレンスが中心とはいえ、音楽三昧がもう随分昔の話の感じがします。

 CDも買い漁ってきました。イギリスにはあまりフランスのポップスは紹介されないので、できるだけ新譜で面白いものを見つけようと思うのですが、まともに動かない試聴機が多いのにびっくり。
 うまく希望のCDを選べなかったり、片方の耳からしか聞こえないヘッドフォンだったり......初めは僕の操作方法が悪いのかと思っていましたが、隣でフランス人が大きな声で悪態を吐いていたので(笑)やっぱり機械のせいだと思います。

 フランスで次の楽しみはやっぱり料理かな。フランス料理は好きなんですが、困るのはひとりでテーブルを予約するのが気が引けることですね。
 その中でこのレストランは、気軽に入れてわりと美味しいんですよ。いちいち“田舎風”と書いているようにどれも見かけは地味で素朴な料理なんですけどね。いつも流行っていますが、早い時間に行けば大丈夫です。



 アラカルトはなくて、メニューだけです。
 まず小さなグラスにシャンパンが注がれて、前菜は自家製のテリーヌとハムとサラダを自分で好きなだけ取ります。と言っても僕の胃袋じゃたくさんは食べられませんが。
 続いてサーモンのマリネがウォッカと一緒に供されます。この組み合わせが合うんです。ちなみにハーフボトルのワインはメニューに組み込まれています。



 メインはいくつかから選べるようになっていますが、今回は兎の腿肉のマスタード・ソースにしました。



 なんて書いているうちにまた食欲が出てきました。真夜中なのにどうしよう(笑)