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ロンドンから徒然に

ケルンと言えば

2010-01-19 | 旅・イベント
 実は今、仕事でケルンにいます。
 例のテロ未遂騒ぎ以来、空港でのセキュリティ・チェックが厳しくなっているとのことなので、念のため早めに着くようにしました。それなのに…..というより、僕にとっては“いつものこと”のように感じるのですが、掲示板に出発遅れの表示が書き換えられること3回、予定よりも2時間近く遅れての出発(当然到着も遅れますね)になりました。

 おかげで昼食を取る時間が取れず、早起きで朝食の時間が早かったこともあって、余計におなかが空いてきました。もう頭の中は……そうケルンと言えばケルシュでしょう。
 これ、シュタンゲという細長いグラスで供されるのですが、量にして200mlくらいの小さな容量ですので、お酒の強い人ならさて何杯になるのやら。その数は次々とコースターにペンで引かれる棒線の数で勘定されます。
 こうして早めの夕食を、これまたケルン特有のソーセージ類とチーズ類の前菜で楽しみました。すごく素朴に見えますが、これけっこういけるんですよ。




 ともかくこういった状況だったので、“ケルンと言えば”の回答はケルシュになりましたが、やはりなんと言っても有名なのは大聖堂でしょう。世界遺産に登録されたことで知名度もぐっと上がり、ゴシック様式の建物としては世界一というこの建物、今日も街の中で威風堂々と聳えていました。