気の向くままに2

その日の気分で、思いついたことを書いていきます。

さるぼぼ?

2009-12-04 21:46:29 | yaplogから

子供の頃朝市通りに住んでいた我が家の隣は床屋さんでした。
ちなみに我が家は戦前馬の蹄鉄やさんだったとか。

聞いた話では、
当時の農家では田んぼを耕すのにどこの家でも馬を使っていたので、
朝市の日の蹄鉄やさんは
近隣の町や村から馬を連れてくるお客さんで溢れていて、
とても繁盛していたそうです。

大きなスーパーが近くになかった私の子供の頃も、
朝市の日はいつも沢山の人で通りは賑わい、
お隣の床屋さんは朝市帰りに髪を切るお客さんでいっぱいでした。

私は漫画を読むためにお隣に入り浸り状態(笑)。
お店の2階には古い漫画が積まれていて、まるで宝の山。
そこから掘り起こして昔の漫画を読むのは至福の時でした。

今は実家が引っ越してしまったのでお隣ではないのですが、
それでも親戚同様のお付き合いは続いています。

その「お隣」のRお姉さんから手作りのお人形を頂きました。
実家から離れている私、
もちろん直接会ったわけではないのですが、
母が「これ、あなたにって」と預かってくれました。

最初は「どこに飾ろう?家の居間には合わないかな?」と思っていた私ですが、
出窓のところに置いてカーテンの開け閉めの度に見ているうちに、
なんだかこの人形に捨てがたい魅力を感じるようになりました。

たぶん飛騨のさるぼぼから派生したお人形だよね。
赤い色と手足を踏ん張っているような造形が元気をくれる感じがします。
災いが「さる」、家族「えん」満のお守り、いいことがありますように。