満天の星空が見たい!

温泉旅がメインの生活。酒とグルメとミステリ小説、ごくたまに失恋の話。

みちのくひとり旅、温泉を考える…その➁ 東の横綱鳴子温泉

2017-05-14 12:55:21 | 旅行
見よ、この鮮やかなブルーを!その上に油膜が無数浮かんでいる…


初日は宿に19時に入り、急いで風呂に向かった。源泉かけ流し、24時間いつでも入れるのだが、仙台駅で買った牛タン弁当とビールで、長旅で疲れた体に元気を与えたい…そんな気持ちだった(初日は朝食のみのプラン)。2日目は7時半に起きて入浴し、8時過ぎに朝食。それからまた布団に入り、昼前まで眠った。これが連泊のいいところで、午前中はゆっくりできるのがありがたい。

12時過ぎに宿を出て、さあ鳴子温泉を満喫だ!あいにくの小雨模様だったが、最初に向かったのは徒歩5分余りの「旅館すがわら」である。数ある鳴子温泉郷(鳴子温泉、川渡温泉、東鳴子温泉、中山平温泉)の中で、おそらく一番人気の宿(ホテル形式を除く)ではないかと思う。温泉旅館として洗練されており、庄屋風の重厚な造り。館内いたるところで黒光りの柱を目にした。ただ、階段が少し多かったかも知れない。

若いご主人の対応は完璧だった。「日帰りですか?さあ、ご案内します」と、自ら先導し、しばらく館内を歩いた後、「この階段を上がって左が風呂場になっております」と、頭を下げて立ち去った。わずか500円の入浴料でこの対応だから、宿泊しても満足するに違いない。

温泉も素晴らしかった。どうやら一番乗りだったようで、カランの前に乱れはなかった。広々とした浴槽にざあざあと掛け流される不思議な温泉…。入ってすぐは、「ワオッ、緑の温泉だ」と思ったが、浴槽内に入って見ると鮮やかなブルーになっていた。どうやら差し込む光によって色が変わるようで、まるで沖縄の美しいビーチだ。

でもそれだけではないのである。上の写真を見ても分かるように、湯の表面に油膜ができているのだ。これが鳴子の凄さである。宿泊した「東多賀の湯」も強烈だったが、ここもさすがの温泉力だった。朝に宿の風呂に入っており、体から硫黄臭が漂っていたが、この温泉から上がった後は二つの臭いが交わって、表現できない臭いを発し、思わず「おえっ」となった(苦笑)。

しかし、一軒目でダウンはできない。ここで昼食だ。鳴子駅前の蕎麦屋で天ざるとビールを補給し、次の温泉宿へ向かう。距離は知れている。駅から数分歩いたところにその宿はあった。なんと一軒で、4種類の温泉が出るという、温泉マニア垂涎の宿である。-➂に続く。


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2 コメント

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温泉 (仁仁)
2017-05-14 21:46:09
温泉ってあついけど、きもちいですよね。
僕も、旅館の温泉に入るときもちいなと感じます。
これからも、いろんな旅館の温泉に入って見たいと思います。
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ぬる~い温泉が好み (満天の星空が見たい!)
2017-05-14 22:03:19
42度が限界です。夏向きのぬる~い温泉もたくさんありますよ。ぬるかったら、長時間入って、減量?しています。ハハハ…。
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